ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用の工場視察=鳩山首相、「友愛」をアピール

2009年10月21日 00時56分26秒 | 障害者の自立
 鳩山由紀夫首相は20日午後、川崎市の日本理化学工業川崎工場を訪れ、視察した。チョークなどを製造している同工場は障害者を積極的に採用していることで知られ、首相が以前から強い関心を示していたという。
 首相は工場内で視察中、同社のチョークを手に取り、黒板に「友愛 鳩山由紀夫」と書いて自らをアピール。障害者の従業員に「頑張ってね、これからも」と声を掛け、握手を求めていた。
 視察後、首相は記者団に「私はこういう方々(障害者)をそれとなく支えることができるような政治をつくりたい。それが命を大切にする政治だ。感動した」と語った。

厚労省も認識「議員かかわる案件」

2009年10月21日 00時55分03秒 | 障害者の自立
 全国精神障害者社会復帰施設協会(全精社協)の不透明な金の流れの解明に向け大阪地検特捜部は20日、元事務局次長の業務上横領事件に続き、補助金適正化法違反容疑で会長、高野修次容疑者(55)らを逮捕し、組織的な補助金不正の強制捜査に乗り出した。障害者のための多額の公金が、どう使われたのか。特捜部は他の補助金収入も含め、全精社協の不透明会計の全容解明を目指す。

 厚生労働省の07年度補助金3130万円のうち1800万円は08年3月、高野容疑者ら幹部6人の個人口座を経て全精社協の資金(基本財産)に流用され、うち1500万円が栃木県さくら市の障害者支援施設「ハートピアきつれ川」の運営費に使われたという。元事務局次長、五月女(そうとめ)定雄容疑者(58)はこれまでの取材に「上司の指示でハートピアの資金に使った」と説明。08年度の補助金1980万円のうち800万円は、栃木県からの補助金の剰余分返還に流用されたという。

 五月女容疑者や複数の全精社協幹部は特捜部に「申請通りに補助金を使わないことは厚労省担当者も知っていた」と供述。厚労省の複数の職員も任意聴取に「ハートピアの運営が厳しく、補助金の一部が運営費に使われていることは分かっていた」などと説明し、流用は厚労省も認識していたことが判明した。

 一方、五月女容疑者は「催しなどに来た厚労省の人に(理事らが)『お車代』として数万円を渡していた」とも供述しており、特捜部は厚労省側への金品の解明も目指す。

 さらに、逮捕前の五月女容疑者や全精社協元幹部は取材に、自民党前衆院議員に「全精社協の裏金から数百万円を裏献金した」と証言。さらに07、08両年度、全精社協側が前議員のパーティー券計約200万円分を購入していた。08年度補助金の受給前には、この前議員が厚労省側に電話し、全精社協の補助金事業委託に言及したことも判明した。

 一部職員は、特捜部の任意聴取に電話があったことを認め「議員がかかわる特別な案件と思った」などと説明したという。

 ◇「不正、前から」理事長との一問一答
 全精社協会長、高野修次容疑者(55)は9月、毎日新聞の取材に補助金流用への直接の関与を否定。主なやり取りは次の通り。

 --五月女容疑者が「補助金流用は上司の指示」と言っていたが?

 自分でやっておいて人のせいにするなんて。僕が会長になる07年4月以前から不正経理があった可能性が高い。

 --流用金が政治家のパーティー券などに充当されたというが?

 調査したが、全容は分からない。

 --07年度の厚労省の補助金のうち300万円が個人口座に振り込まれたそうだが?

 五月女容疑者が振り込んだ。「何のお金だ」と聞いたが「必要なお金だ」と言われ(全精社協の口座に)戻した。


:「応益負担」撤廃を 障害者団体が抗議集会--中央区 /兵庫

2009年10月21日 00時50分34秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法で定める福祉サービスの「応益負担」撤廃を求める集会が19日、神戸市中央区の東遊園地で開かれた。96団体約800人が参加し、応益負担の即時廃止を国に求めるなどのアピール文を採択した。

 県内の障害者団体で作る「ストップ・ザ『応益負担』兵庫の会」主催。応益負担は、福祉サービスの利用料について、収入に関係なく原則1割を求めるもの。参加者は「障害者をいじめるな」などと声を上げて繁華街をパレードした。井戸敏三知事あてに要望書も提出した。

 同法は、障害者の福祉サービス利用料を、収入に応じた「応能負担」から応益負担に改めるなどの内容で05年10月に成立。障害者らの反発が強く、長妻昭厚生労働相が廃止を明言している。

 兵庫障害者連絡協議会の井上義治事務局長は「障害のある人が安心して暮らせる社会を目指し、今後も訴えたい」と話した。

ふくぎ茶、売れ行き順調、障害者支援施設が生産…島根

2009年10月21日 00時48分27秒 | 障害者の自立
海士ブランドに成長


クロモジの葉を乾かすさくらの家のスタッフ(海士町で) 隠岐諸島に自生するクスノキ科の木、クロモジを使った「ふくぎ茶」の売り上げが順調だ。島根県海士町の障害者支援施設「さくらの家」がつくった茶葉が東京都内のカフェで扱われるなど、島の注目ブランドに成長、施設通所者の時給アップにつながっている。

 ふくぎ茶はハーブのような味と香りが特徴。昔から地元住民が飲んでいる。同施設は、町の呼びかけで約4年前に商品化。山中の自生地に、春から秋にかけて月3回程度行って枝を折り、工房で裁断や乾燥、洗浄、パック詰めまで行っている。通所者12人はいずれかの作業に加わっている。

 袋詰めをしただけだった2005年度は、売り上げは約1万5000円。当時の町臨時職員のアイデアで、包みやラベルを工夫し、各地の催しに出向いて試飲会を開くうちに取扱店が増加。07年度には売り上げが約100万円になり、09年度は半年間で約150万円に達した。これに伴い、通所者の時給も200円増した。

 スタッフの本多美智子さん(39)は「ほかの受託事業では、工賃が不安定なのが悩みだった。ふくぎ茶の知名度が上がれば収入が安定する」と話し、通所する30歳代女性も「みんなで楽しく仕事ができて、給料も増えてうれしい」と喜ぶ。

 ブランド化に一役買った当時の臨時職員は今夏、故郷の大分県別府市に戻った。同施設の通所者たちは、全員で感謝の思いを伝えようと大分を訪ねる旅行を検討中。売り上げの一部を利用し、2、3年後の実現を目指している。


障害者手作りパン…八代・坂本町に工房オープン

2009年10月21日 00時46分39秒 | 障害者の自立
 障害者が手作りした焼きたてパンを販売する「なないろパン工房」が、八代市坂本町にオープンした。山あいの小さなお店だが、生地作りから焼き上げまで一貫して無添加にこだわり、遠方から訪れる客もいるという。

 2001年、同町川嶽に開設された「わいわい共同作業所」が母体。障害者自立支援法の施行に伴い、「わいわい虹の村」として開所、パンの製造、販売を手がけることにした。

 国から1500万円の補助を受け、約60平方メートルの店舗兼調理室を建設。パン職人歴32年の石坂巧さん(53)(坂本町鮎帰)を職員として採用。7月から開店準備を進め、通所する知的、身体障害者ら7人に調理方法などを教え、1日から営業を始めた。

 店舗は、八代市から球磨村に向かう国道219号の鎌瀬橋手前にあり、食パンや菓子パン、調理パンなど50種類を製造。通所者の男性は「来るのが楽しい」と話し、調理室は笑顔が絶えない。坂本町内を車で移動販売するほか、八代市の知人宅などを回って売っている。

 施設長の松田英雄さん(60)は「通所者が自立できる方法を体験させるのがパン作りの目的。売り上げを増やし、工賃アップを図りたい」という。営業時間は午前9時~午後5時。月曜、火曜は休み。問い合わせはわいわい虹の村(0965・45・8886)へ。