ゴエモンのつぶやき

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県遷延性意識障害者・家族の会:「らいめい」設立 交流、医療充実求め /栃木

2009年10月20日 00時54分44秒 | 障害者の自立
 事故や病気で脳に重い障害を負った「遷延(せんえん)性意識障害」の患者と家族でつくる県遷延性意識障害者・家族の会「らいめい」の設立総会が18日、宇都宮市内で開かれた。同障害者の独自の看護プログラムを開発し、患者を回復させてきた紙屋克子筑波大名誉教授が講演し、家族や医療、福祉関係者らが聴き入った。

 総会には、脳外科医の石森久嗣衆院議員や県障害福祉課の角田孝之課長らが出席した。代表の八神春雄さん(67)=宇都宮市富士見が丘=が「どんな障害を持っていても、人間として幸せな生活を獲得することを目指し、頑張る」とあいさつ。全国遷延性意識障害者・家族の会副代表の沼田孝市さん(51)=仙台市青葉区=は「会の設立は県内の遷延性意識障害者のともしびとなる」と述べた。

 同障害は、自分で食事ができないなど6条件が3カ月以上続く状態を指す。24時間の介護が必要で、家族は肉体的、精神的に過酷な状態にある。同会は家族の交流を深め、行政に医療、福祉サービスの充実を求めていくことなどを目的に設立され、県内16家族と賛助会員9人が参加する。問い合わせは八神さん(電話028・650・5320)。

 紙屋教授は「患者を寝たきりにしておくと、筋力が衰え、意思表示をできない状態になってしまう」と指摘。温浴やトランポリンなど、患者に刺激を与える実践的なリハビリ法を紹介した。

預かった女児にわいせつ容疑、障害者団体副理事長を逮捕

2009年10月20日 00時54分01秒 | 障害者の自立
 教育相談を受けて預かった女児にわいせつな行為をしたとして、京都府警亀岡署は19日、発達障害者の自立支援をするNPO法人副理事長で、不動産業の山本一豊容疑者(45)=同府亀岡市篠町馬堀広道=を強制わいせつの疑いで逮捕したと発表した。山本容疑者は容疑を否認しているという。

 同署によると、山本容疑者は7月28日夜、自宅マンションで、亀岡市内の小学校低学年の女児と一緒に風呂に入って体を触るなど、わいせつな行為をした疑いがある。

 捜査関係者によると、山本容疑者は、知人で女児の母親から成績不振について相談を受け、女児を1日だけ自宅で預かっていたという。山本容疑者は調べに「一緒に風呂に入ったが、わいせつな行為はしていない」と説明しているという。

倉吉の障害者事務所製作、ミス・ワールド代表が世界大会でPRへ /鳥取

2009年10月20日 00時49分35秒 | 障害者の自立
 ◇日本代表の佐々木さん、世界大会でPR
 倉吉市にある障害者の就労支援事業所「楽」の利用者がおしゃれなTシャツを完成させた。県出身で2009ミス・ワールド日本代表の佐々木えるざさん(21)も企画に共感。11月から南アフリカで始まる世界大会にも持参してPRする。

 王冠とハート形を組み合わせた模様に、スワロフスキーのラインストーンを添えた華やかなデザイン。えるざさんの名前から「L」の字もデザインに取り入れた。えるざさんの後援会の応援Tシャツにも採用されている。

 楽は今年4月、障害の有無や年齢に関係なく利用しやすい福祉美容室や利用者と健常者が共に働くカフェを併設する多機能型施設として開所。福祉美容師でもある理事長の井手添敬子さん(47)は「これまでの事業所の概念とは違う、美と融合した就労の場を作りたい」とTシャツ製作に乗り出した。

 ボランティア経験があり、地域での社会貢献と起業の両立を目指していた岩世麗さん(44)も賛同。「福祉だから買ってもらうのではなく、商品として通用するものにしたい」と試行錯誤しながら、生地や色にもこだわったTシャツを作り上げた。

 作業は利用者の特性に合わせて10人ほどで行っている。先端にゴムを付けて滑りにくくしたピンセットでラインストーンを生地に置き、アイロンで接着。裏側からもアイロンをかけ、折りたたんで専用の袋に入れて完成。ラインストーンの色選びなど楽しみながら取り組んだという。

 ピンク、黒、紫の3色展開。女性用と男性用がある。1枚2100円。楽で販売している。今後はデザインなどを増やし、インターネットや一般店での販売も始めたい意向だ。問い合わせは楽(0858・26・1569)へ。


聴覚障害に理解を 盲ろう者ら交流楽しむ--山口市 /山口

2009年10月20日 00時48分21秒 | 障害者の自立
 ◇県内10団体参加
 山口市鋳銭司の県聴覚障害者情報センターで18日、「第9回情報センター祭り」があり、家族連れなどが山口南総合支援学校の生徒による太鼓演奏やビンゴゲームなどを楽しんだ。

 祭りは、聴覚障害者やセンターの活動への理解を深めてもらおうと毎年開かれ、県内の手話や要約筆記のサークルなど10団体が参加。山口盲ろう者友の会のコーナーでは、来場者が盲ろう者らと交流。授業で手話を学んだ宇部西高3年、加藤愛乃さん(18)は、互いに手話を触って読み取る「触手話」で自己紹介。「授業と違い難しかったが、気持ちを伝え合うことができ楽しかった」と笑顔をみせた。

 矢橋和子・友の会会長(67)は「盲ろう者の存在を知っていただき、少しでも健常者とのコミュニケーションが広がれば」と話した。同センターは99年設立。字幕や手話入りのビデオテープの貸し出しや、手話通訳者などの養成や派遣を行っている。

マイクロソフト、Windows 7のアクセシビリティ機能を拡充

2009年10月20日 00時42分07秒 | 障害者の自立
 マイクロソフトは19日、Windows 7のアクセシビリティへの取り組みに関する記者発表会を開催。22日発売のWindows 7での強化点や、パートナー企業との連携、アクセシビリティガイドブックの無料配布などについて説明した。

 アクセシビリティ機能とは、障害者や高齢者など、視力や四肢の不自由などからパソコン操作が難しいユーザー向けの、コンピュータ利用を支援する技術および機能を指す。マイクロソフトでは20年以上にわたりこうしたアクセシビリティ機能への取り組みを続けているが、Windows 7ではユーザーの声を取り入れた機能拡充を行ったほか、開発段階からのパートナー企業との連携強化により、アクセシビリティ製品の拡充を目指したという。

● Windows 7のアクセシビリティ機能
 Windows 7ではVistaと同様に、アクセシビリティの設定を[コントロールパネル]→[コンピューターの簡単操作]の1カ所に集約。「画面を見やすくしたい」「キーボードを使いやすくしたい」など目的別に設定できる。とくに、よく使われる拡大鏡、スクリーンキーボード、音声読み上げのナレーター、ハイコントラストを調整する機能の4つについては、手軽に設定できるようクイックアクセスが用意されている。

 拡大鏡機能では、OSで対応することにより、どの画面からでも[Windowsロゴ]キー+[+]キーのショートカットで拡大鏡を起動することが可能になった。表示は、「全画面表示」「レンズ」「固定」が用意されている。

 タッチ機能にも対応するスクリーンキーボードでは、利用するパソコンによってディスプレイ解像度などが違うため、新たにキーボードの大きさが変更できるようになった。

 また、Windows 7で強化されたアプリケーションの起動やウィンドウの操作のための新機能や新たなキーボードショートカットによって、マウスやキーボードの操作が難しいユーザーにも、より少ない操作で目的の作業ができるようになった。

 具体的にはたとえば、[スタート]ボタンからスタートメニューを立ち上げると、[プログラムとファイルの検索]が選択された状態になっているので、そこで「メモ」と入力すると、検索結果として「メモ帳」が表示される。ここで、[Enter]キーを押すだけでメモ帳が起動する。また、検索結果の文書の内容についても、プレビューウィンドウでファイルを開かずに内容が確認できるようになっている。

 このほか、サポートを受ける場合にも、Windows 7から搭載された「問題ステップ記録ツール」によって、問題が出たパソコンの操作手順を自動的に記録可能となった。記録が終了するとzipファイルに保存されるため、zipファイルを送信するだけで、サポート担当者に問題の状況を確認してもらうことができる。

 マイクロソフトではWindows 7対応版の「アクセシビリティ ガイドブック」を用意。マイクロソフトのアクセシビリティWebサイトでPDF形式で無償配布する。ショートカットキーの一覧なども、ガイドブックで一覧にまとめられている。

● アクセシビリティにおける連携
 日本国内で25の支援技術企業や団体がWindows 7対応製品を開発しており、順次対応製品が提供される。Windows 7発売日の10月22日には、音声合成・認識プログラム「ドキュメントトーカ」を提供するクリエートシステム開発株式会社、体の残存機能を活用したパソコン操作を行うための機器やソフトを提供する「できマウス。」プロジェクトなど7パートナー企業がWindows 7対応製品を出荷する。

 アクセシビリティに限らないWindows 7対応周辺機器およびソフトを見ると、RC段階で約80%の企業が対応を開始しており、Windows Vista発売時に比べ、2.5倍の対応製品がリリースされる見込みだという。

 マイクロソフトが全世界で展開する、アクセシビリティ支援技術の開発企業や団体向けの支援技術ベンダープログラム「MATvp(Microsoft Assistive Technology Vender Program)」についても、参加組織がVista発売時の9から25に増加。日立製作所、東京大学先端研バリアフリー系、静岡県立大学、NECパーソナルプロダクツなど25の企業や大学、団体が参加している。
 マイクロソフト最高技術責任者の加治佐氏は、「マイクロソフトではセンサーAPIも用意しており、センサーAPIを活用するデバイスは現状では限られているが、将来的には、パソコンの形をしていないコンピュータが増え、アクセシビリティ機能を持つ機器にも応用されるだろう」「マイクロソフトリサーチの中でも、ナチュラルユーザーインターフェイスは大きなテーマとして研究開発活動を行っている」と述べ、“パソコンの形をしたコンピュータ”以後も視野に入れて研究開発を行っていると説明。

 加治佐氏は、「今後もマイクロソフトだけでやるということではなく、パートナーと一緒になりながら、すべての人の可能性を広げていくということを続けていきたい」と述べた。


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関連情報
■URL
 マイクロソフトのアクセシビリティWebサイト
 http://www.microsoft.com/japan/enable/
 Windows 7のアクセシビリティ機能サイト
 http://www.microsoft.com/japan/enable/products/windows7/
 Windows 7 アクセシビリティ ガイドブック ダウンロードページ
 http://www.microsoft.com/japan/enable/products/windows7/guidebook.mspx
 Windows 7 ホーム
 http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/windows-7