ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

生活保護のひとり親世帯に対する「母子加算」が、12月から復活することが決まった

2009年10月24日 01時13分05秒 | 障害者の自立
長妻昭厚生労働相と藤井裕久財務相が21日夜、電話で協議し、今年度支給される4カ月分の財源として予備費から60億円を充てる方向を確認した。
23日の閣議で正式決定する。

 長妻氏は、後期高齢者医療制度や障害者自立支援法の「廃止」など暮らしにかかわる公約の実施を次々と表明しているが、実現するのは母子加算の復活が初めてのこと。
生活分野では、最初の政権交代の「果実」と言える。

 母子加算は、18歳以下の子どもがいるひとり親世帯の生活保護費に上乗せされるもので、約10万世帯が対象。
都市部で子ども1人なら月2万3260円が支給されていたが、今年4月に全廃された。

 財務省は財源を圧縮するため、母子加算復活の条件として、高校の就学費や小中高生の学習支援費などの事実上の廃止を求めたが、最終的に存続させることとなった。

 母子加算の復活は、民主党のマニフェスト(政権公約)や与党3党の連立政権合意に盛り込まれている。
長妻氏は就任直後から「年内復活」を明言しており、財務省と財源の調整を進めていた。

 来年度分は180億円が必要となるが、厚労省は来年度予算の概算要求の中で金額を示さない「事項要求」にしている。

障害者自立支援法裁判の今後の方向について [障害者自立支援法]

2009年10月24日 01時12分12秒 | 障害者の自立
勝利をめざす会と全国弁護団の合同会議である「全体会議」が、10月21日、日弁連会館で開かれ、50名が参加して次のような確認がされたそうです

「以上の報告をもとに、全体会議は、
 原告の納得のいく形まで裁判はつづける。同時に政府との協議に入っていくことを意志一致しました。また、政府との協議に向けて、 最後の結論を出す場は全体会議としながら、 協議を詰めていくメンバーのグループをつくり、そこが交渉にあたること。情報は各地の弁護団、勝利をめざす会との密接な交流に努める。」

3年で1156万円受給者も 生活保護障害者の通院タクシー代!

2009年10月24日 01時06分19秒 | 障害者の自立
「3年で1156万円受給者も 生活保護障害者の通院タクシー代」
 名古屋市は9日、生活保護受給者のうち、障害がある人が病院へ通うタクシー代を給付する制度で、最も多額なケースで2008年度までの3年間に、計1156万円を受給した女性がいたことを市議会財政福祉委員会で明らかにした。

 通院タクシー代の給付は、障害のため電車やバスに乗れない生活保護の受給者に例外的に認めている制度。助成額は必要最小限の実費で上限はない。

 最も給付額が多かったのは、足が不自由な守山区の女性。主治医がいる愛知県瀬戸市の病院などに片道5000円ほど掛け、多い時は毎日のようにタクシーで通院。女性に対する給付額は08年度中には222万円に上った。

 質問した渡辺義郎氏(自民)は「びっくりする額。言われるがまま払っているのでは」と指摘。近藤吉章・生活福祉部長は「病院の近くに引っ越すよう指導し一度は従ってもらったが、再び守山区に戻られた」と説明。「改善が必要」と述べ、通院回数を減らすよう指導したと理解を求めたが、渡辺氏は「適正に処理しないと、生活保護制度の信頼を失う」と注文を付けた。

驚きの記事だ。

生活保護担当者は、毎月、1件1件精査して確認しているはずなので、的確な対応が出来なかったのか?
例えば、岩手県では、生活扶助費とのバランスでゆとりのある月は「通院タクシー」は支給されず、通常の交通費で計算されて支給されることもある。まず公共交通機関を利用して、どうしてもそれがない場合にタクシーが認められる。
福祉サービスとしての「移送サービス」が必要なのではあるが、経営上難しいので参入する事業所が少ない現状もある。
この事案は単に生活保護担当者の問題ではない。
制度の趣旨と実社会の現実、社会資源の不足、ニーズを必要とする方々の変化も考えると、より具体的な生活の実情に合ったような制度内容に改善して頂きたいものである。


障害者が描く--江北 /佐賀

2009年10月24日 01時01分52秒 | 障害者の自立
 江北町のNPO障害者福祉作業所・ギャラリー「ちゅうりっぷのうた」が、来年のカレンダー1500部を作り、販売を始めた。

 カレンダーには、利用者8人が描いた絵を使った。1月はトラで、「今年はとら年ぼくの年ゆう気と元気でがんばるぞ」とのコメント付き。丸いシールを張って花畑を表現したり、新聞紙をちぎってカニを描いたりするなど、ユニークな作品がカレンダーをめくるごとに現れる。

 本村容子代表は「カレンダーを飾って、障害者も一生懸命努力していることを知って偏見をなくしてほしい」と話している。

 カレンダーは800円。郵送による販売もしている。問い合わせは同ギャラリー(0952・86・4520)。

「音声ガイド」養成講座:視覚障害者も映画楽しんで 来月2日、金沢で開講 /石川

2009年10月24日 01時00分05秒 | 障害者の自立
 ◇情景や人物の表情を説明
 視覚障害者も映画を楽しめるよう、情景や登場人物の表情をナレーションする「映画音声ガイド」のボランティア養成講座が11月2日、県視覚障害者情報文化センター(金沢市芳斉1)で開講する。全8回の予定で、講師役を務める北陸初のボランティアグループは、“情報のバリアフリー”の定着を目指し、広く参加を呼びかけている。

 音声ガイドは登場人物の肩書や場面転換、風景などをセリフのない間で簡潔に説明する、脚本のト書きのようなもの。俳優の表情の変化も伝える。映画の他、視覚障害者にとって大きな情報源のテレビ番組のガイドにも活用される。

 音声ガイドは東京や大阪など都市圏では広まりつつあるが、北陸では今年4月、市民の有志でつくるボランティアグループ「いしかわ映音ガイド アイ&あい」が金沢市で発足したばかり。映画1作品の原稿を作るのには数カ月かかり、人手の足りない状況という。

 講座では、昨年の講座を受講したアイ&あいのメンバーや同センターの職員が、原稿の作成方法や朗読のコツを指導。邦画「歓喜の歌」(08年公開)を題材として実際に音声ガイドを作り、講座の最終回に上映する。

 講座に先立ち、11月1日には同センターで催される「情文フェスタ」の一環で、アイ&あいによるガイド付き「釣りバカ日誌17」の上映体験会も。同センターは「映画好きを福祉に生かせるいい機会。ぜひ講座に参加を」と呼びかけている。

 講座は無料。11月2日~12月20日の毎週月曜。応募締め切りは26日。定員10人。申し込み、問い合わせは同センター(076・262・5855)。