ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

皇太子さま、障害者スポーツ大会ご観戦

2009年10月12日 00時30分35秒 | 障害者の自立
 第9回全国障害者スポーツ大会開会式出席などのため新潟県入りしていた皇太子さまは11日、燕市で視覚障害者によるグランドソフトボール競技を、長岡市で水泳競技をご観戦。JR長岡駅から上越新幹線で同日夕に帰京された。

 グランドソフトボールは、ハンドボールに似たボールを転がしてバットで打つ競技。皇太子さまは、視覚障害者がボールの音やかけ声を頼りにして懸命にプレーする様子を、熱心にごらんになっていた。

 水泳競技会場では、大会で活躍した選手らに「よかったですね」「次の目標はありますか」などと声をかけ、健闘をたたえられていた。

NPO法人「てくてく」、信州・松本そば祭りで販売 /長野

2009年10月12日 00時27分55秒 | 障害者の自立
 ◇「精神障害者の自立支援に」
 精神障害者の自立支援活動を展開するNPO法人「てくてく」(松本市元町2)が10日、松本城公園で始まった第6回信州・松本そば祭り(~12日)会場で、独自商品「みそまふぃん」を販売した。みそメーカー、「上高地みそ」(同市渚1)の製品を使用し、1個150円。不況のあおりを受け障害者の工賃低下が広まるなか、自立の機会を増やす試みの一環だ ◇「精神障害者の自立支援に」
 精神障害者の自立支援活動を展開するNPO法人「てくてく」(松本市元町2)が10日、松本城公園で始まった第6回信州・松本そば祭り(~12日)会場で、独自商品「みそまふぃん」を販売した。みそメーカー、「上高地みそ」(同市渚1)の製品を使用し、1個150円。不況のあおりを受け障害者の工賃低下が広まるなか、自立の機会を増やす試みの一環だ。

 「信州しなののそば祭り! あなたのおそばにみそまふぃん!」

 緑色のエプロンと帽子に身を包んだボランティアや障害を持つメンバーが、観光客らに大声で呼び込みを行うと、家族連れなどが足を止めて「みそまふぃん」を買い求めていた。

 「てくてく」は、同市を中心に毎年30~50歳代の障害者約1500人が利用・参加している。今回、信州にちなむ商品を考えたが、そばは単価が高く難しかったため、みそに狙いをつけた。商品開発に携わった「てくてく」職員の鈴木かおるさんによると、みその分量の調整が難しかったが、「上高地みそ」のこうじみそを安価で使うことができ、今年8月に商品化にこぎつけた。

 桑原美由紀理事長(45)は、「商品を知ってもらい、自立支援につなげたい。多くのお客様に声を出して呼びかけること自体、彼らには大切な自立の訓練にもなる」と話す。

 「上高地みそ」の赤羽総一郎社長(55)は、「自立を側面的に支援したい。スイーツ関係でのみその利用は初めてで、みそのおいしさ、素晴らしさを再発見してほしい」と語る。添加物や保存料を使用しないため賞味期限は約3日。

 桑原理事長は「商品の置き場を提供してくださる方がいればうれしい」と話している。連絡先は桑原理事長0263・34・0611。



 「信州しなののそば祭り! あなたのおそばにみそまふぃん!」

 緑色のエプロンと帽子に身を包んだボランティアや障害を持つメンバーが、観光客らに大声で呼び込みを行うと、家族連れなどが足を止めて「みそまふぃん」を買い求めていた。

 「てくてく」は、同市を中心に毎年30~50歳代の障害者約1500人が利用・参加している。今回、信州にちなむ商品を考えたが、そばは単価が高く難しかったため、みそに狙いをつけた。商品開発に携わった「てくてく」職員の鈴木かおるさんによると、みその分量の調整が難しかったが、「上高地みそ」のこうじみそを安価で使うことができ、今年8月に商品化にこぎつけた。

 桑原美由紀理事長(45)は、「商品を知ってもらい、自立支援につなげたい。多くのお客様に声を出して呼びかけること自体、彼らには大切な自立の訓練にもなる」と話す。

 「上高地みそ」の赤羽総一郎社長(55)は、「自立を側面的に支援したい。スイーツ関係でのみその利用は初めてで、みそのおいしさ、素晴らしさを再発見してほしい」と語る。添加物や保存料を使用しないため賞味期限は約3日。

 桑原理事長は「商品の置き場を提供してくださる方がいればうれしい」と話している。連絡先は桑原理事長0263・34・0611。


精神障害者と犯罪=精神科医・斎藤環

2009年10月12日 00時25分18秒 | 障害者の自立
 ◇透明なシステムへの努力
 日本ではほとんど報道されなかったが、先月イギリスで、ある連続殺人事件の記事がメディアをにぎわせた。事件そのものは5年以上も前で、犯人も逮捕されている。そんな古い事件が、なぜ今になって注目されたのだろうか。

 事件を起こしたのが精神障害者であり、その背景に治療システムの不備があったことが明らかにされたためだ。

 3件の殺人で起訴されたピーター・ブライアン無期囚は、統合失調症を罹患(りかん)していた。

 1993年、彼は20歳の女性店員をハンマーで撲殺し、ランプトン保安病院に収容された。8年後の2001年、ブライアン無期囚は退院を認められ、コミュニティケアを受けるべく簡易宿泊所での生活をはじめた。しかし02年、彼は17歳の少女に暴行して開放病棟に再び入院となる。

 04年2月、第2の事件が起こった。病棟を抜け出したブライアン無期囚が、45歳の知人を殺害し、遺体をバラバラにしたうえにその一部を食べたのである。「狂気」と「カニバリズム」の絡んだ事件とあって、イギリス社会は騒然となった。

 ブライアン無期囚は逮捕され、ブロードモア保安病院に収容された。第3の事件が起こったのはその直後である。収容先の病院で、彼は59歳の入院患者を絞殺したのだ。

 イギリスでは、治療中の精神障害者が殺人事件を起こした場合、保健省の指導のもとで独自調査が義務づけられる。09年9月3日、NHS(国営医療サービス事業)はブライアン無期囚の事件に関する二つの独自調査を公表した。

 報告書では、一連の事件の原因について、特定の職員の落ち度ではなく、システムの不備として検討されている。

 たとえばブライアン無期囚は地域コミュニティへと退院する際、半年の社会復帰訓練しか受けられなかった。通常ならば2年はかかるプログラムである。また退院後のコミュニティケアを担当する職員は経験不足で、彼が服用する薬の量を安易に減らしてしまった。

 少女への暴行が起きた時点で、経験豊富な専門家ならば危険性を予見できたかもしれない。少なくとも、ここでブライアン無期囚を開放病棟ではなく保安病院に入院させていれば、第2の事件は防ぎ得たであろう。

 ブロードモア病院内で起きた殺人については、管理のずさんさが指摘されている。ブライアン無期囚の入院に際して、まともな診察は一度もなされなかった。ダイニングルームで事件が起こったときも、スタッフは誰もその場にいなかった。

 報告書を読む限り、システムの欠陥ぶりには弁解しようのないものもある。

 しかしわれわれが学ぶべきは、この種の事件に対する責任の所在を5年がかりで徹底的に追及し、その結果をすべて公表するというNHSの姿勢のほうである。報告書にざっと目を通してみたが、事件の緻密(ちみつ)な検証ぶりもさることながら、「提言」部分では改善すべき点を責任部署ごとに50項目にわたり具体的に列挙している。

 イギリスの精神医療とて、理想郷というわけではない。精神科医は常時不足しており、保安病院には回復したにもかかわらず退院できない患者があふれている。また刑務所には多くの精神障害者が未治療のまま収容されている。

 システムが不備ですぐには改善が見込めないときでも、できることはある。「そのシステムがどのように不備であるか」を徹底して記述し、あり得べき改善点を具体的に列挙しておくことだ。さらにそれらを公開し、記録すること。システムをガラス張りにするには、「可視化」と「アーカイブ化」の努力は必須なのだ。

 柳田邦男氏がかつて指摘したように、わが国における事件や事故の調査は、いまだ責任追及型に偏りがちである(『マッハの恐怖』)。加えて精神障害者の事件は、プライバシー保護を理由に、あっさり密室化されてしまう。情報不足を補完するのは、相も変わらず週刊誌のスクープ記事や暴露本だ。

 しかし、航空機事故が典型であるように、システムの事故は複合的な原因の連鎖で起こる。こうした事故の再発を防ぐには、個人の責任追及よりも、システムの誤作動を緻密に検証するよりほかにない。その意味でNHSの報告書は、メンタルヘルス分野におけるシステム検証のモデルとして学ぶところが大きい。

 精神障害者の犯罪率は、そうでない人の犯罪率に比べてもかなり低い。にもかかわらず、「危ない人」という偏見は、なかなか減らない。ただでさえ彼らの犯罪は特別視されがちなのに、情報が隠ぺいされることで偏見は強化されてしまう。われわれが寛容さを取り戻すためには、むしろ情報は公開されなければならないはずだ。

 精神科医トマス・サズ氏は、寛容性について次の言葉を残している。「愚か者は許さず、忘れない。単純な者は許し、忘れる。賢者は許し、そして忘れない。」(『第二の罪』)。「許さないが忘れっぽい」われわれが賢者たらんとすれば、あと一息、と思いたい。

バリアフリー調査:JR猪名寺駅、エレベーター設置で--あす福祉連絡協 /兵庫

2009年10月12日 00時22分31秒 | 障害者の自立
 ◇利用者の視点でチェック 市に改善を要望--尼崎市園田北社会福祉連絡協
 改札口が2階にありながらエレベーターがなかったJR猪名寺駅に、エレベーター4基が設置されることが決まった。これを受け、地元の尼崎市園田北社会福祉連絡協議会は12日、高齢者や障害者などと一緒に、駅周辺の道路の段差や広さなど利用者の視点でバリアフリー度合いをチェックする現地調査を実施する。同社協の尼崎明生会長は「駅がバリアフリー化が進むのだから、駅までの道も使いやすいものになってほしい」と、調査結果を市に報告し、改善を要望するという。

 調査では、高齢者や障害者など約30人が、駅周辺の段差や道路の幅、障害物などを確認し、安全に駅まで通行できるかどうかをチェックする。結果は、白地図に記入し、住民がまとめて、市に改善を要望する。

 同駅へのエレベーター設置は、00年から継続して住民が要望していた。08年からは署名活動を展開し、約1万1350人の署名をJR西日本に提出した。その後も市議会に陳情書を提出するなど、要望を続けてきた。こうした活動の結果、同市の今年度予算に設置費用が計上された。

 猪名寺自治会の内田大造会長は「念願のエレベーターが設置されることになり、うれしい。これからも行政任せではなく、住民指導で、バリアフリーのまちづくりを進めることが大切だ」と話している。調査についての問い合わせは、内田会長(090・3490・8624)。

松山でバザール 障害者の手作り品を販売

2009年10月12日 00時20分23秒 | 障害者の自立
 県内の知的障害者施設利用者の手作り品を販売する「えひめナイスハートバザール」(県知的障害者福祉協会主催)が10日、松山市宮西1丁目のフジグラン松山で、2日間の日程で始まった。
 知的障害者の社会的な自立促進とともに、障害者への理解を深めてもらおうと、毎年開催しており、今回で20回の節目を迎えた。
 西条福祉園(西条市)やいつきの里(松山市)など5施設で作ったタマネギや米などの農産物、漬物やパン、日用品などがずらり。買い物客たちが温かみのある手作り品を手に取っていた。
 売り上げは制作した障害者の工賃に充てられるという。同協会の事務局を務める渡辺英治さんは「利用者が一生懸命に作ったものばかり。ぜひ訪れて買ってほしい」と呼び掛けていた。