ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者スポーツ大会開幕=開会式に皇太子さま-新潟

2009年10月11日 00時42分36秒 | 障害者の自立
 第9回全国障害者スポーツ大会「トキめき新潟大会」が10日、開幕した。新潟市で行われた開会式には皇太子さまも出席された。
 12日までの3日間に13の公式競技が行われ、全国から約5400人の選手・役員が参加する。
 開会式で皇太子さまは、新潟県が近年、地震など度重なる災害に見舞われ、被災者が多くの困難を乗り越えてきたことに触れ、「この新潟の地で、全国から参加された選手の皆さんが、熱い競技を繰り広げられることは誠に意義深いことです」とあいさつした。 
 皇太子さまは10日午後、サッカーを観戦。11日には2競技を視察する予定

障害者就労施設「Doやまびこ搬入」の調理機器を改良 /香川

2009年10月11日 00時39分48秒 | 障害者の自立
 ◇より安全に働きやすく--さまざまな工夫こらす
 扉を開くと自動的に停止するうどん練り機、モーターで熱くなる部分にカバーを付けた袋閉じ機。障害者就労支援施設「Doやまびこ」(高松市田村町)のうどん、菓子製造工場の調理機器には、障害を持つ人が安全に働けるよう、さまざまな工夫がこらされている。改良したのが調理機器の製造、販売会社「四国厨房(ちゅうぼう)器製造」(同市勅使町)だ。

 同社は、顧客の要望に応えオーダーメードで機器を製造するほかメーカー品に、非常停止ボタンなどを追加する改良を加えていた。06年に「Doやまびこ」がうどん店舗や工場を拡大した際、搬入する調理機器の相談を受けた。

 担当したのが同社の佐藤賀士さん(50)。機器を設置して1週間から1カ月たつと「油がはねるのを怖がって、材料をうまくフライヤーに入れられない」、「うどん練り機の羽根部分に巻き込まれるかもしれない」など、さまざまな問題が出た。

 佐藤さんは開発担当の野口茂孝さん(42)と一緒に、うどん練り機や製めん機に扉を開けると自動的に停止するセンサー、フライヤーに材料を滑らせて入れるためのシューターを付けるなど、一つずつ問題を解決していった。

 さらに、重度障害者が足で操作できる袋詰め機も開発。Doやまびこで働く宮本浩平さん(22)は「自信を持って仕事ができるようになりました」と手際よく機械を操作する。

 同社は、Doやまびこの工場を見た県内外の障害者授産施設の関係者から、さまざまな注文を受けるようになったという。佐藤さんは「正直に言うと利益は出ないけれども、地域に何らかの形で貢献できるのはうれしい。これからもできる限り要望に応えていきたい」と話した。


選手と一丸 悲願の1勝  ろう者サッカー

2009年10月11日 00時37分18秒 | 障害者の自立
 台湾・台北で先月開かれた聴覚障害者対象の「デフリンピック」で、ろう者サッカー男子日本代表が、悲願だったデフリンピック初勝利を挙げた。監督として4年間チームを率いたのは、特別支援学校・県立大宮ろう学園教諭の尾上(おのえ)直也さん(40)(熊谷市野原)。5年前、県立高校から希望して学園に移った。尾上さんは子どもたちに伝えたいという。「4年間で感じたんです。やりがいを持って生きれば、障害のあるなし関係なく、明るく元気に暮らしていける、と」

 ろう者の五輪とも呼ばれるデフリンピック。夏季は1924年にスタートし、先月5~15日の台北大会は21回目で、77か国・地域から日本の154人を含む約2500選手が出場した。

 男子サッカーは計16か国が戦い、日本は初戦で前大会優勝のイギリスに1―2と健闘、順位決定戦では韓国を2―2の同点からPK戦で下して勝利をつかんだ。日本ろう者サッカー協会が発足し、日本代表が本格的に始動した11年前からの悲願だった。

 尾上さんが聴覚障害者と出会ったのは、教育社会学を専攻していた大学時代だ。友人の勧めで手話を習い、ろう学校で教育実習も経験した。「子どもたちの素直で純粋な瞳が印象的だった。社会とのかかわりが少ない子どもたちの力になりたい」

 ろう学校への就職を目指したが、チャンスがなく、いったん県立高校の社会科教諭に。しかし高校では9年間、サッカー部の顧問を務め、2004年に念願がかない大宮ろう学園に転勤すると、日本サッカー協会「C級ライセンス」を取得。監督業の下地が自然にできていた。

 翌年、協会が次期デフリンピックに向けて監督を募集していると知った。スタッフでもいいと応募してみると、指導歴などを買われ、監督に抜てきされた。

 代表合宿は年に数回。日の丸を過度に意識した時期もあったが、選手の部屋に上がり込み、個別にメールでアドバイスを重ねるうち、選手も「監督変わったね」と慕ってくれるようになった。

 しかし、いざ練習をしてみると組織力不足を痛感した。耳が聞こえない選手たちに戦術を分かりやすく伝えるため、ミーティングではパワーポイントを使って説明するなど工夫を凝らした。「味方のディフェンダーがかわされたら、そのボールを奪える距離、間隔を保つ」などの決まり事も多く作り、合宿以外でも作戦をまとめた自作のCDを配布。「技術とスタミナでは世界でも十分に戦える」。4年間でそんな自信がついた。

 9月10日の韓国戦。千葉県出身の選手が、ドリブル突破からPKをつかんだ前半のシーンがあった。組織で敵陣を崩し、ゴール前で仕掛けたからこそ生まれたプレーだと尾上さんは思っている。「1勝の喜びより、悔しさの方が強い。本気で世界と向き合い、精神的にも頼もしくなっていた。こんな人たちもいるんだよ、と子どもたちに話してあげたい」


募集 /大阪

2009年10月11日 00時35分04秒 | 障害者の自立
 ★<大阪市>第4回ユニセフ・チャリティウオーク~守りたい、子どもの命~

 11月7日(土)10時スタート(受け付け9時から)、大阪城教育塔前から大川沿いに約7.4キロ。参加費500円(当日600円)。中高生200円、小学生以下(保護者同伴)無料。参加費の一部はユニセフ募金となる。郵便振込みで申し込み。日本ユニセフ協会大阪支部(06・6645・5123)。

 ★<大阪市>「第8回すみよし福祉まつり」手伝い

 11月7日(土)8~16時、住吉区の山之内コミュニティ広場・和会館。模擬店や各コーナー補助、障害者介助、会場準備・片付け。今月30日(金)締め切り。よさみ野障害者作業所(06・6699・7767)。

 ★<大阪市>「第16回いくの福祉まつり」手伝い

 11月7日(土)、8日(日)で日時は相談、生野区の舎利寺中央公園。会場準備、バザー手伝い、障害者介助など。大阪ひかり作業所(06・6758・3943)。

 ★<貝塚市>日本語ボランティア

 20日~来年3月毎火曜19時半~21時、市民福祉センター会議室などで養成講座。外国人の日本語学習を支援する人材の育成。活動の基礎知識、日本語指導の基礎など。申し込み先着25人。参加費5000円(教材実費)。13日(火)19時半に説明会(予約制)。かいづか国際交流協会事務局(072・433・7230)。


統廃合、在校生ら怒りの声「障害者の居場所無くすな」 /兵庫

2009年10月11日 00時33分15秒 | 障害者の自立
 定時制の灯(あか)りを消すな--。伊丹市の多部制単位制高校新設に伴い、県教委が▽伊丹市立高▽県立川西高▽川西高の分校の宝塚良元校の定時制3校を廃止する計画を正式発表した9日、3校の在校生や卒業生らは怒りと憤りの声を上げた。

 計画を巡って昨年10月、川西高卒業生らを中心に「存続を求める会」が結成され、約6万3000人の署名を集めるなど反対運動を展開。県教委は今春予定していた正式発表を先延ばしにしていた。

 宝塚良元校卒業生で「求める会」代表の大谷喜久さん(39)は「定時制はクラスの仲間がいるから学校に行こうと思い卒業まで続けることができる。単位制になってクラスメートが別々の授業を受けるようになれば、居場所を求めている人はどこへ行けばいいのか」と憤る。

 障害者問題を考える県連絡会議事務局長の石橋宏昭さん(53)は「全日制は事実上、障害者への門戸を閉じている。定時制がやっと受け入れ始めたのに」。事故が原因で全日制の高校を退学し、10年近いリハビリの末、宝塚良元校に車椅子で通う同校3年、古川雅章さん(30)も「身近な場所に障害者が通える学校があったから今の自分がある。思い出の詰まった場所をなくさないで」と訴えた。

 県教委によると、新設校は旧県立武庫荘高の校舎を利用し、12年度に開校。3校は12年度から募集停止し、伊丹市立は同年から新設校へ移転し、県立川西高と同宝塚良元校にはそれぞれに新設校の分教室が設置され14年度末に廃止される。