ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

温泉客に好評、障害者手作りセット 仙台・作並の2旅館に納入

2010年10月16日 02時20分38秒 | 障害者の自立
 綿棒や歯間ブラシなどが入った障害者手作りのアメニティーグッズの詰め合わせが、温泉客に好評だ。仙台市の障害者社会適応訓練の事業所となっている青葉区の広告代理店が今夏から同区の作並温泉に納入し、旅館側が宿泊客にサービス品として提供している。旅館側は「ひと味違うアメニティーでありがたい」と喜んでいる。

 詰め合わせは「杜乃和(もりのわ)セット」の商品名で、青葉区の広告代理店「ナンモ企画」(内嶋秀司代表)が納入している。旅館業界に知人の多い内嶋代表が、たまたま目にした化粧品の無料サンプル品をヒントに、障害者が手軽に作れ、旅館の宿泊客にも喜ばれる詰め合わせの販売を思いついた。
 詰め合わせはコットンパフと歯間ブラシ、つまようじ、綿棒の4点セット(単価25円)と、これにばんそうこうを加えた5点セット(単価27円)の2種類。千代紙をあしらったプラスチック製の袋に詰められている。
 ナンモ企画は障害者社会適応訓練の事業所として作業を通じて社会生活や転職に必要な能力を養う各種活動をしており、現在は2人が詰め込み作業に当たる。ビニール手袋を着用して衛生面に配慮しているが、中身は小さな用品ばかり。内嶋代表は「手袋を着けての詰め込みに苦労している」と苦笑する。
 7月から販売を始め、現在の納入先は「岩泉」「湯の原」の2旅館。岩泉では一部の宿泊プランのサービス品として無料配布しており、高島史憲専務は「特に女性客に喜んでもらっていると思う」と話す。湯の原では年末年始の宿泊客に配る予定だ。
 評判を聞きつけた生命保険の外交員が顧客への配布用に購入するなど、旅館以外にも販路を広げつつある。内嶋代表は「大量生産はできないが、一つ一つ心を込めて作り、多くの人の手元に届けたい」と話している。
 連絡先はナンモ企画022(267)6320。

河北新報

全国視覚障害者情報提供施設大会:ネットで点字図書「館はPC操作支援を」 /大分

2010年10月16日 02時17分30秒 | 障害者の自立
 全国視覚障害者情報提供施設大会が14日、大分市で始まった。全国の点字図書館の関係者ら約200人が参加し、4月から稼働している視覚障害者の情報総合ネットワーク「サピエ」について、意見交換した。NPO法人全国視覚障害者情報提供施設協会主催で16日まで。

 サピエは、インターネットを通じ、点字や音声情報を提供するシステム。全国の図書館などが所有する約10万冊の点字データと、約2万冊の音声データが借りられる。利用者は約8000人。分科会では、貸出件数が増える一方、利用方法の相談も増加しているとの報告があった。

 同協会サピエ委員会の梅田ひろみ副委員長は「サピエを利用するにはパソコンを使えることが必要で、図書館は、パソコン操作のサポートなどを充実してもらいたい」と話した。

毎日新聞 2010年10月15日 地方版

障害者の目になろう

2010年10月16日 02時15分49秒 | 障害者の自立
 秦野市社会福祉協議会が、視覚障害者の外出介助ボランティアを目指す講座の参加者を募集している。

 講座では視覚障害の基本的な誘導技術などを学ぶ。

 日程は11月8日、15日、22日、29日、6日、13日の月曜日10時〜正午(全6回)。講座修了後、ボランティア活動を希望している人が対象。申し込み先着順で15人。会場は市保健福祉センターで、資料代として500円かかる。申し込み、問い合わせは同協議会【電話】0463(84)7711。

タウンニュース

映画:聴覚障害者が主人公の「ゆずり葉」 31日、名張市社会福祉大会で上映 /三重

2010年10月16日 02時12分40秒 | 障害者の自立
 ◇世代の違う2組の恋人同士の人間模様--「ゆずり葉~君もまた次のきみへ~」

 「第40回名張市社会福祉大会」(市、市社会福祉協議会主催)が31日(日)午後1時15分から、同市松崎町のアドバンスコープADSホール(市青少年センター)で開催される。今年は記念行事として、聴覚障害者が主人公の映画「ゆずり葉~君もまた次のきみへ~」を上映する。

 映画は、全日本ろうあ連盟が創立60周年を記念して制作した作品。監督をはじめ、メーンとなる役柄は聴覚障害を持つ俳優が演じており、健聴者の制作スタッフ、共演者とも協力し合って作り上げた作品になっている。

 ストーリーは、東京の下町が舞台。昭和40年代と1999年といった世代の違う2組の恋人同士の人間模様を描いたラブストーリー。恋人役の一人には、自らも聴覚障害がある息子を持つ、ボーカルダンスグループ・SPEEDのメンバー、今井絵理子さんも出演している。

 福祉大会は2部構成。1部では社会福祉団体の功労者などを表彰。2部で映画を上映する。上映は午後2時半ごろを予定。市は「誰でも理解しやすい内容の映画なので、一人でも多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けている。入場無料。当日直接会場へ。問い合わせは市健康福祉政策室(0595・63・7579)へ。

毎日新聞 2010年10月15日 地方版


障害者技能競技会「アビリンピック」始まる、全国から300人が参加/横浜

2010年10月16日 02時10分55秒 | 障害者の自立
 全国の技能者約300人が参加する「第32回全国障害者422件技能競技大会(アビリンピック)」が15日、横浜市港北区鳥山町の横浜ラポールで始まった。競技は16日に行われ、22種目で熱戦が繰り広げられる。県と独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の主催。

 アビリンピックは、障害者422件の職業能力の向上とともに、企業や社会がその能力に理解を深め、雇用機会を増やすことが目的。県内では初開催。県代表として過去最多の20人が出場する。

 開会式では、大会名誉会長の松沢成文知事が「都道府県の代表としての誇りを胸に日ごろ磨いた技を発揮してください」とあいさつ。県内代表でいずれも会社員の半田敏明さん、嶋田克枝さんが選手宣誓を行った。

 16日は横浜アリーナ(同区)で洋裁や家具、パソコン組み立てといった技能競技などが行われ、17日に閉会。優秀者は来年9月に韓国・ソウルで開かれる国際大会に出場する。

 県は、アビリンピックと22日から始まる「技能五輪全国大会」と合わせて、「技能ルネッサンス!かながわ2010」という愛称で呼んでいる。23歳以下の青年技能者が参加する技能五輪全国大会では、初めてインターネット上でのライブ中継も実施する。

カナロコ(神奈川新聞)