障害者427件の就労を支援する喫茶店「障害者自主製品販売カフェ ル・シエール」が今月、横浜市磯子区役所1階に開店した。ひき立てのコーヒーはもちろん、カレーやピラフなどの軽食も味わえるほか、クッキーや財布などの手作り商品も販売している。
カフェは、区内の地域作業所など16施設でつくる「磯子区障害者427件自主製品販売運営連絡会」が開設。レストランがあった庁舎内の空き店舗を利用し、約62平方メートルのスペースに22席を設けた。「ル・シエール」は仏語で空という意味で、店舗から空を眺めることができるのが名の由来。
これまで月2回ほど開いてきた定期販売会が好評だったことから、常設店としてオープン。同区役所によると、障害者の社会参画を促す狙いで家賃は無料という。現在、大手コーヒーメーカーでの約1カ月ほどの研修で腕を磨いた障害者や施設職員ら常時5人ほどが働いている。
同連絡会を構成するNPO法人さざなみ会の滝沢峰男理事は「(カフェは)障害者の社会参画や自立を支える場。誰にとっても居心地の良い店にしていきたい」と話している。
営業時間は平日午前10時~午後4時。メニューはひき立ての「ストレートコーヒー」が230円、ランチの「ビーフカレー」や「ピラフ」などが560円。問い合わせは、磯子区役所高齢・障害支援課電話045(750)2492。
カナロコ(神奈川新聞)
カフェは、区内の地域作業所など16施設でつくる「磯子区障害者427件自主製品販売運営連絡会」が開設。レストランがあった庁舎内の空き店舗を利用し、約62平方メートルのスペースに22席を設けた。「ル・シエール」は仏語で空という意味で、店舗から空を眺めることができるのが名の由来。
これまで月2回ほど開いてきた定期販売会が好評だったことから、常設店としてオープン。同区役所によると、障害者の社会参画を促す狙いで家賃は無料という。現在、大手コーヒーメーカーでの約1カ月ほどの研修で腕を磨いた障害者や施設職員ら常時5人ほどが働いている。
同連絡会を構成するNPO法人さざなみ会の滝沢峰男理事は「(カフェは)障害者の社会参画や自立を支える場。誰にとっても居心地の良い店にしていきたい」と話している。
営業時間は平日午前10時~午後4時。メニューはひき立ての「ストレートコーヒー」が230円、ランチの「ビーフカレー」や「ピラフ」などが560円。問い合わせは、磯子区役所高齢・障害支援課電話045(750)2492。
カナロコ(神奈川新聞)