ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

在宅障害者交流の場 支援センター 延岡市に開所

2011年02月21日 01時27分16秒 | 障害者の自立
在宅の障害者に交流や創作活動の機会を提供する施設、地域活動支援センター「みなと」が19日、宮崎県延岡市愛宕町に開所した。同センターの設置は県内6カ所目、同市内では初めて。

 同センターは障害者自立支援法に基づき2006年に制度化。利用者は障害区分認定を受ける必要はなく、精神障害者らを支援してきた地域生活支援センターなどからの再編が進んでいる。

 みなとは市の委託を受けた医療法人「建悠会」(吉田建世理事長)が運営。薬局だった2階建て店舗を改装、バリアフリーの交流スペースや相談室がある。精神保健福祉士でもある太田尾香代子施設長(61)は「ここは何かをしなければならないという場所ではない。利用者の居場所になれるように一緒に考えたい」と話した。

=2011/02/20付 西日本新聞朝刊=

障害者制度改革実現を

2011年02月21日 01時21分51秒 | 障害者の自立
 「障害者施策の転換期!制度改革のあり方を問う!」と題したセミナーが19日、東京都内で開かれました。主催は、日本障害者センター・セミナー実行委員会です。

 日本障害者センターの吉本哲夫理事長は「地方自治体施策後退の流れの中で、障害者施策の方向性をつくり、地方や政府にどう働きかければいいのかを考えよう」とあいさつしました。

 日本社会事業大学の平野方紹准教授が講演し、民主党政権がねらう「地域主権」は国が地方へ権限を委譲するのではなく、地方でやるべきことを民間へ移すもので、財界の要求にこたえるためのものだと指摘。本当の意味での「地域主権」は、障害があっても安心して暮らせる社会であり、住民自治を発展させる方向であるべきだと強調しました。

 政府内に設置された障がい者制度改革推進会議は、国連の障害者権利条約批准に向けて障害者施策について抜本的に改正しようと議論を展開しています。

 NPO法人大阪障害者センターの井上泰司常務理事は「推進会議は障害のある当事者が参加して議論しているが、当事者の実態に即していない」と指摘。「障害者は、暮らしの貧困、高齢化がすすむなかで先行きがみえない不安を抱えている点を踏まえて制度改革すべきだ」と提案しました。

 また、政府が「地域主権改革」や「税と社会保障の一体改革」を進めようとする中、障害者団体間での共同や福祉分野での共同をはかった運動をしようと呼びかけました。



県障害者の権利条例 制定向け県動く

2011年02月21日 00時59分39秒 | 障害者の自立
県障害者の権利条例制定を求める3万人余りの署名とともに「条例づくりの会」が作成した条例案が1月31日に県知事へ提出されたことを受けて、県の担当部も19日までに条例制定への取り組みを始めた。同会が目指していた3月までの制定は難しい見込みだが、国内で初めて2007年に障がい者の権利条例を施行した千葉県に担当職員を派遣し、条例制定までの経緯や現状を聞き取り調査するなど他県との連携を図っている。
 県福祉保健部障害保健福祉課は4日に職員2人を千葉県へ派遣。千葉県条例の制定に携わった研究会の座長や同県の担当者に聞き取りした。
 同課の金城弘昌課長は「条例が県民全体に関わることやサービスの提供主体は市町村であることからそれぞれが果たす役割などの議論が必要」と話した。同課計画推進班の喜舎場健太班長は「関係者らで構成される委員会の設置や地域でのタウンミーティングなど千葉県の取り組みも参考にしながら、具体的な方向性などをまとめていきたい」と語った。
 「条例づくりの会」事務局は、障がい者教育で先進的な取り組みをしている大阪を視察し、3月5日午後1時から那覇市古島の教育福祉会館で、研修会を開き、情報共有を図る。


県内外の障がい者や福祉関係者が連帯した「県障害者の権利条例」を求める県民大会=1月31日、那覇市泉崎の県庁前県民広場



琉球新報

自らの障害をネタ、「脳性マヒブラザーズ」TVで話題に

2011年02月21日 00時49分38秒 | 障害者の自立
 昨年12月、NHK教育テレビで放送された障害者の芸人が出演するバラエティー番組「笑っていいかも!?」が話題を呼んでいる。新潟県内を拠点に活動する「脳性マヒブラザーズ」の2人も出演。障害ネタで笑わせることへの歓迎と困惑、両方の反響を受け止めつつ、「笑いのバリアフリー」を模索している。


 「笑っていいかも!?」は昨年12月4日、ゴールデンタイムの2時間特番として放送された。「障害者芸人」のナンバーワンを決める「M―1」ならぬ「SHOW―1グランプリ」や「障害者による障害物競走」などパフォーマンスで楽しませる一方、「障害を笑っていいのか」などをテーマに議論するコーナーも盛り込まれた。


 「うまくしゃべれない」DAIGOさん(37)=ツイッターは@noubura= と、「歩けない」周佐則雄さん(36)。県立新潟養護学校の同窓生で同じ脳性まひの2人によるコンビ「脳性マヒブラザーズ」は、「SHOW―1グランプリ」でコント「お医者さん」を披露した。


 「風邪だと思うんです」と受診した患者役のDAIGOさんに、車いすに乗った医師役の周佐さんが症状を尋ねる。DAIGOさんが「手が動かない、体が震える、うまくしゃべれない」と答えると、周佐さんがこう返す。「風邪じゃなくて、脳性まひですね」


 出場7組の中からグランプリに輝いた。2人のコントを見た司会のカンニング竹山さんは番組の中で「どれだけ武器生かしてんだよ。おまえら汚いよ」と絶賛。「脳ブラ」のコントは放送後、インターネットの動画共有サイトに投稿され、約1週間で20万回のアクセス数を稼いだという。コメント欄でも「ふつうに面白すぎ」「これ、笑っていいのか?」「全然笑えない」など議論が起こっていた。


 3年前に一緒に新潟刑務所を慰問して以来、脳ブラと親交があるという「WAHAHA本舗」所属の芸人コラアゲンはいごうまんさんは、放送翌日に収録があった人気番組「人志松本のすべらない話」の楽屋が、「笑っていいかも!?」の話題で持ちきりだった、と話す。


 「よく実現したな」「共演することになって絡むとしたら、どの角度から突っ込めばいいのか」。第一線で活躍する芸人たちが真剣に話し合っていたそうだ。


 コラアゲンさんは刑務所慰問で一番ウケていたのが脳ブラだったことを思い出す。「自分の中でハンディだと思っていることを面白がること、悲劇を喜劇に変えていくことで心豊かな人生を送れるようになる。2人の強みも、芸人の可能性も、そこにあると思う」と語る。


 本人たちにも戸惑いはある。「芸人だから障害を武器にするけど、一般の人なら笑われたくないはず」と周佐さん。実際、年末の養護学校の同窓会でも「不愉快だった」と話す同級生がいたという。


 ただ周囲の気遣いや困惑も、「面白いなら笑うはず」ととらえている。「あの番組で本当にウケたなら、もっと仕事が増えているはずですから」と冷静に分析する。


 全国放送の番組への出演で、意識が高くなったことは確か。「『障害者なのにがんばってますね』と最初から違う目で評価されないようにするためには、まずはいいネタができるようにしないといけない。もっと高いレベルでやりたい」と意気込んでいる。


ネタ合わせする周佐さん(左)とDAIGOさん=新潟市

朝日新聞

フェア:「障害者の社会参加へ理解を」 菓子や鉢植え人気--綾川 /香川

2011年02月21日 00時41分52秒 | 障害者の自立
 知的障害者が作った菓子や鉢植えなどのバザー「2011福祉の店Pon-Pokoフェア」(県知的障害者福祉協会主催)が19日、綾川町萱原のイオン綾川ショッピングセンター1階フラワーコートで始まり、買い物客らでにぎわった。20日まで、午前10時~午後5時。

 同協会は高松市南新町で「街かど交流ひろば『Pon-Poko』」を運営しており、知的障害者の施設で作った製品を販売してきた。今回は「より広く障害者の社会参加への理解を求めたい」として開催した。

 フェアでは、県内外23の知的障害者施設が参加。黒糖クッキーやマロンタルト、ウサギのクッションなどの商品が並び、訪れた買い物客が次々と手に取っていた。

 高松市三谷町の福祉施設職員、高尾愛さん(27)は「かわいいパッケージのお菓子がおいしそう。障害者について知るいい機会になると思う」と話していた。

毎日新聞 2011年2月20日 地方版