障害者が就労時や働いている際に困ったりつらかったこととして、職場の無理解や対人関係を主に挙げていることが、障害者の就労支援などをする宇都宮市のNPO法人「チャレンジド・コミュニティ」の調査で分かった。
調査は昨年末、県内の障害者百六十人を対象に実施。十八歳から五十代の男女三十九人から回答を得た。回答には「障害への理解が得られず、隠して働かねばならない」「上司から『治す気がないから障害が治らない』と言われた」など対人関係に関する悩みが多く、トラブルから体調を崩したケースもあったという。また、就きたい職種はパソコンを使う事務作業が多かった。
栃木労働局によると、県内の昨年の法定雇用率達成企業の割合は1・58%で、全国四十三位と低迷している。
同NPOは「対人関係は大きな課題。パソコンを活用した在宅勤務の取り入れや意識改革を企業に訴えたい」と話している。
東京新聞
調査は昨年末、県内の障害者百六十人を対象に実施。十八歳から五十代の男女三十九人から回答を得た。回答には「障害への理解が得られず、隠して働かねばならない」「上司から『治す気がないから障害が治らない』と言われた」など対人関係に関する悩みが多く、トラブルから体調を崩したケースもあったという。また、就きたい職種はパソコンを使う事務作業が多かった。
栃木労働局によると、県内の昨年の法定雇用率達成企業の割合は1・58%で、全国四十三位と低迷している。
同NPOは「対人関係は大きな課題。パソコンを活用した在宅勤務の取り入れや意識改革を企業に訴えたい」と話している。
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