竹筒入った手作り人形 桃の節句を前に、富山市八尾町黒田の精神障害者らの就労継続支援事務所「おわらの里」(島滝しず子施設長)で、通所者らが竹の筒に入ったひな人形「竹ひな」(2600円)を手作りして販売している。
竹ひなは、近くの林で伐採した竹や、八尾町特産の和紙などを使用。綿棒に色鮮やかな和紙を幾重にも巻いて着物を表現した約10センチのおひな様とお内裏様が、金色に塗られた竹の筒の中に立っている。すべての工程が手作業で行われ、完成までに約2週間かかるといい、通所者らは50個を目標に制作に励んでいる。
同事務所には、20歳代前半~68歳の男女34人が通っている。キーホルダーやお菓子などオリジナル商品を手作りして販売し、障害者の自立支援をしている。
島滝施設長は、「目が見えない人も懸命に制作にかかわった。心を込めたおひな様をぜひ飾ってほしい」と話した。
(2011年2月10日 読売新聞)
竹ひなは、近くの林で伐採した竹や、八尾町特産の和紙などを使用。綿棒に色鮮やかな和紙を幾重にも巻いて着物を表現した約10センチのおひな様とお内裏様が、金色に塗られた竹の筒の中に立っている。すべての工程が手作業で行われ、完成までに約2週間かかるといい、通所者らは50個を目標に制作に励んでいる。
同事務所には、20歳代前半~68歳の男女34人が通っている。キーホルダーやお菓子などオリジナル商品を手作りして販売し、障害者の自立支援をしている。
島滝施設長は、「目が見えない人も懸命に制作にかかわった。心を込めたおひな様をぜひ飾ってほしい」と話した。
(2011年2月10日 読売新聞)