ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「借金なし味噌」きょうから販売 秩父産大豆

2011年02月17日 00時56分50秒 | 障害者の自立

 秩父市寺尾の知的障害者通所施設「ふらわあ」で、秩父産の大豆“借金なし”を使った手作りみそ「借金なし味噌」を、十六日から同市内などで販売を始める。大豆の借金なしを素材にしたみその製品化は初という。


 同施設は、社会福祉法人清心会が運営、知的障害者が通所利用し、パン、ラスクを製造販売。一九九八年からは県産大豆を使ったみそも醸造している。


 借金なしは秩父地方に古くから伝わった在来種の大豆で、味がよい上収量も多い。作れば高収入が得られ、借金が返せると、名付けられたという。数年前から着目され、栽培農家が増えている。


 借金なしは甘みがあることから、同施設はみその素材に着目し、昨年二月に百五十キロを米こうじみそとして、仕込んだ。約十カ月の熟成を経て出荷にこぎ着けた。


 「借金なし味噌」は、七百五十グラム入りが六百円。秩父市のぽっぽのお店ばらーど、道の駅ちちぶ、じばさんセンター、さいたま市の県物産観光館そぴあなどで販売されるほか、業務用としても活用される。 

東京新聞

手作りパンの移動販売

2011年02月17日 00時50分49秒 | 障害者の自立
 障害者の就労支援をしている日野南3丁目の「そよかぜ南の家」は1月に販売車を導入し、障害者が同施設内で製造するパンや豆腐の移動販売を始めている。

 現在は上大岡東1丁目のマンション「ルネ上大岡」と港南台7丁目の港南台第二保育園の2カ所で販売している。商品は同施設製造品のほか、港南4丁目にある「そよかぜの家」で製造しているパンも扱う。そのほか、新鮮な野菜や果物に加え、トイレットペーパーなどの日用雑貨類まで取り揃えており、なかなか買物に出かけることができない高齢者を支援する役割も担っている。

 そよかぜ南の家の東正和所長によると、移動販売は現在の2カ所から順次拡大していく方針だという。東所長は「販売利益はすべて働いている障害者の給料として支給しています。パンや豆腐は防腐剤など一切使わずに毎日作っているものですので、ぜひ味わってください」とPRしている。

 移動販売の曜日と時間は以下の通り。▼【ルネ上大岡】火曜・木曜(祝日休)午後3時から4時/雨天時営業▼【港南台第二保育園】水曜・木曜(祝日休)午前11時30分から午後0時30分/雨天時休業 【電話】045・836・1801


買物客が多数訪れる。人気は塩あんぱん

タウンニュース

<うぇるかむシニア>難聴者にバリアフリーを 「聞こえ」の支援に取り組む 西条 昭子さん

2011年02月17日 00時48分31秒 | 障害者の自立

 難聴者支援に取り組む「めだかの学校」=愛知県蒲郡市=は、主に東海地方の聴覚障害者ら約百六十人からなる。西条昭子さんは、最年長の生徒だ。一月に市内で開かれた新年会では「難聴者のバリアフリーを目指して頑張りたい」と今年の抱負を述べた。


 会場の床には、持ち運びできる黒いコードが輪状に張られ、内側に置かれた机の上に、音を受信する手のひらサイズの受信機が並ぶ。内側にいれば、受信機につながったイヤホンマイクや補聴器の感度が良くなる。コンサートホールなどでもこのシステムを応用できるよう、めだかの学校は、東京工業大などと研究開発を進める。


 西条さんは二〇〇三年の開校当初からのメンバー。補聴器は五十代から使ってきたが、「ストレスなく使いこなせる人が、いかに少ないか」を知った。昨年十一月には、補聴器を正しく使う活動に取り組む沖縄県の医師を訪ね、二泊三日の研修にも参加。丁寧な診察を受け、補聴器の微調整をしてもらうと、浴室の換気扇や冷蔵庫の半ドアの警告音などにも気付くようになった。


 高価な補聴器でなくても、工夫次第で聞こえが違う。「難聴はあきらめてはいけない」という医師の言葉に励まされ、気持ちも前向きに。少しでも参考になればと、これらの体験を月刊誌に載せた。


 鉗子(かんし)分娩(ぶんべん)で生まれた際、右耳の耳小骨が砕け、風邪のたびに耳垂れや耳鳴りの症状に悩まされた。生まれ育った青森から蒲郡市へ移住後、右耳の難聴に気付いた。和文タイピストとして同市の県水産試験場で働き、職場結婚した。


 ところが直後、腹膜炎や胸膜炎にかかり、治療薬の影響で健聴だった左耳も、ふたをしたように聞こえが悪くなった。三十三歳で妊娠が分かったが、今度は子宮がん。出産をあきらめるしかなかった。


 難聴に加え、病気の連続。生きる気力を失いかけたとき、和裁のプロだった母の姿を思い出した。公開講座で通信教育指導員の資格を取得。五十歳を過ぎて、地元の専修学校の家政科で教え始め、退職後は自宅で洋裁教室を開いた。七十七歳で教室を閉じ、「生きてきた恩返し」と難聴者支援に力を注ぐ。


 気掛かりは、近所に住む難聴の高齢者が家にこもっていること。「聞こえないとコミュニケーションがとれなくなり、認知症を招くことになる」


 年々、体力の衰えを感じるが、聞こえを追求する情熱は衰えていない。「眼鏡をかけるように、難聴者が違和感なく補聴器を使いこなせるようになればうれしい」 

◆若い世代へ 野性持って夢実現を


 亡き父に言われた言葉を思い出します。「六分の知性と四分の野性を失うな」。知性を究めようとすればきりがない。でも、人がたくましく生きるためには野性も必要だと。小さい命をあきらめた経験があるからかもしれませんが、「人は生かされている」と常に思います。どんなにつらいときでも「道」はあります。もし夢があるなら、たとえ最初の希望は小さくても、あきらめず、野性を持って、夢の実現へとことん努力してほしい。

東京新聞

大胆な構図 障害者アート

2011年02月17日 00時46分18秒 | 障害者の自立
 障害のある人の作品を展示した「アート・ルネッサンス2011」が広島市中区袋町の市まちづくり市民交流プラザで開かれている。20日まで。無料。

 アクリル絵の具で鮮やかに描いたツバキなどの絵画や、動物をかたどった陶芸作品など98点が並ぶ。安佐南区のNPO法人「コミュニティリーダーひゅーるぽん」が中国地方の福祉施設や学校に呼び掛け、集まった525点の中から選んだ。

 廿日市市の主婦高橋富美枝さん(67)は「色使いや構図が大胆。楽しみながら作った純粋な思いが伝わってくる」と見入っていた。 午前11時~午後8時(最終日は午後6時まで)。合わせて26日まで中区本通のガレリアビルで、福祉施設などで作った雑貨やポストカードなどの販売もしている。ひゅーるぽん=電話082(831)6888。


虹や太陽を描いた作品「夢のいす」に見入る来場者

中国新聞

聴覚障害者:情報アクセスの法整備を 飯塚市で署名活動 /福岡

2011年02月17日 00時42分13秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者に手話通訳などの情報アクセスやコミュニケーションを保障する法制度の実現を求め、市聴覚障害者協会のメンバーら約20人が15日、飯塚市中心部の本町商店街で署名活動をした。

 署名活動は、ろう者や難聴者、手話通訳士などの全国組織が聴覚障害者制度改革推進中央本部を組織し、全国で展開。教育や職場、医療、司法、政治参加など社会のあらゆる分野・場面での情報アクセスに関する法整備を求め、「情報・コミュニケーション法(仮称)」や障害者自立支援法に代わる「総合福祉法(仮称)」の創設を訴えている。

 この日の署名活動でも、聴覚障害者や支援者らが「生きる権利を守る法の整備を」などと書かれたプラカードを持って、買い物客らに理解と支援を呼びかけた。また国連の「障害者権利条約」を日本政府も早期に批准するよう訴えた。

 問い合わせは、同協会の新(あたらし)良一会長(ファクス0948・28・3008)。

毎日新聞 2011年2月16日 地方版