ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

東日本大震災:福祉避難所閉鎖、不安抱え移動 岩手・山田

2011年06月01日 02時04分35秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で869人の死者・行方不明者が出た岩手県山田町で31日、介護が必要な被災者を受け入れてきた2カ所の「福祉避難所」が閉鎖された。町では1日から仮設住宅の入居が始まるが、抽選に外れるなどした要介護者と家族ら計21人は同日、約100キロ離れた同県八幡平市平笠の宿泊施設「いこいの村岩手」へバスで移動した。

 避難所を出る同町八幡町の菊地藤八さん(74)は神経の難病と闘病中だ。介護する妻幸子さん(66)は「他に行くところがなく選択の余地はない」と移動を受け入れながらも「いつ帰って来られるか……。専門の医師も少なく心配」と話す。

 92歳の母親を介護する小成弘志さん(58)は出発前に訴えた。「震災後5カ所目の移動になる。車に30分乗るだけで体調を崩す。3時間耐えられるか」

 町は3月下旬、特養ホーム「平安荘」と居宅介護施設「恵みの里眺望」の2カ所を間借りし、福祉避難所を開設した。避難所での生活が難しい被災者を受け入れるためで、入所者を相部屋にするなどしてスペースを確保した。ただ「6月には全員が仮設住宅に入居できる」との見通しから施設側との契約を5月末までとしていた。

 仮設住宅について、町は▽高齢者(75歳以上)▽障害者・要介護者▽乳幼児・妊婦--がいる世帯は優先入居できるよう6割を割り当てた。しかし、5月25日の1回目の抽選は希望地が集中したこともあり、優先世帯526戸のうち4割の212戸が抽選に漏れた。町建設課は「2回目の募集は6月中旬にしたい」と話すが、入居時期は未定という。

 入居が決まりながら建設中の住宅もあり、福祉避難所にいる要介護者16人のうち、1日から入れるのは2人だけだ。町は急きょ受け入れ先を探し、バリアフリー設備がある「いこいの村」が応じた。

 町国保介護課は「見通しが甘かったと言われれば、その通りと思う」とする一方で「医療や介護の態勢は八幡平市の方が整っている。引き継ぎもしっかりするので安心して行ってほしい」と理解を求めている。

毎日新聞 2011年5月31日

介助犬:育成、普及へ バートンが仕事実演 下松でJAグループがPR /山口

2011年06月01日 02時02分36秒 | 障害者の自立
 県内で1頭だけの介助犬「バートン」が30日、下松市西柳のJA周南直売所「菜さい来んさい!」で介助犬の仕事を実演した。介助犬の育成や普及に取り組んでいるJAグループのPR活動の一環。

 介助犬は身体障害者の手足となって身の回りをサポートする。バートンは2歳半の雄のラブラドルレトリバーで、1歳の時から愛知県長久手町の介助犬総合訓練センターで訓練を受け、国の認定試験に合格。車椅子を利用する周南市桜木の熊谷秋雄さん(67)を昨年12月から手助けしている。

 この日、バートンは熊谷さんが落としたキーホルダーをくわえて渡すなど、介助犬の仕事を買い物客にPRした。熊谷さんは「自分が気づかない落とし物を知らせてくれて、本当に助かっている」と話していた。

 全国で介助犬を必要とする人は約1万5000人いるが、国内の介助犬は今月1日現在52頭。1頭育てるのに必要な300万円の費用集めも課題になっている。

毎日新聞 2011年5月31日 地方版

24時間訪問サービス、拠点整備を本格化へ- ジャパンケア

2011年06月01日 02時00分29秒 | 障害者の自立
 ジャパンケアサービスグループはこのほど、来年3月期(今期)は24時間体制の訪問介護サービスの拠点整備を本格化させる方針を明らかにした。来年度に予定されている「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の創設を見据えたもので、現在は東京都内の一部で提供している同サービスの提供エリアを、来年3月末までに神奈川県や大阪府の一部などにも拡大する計画だ。

 同社が提供している24時間体制の訪問介護サービスは、日中時間帯の訪問介護と夜間対応型訪問介護を組み合わせたもの。現在は東京都世田谷区で提供しているが、来年3月末までには都内での提供エリアを28区市に拡大するほか、横浜市と川崎市、千葉県柏市、大阪府豊中市、仙台市、札幌市の一部地域でもサービスの提供を始める。また、一部の市町村では24時間サービスに関する厚生労働省のモデル事業の受託も目指す。

 今年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比2.5%増の205億4500万円、営業利益が17.6%減の5億9800万円、経常利益が10.6%増の6億100万円で、いずれも計画を下回った。介護の未経験者や障害者の雇用に伴う補助金を営業外収益に計上する一方、人件費を売上原価に計上していることが営業減益の要因となった。また、全国に237あるすべての訪問介護事業所で特定事業所加算を取得したものの、取得準備費用や利用者への説明に伴う業務負担などが想定以上に掛かったことなどが足かせになった。

 来年3月期通期の業績予想は、売上高が7.0%増の219億7500万円、営業利益が21.4%減の4億7000万円、経常利益が33.1%減の4億200万円を見込んでいる。訪問介護の特定事業所加算取得が収益に寄与する一方、24時間サービスなどの拠点整備費用や介護付有料老人ホームの改修費用などがかさみ、増収・減益となる見通し。


( 2011年05月31日 18:48 キャリアブレイン )

震災乗り越え、パラリンピック目指して

2011年06月01日 01時57分32秒 | 障害者の自立
東日本大震災を乗り越え、パラリンピックに
カナロコニュースによれば、福島県いわき市出身の半谷静香さん(22)が、東日本大震災を乗り越え、パラリンピックに出場しメダル獲得を狙っているという。

半谷さんは兄の影響で中学から柔道を始めた。視力は左右とも0・1以下と弱視で、障害者2級に認定。全日本視覚障害者大会の48キロ級を07、09年には優勝し、もはや国内には敵なしと言われている。

本当ならば就職が内定した企業で勤めながらパラリンピックを目指す予定であった。


東日本大震災により状況は一変
だが、東日本大震災により実家が被災し、家族は一時新潟県への非難を余儀なくされた。さらに、内定が決まっていた企業から内定取り消しの通知が来た。大学の宿舎も退寮する間際であったため、途方に暮れてしまったという。

そんな折に、プロレスラーの小川直也氏が設立した「小川道場」より救いの手が差し伸べられ、小川道場に所属することが決定した。

現在は週に5日間、日々3時間以上の練習を小川道場で続けながら、パラリンピックへの出場、そしてメダル獲得を目指しているという。

カナロコ http://news.kanaloco.jp/
小川道場 http://www.ogawadojo.com/

日刊!目のニュース

いまだ店が一軒もない… 復旧に地域差【岩手・盛岡発】

2011年06月01日 01時54分13秒 | 障害者の自立
難民を助ける会では、3月11日(金)から被災者への支援活動を行っています。宮城県に比べて、被害地域が都市部から離れた地域に広がり、復興が遅れている岩手県で活動する盛岡事務所の大豆本由紀から、岩手県の現状と難民を助ける会の取り組みについての報告です。

スーダンから被災地へ

難民を助ける会では、4月1日、岩手県の活動拠点として盛岡市に事務所を設立しました。対象としている障害者72 件・高齢者施設や在宅避難者は沿岸部に多く点在し、日々数時間かけて被災地へ行きます。

今回の震災を3月末まで駐在していたスーダンで知りました。3月末に帰国し、4月7日に盛岡に入りました。初めて被災地を訪れたときは、ニュースで見たあの光景が目の前に広がっているという事実をしばらく信じることができませんでした。「あそこに家があって、隣は本屋があったんだ」とつぶやくおばあさんが指差す向こうは、その痕跡さえ残らない状態であったことを今でも鮮明に覚えています。


保存が難しい生鮮食品は配付が少ないため、とても喜ばれました。中央は障害者72 件施設でみかんを配る大豆本由紀

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