日田市で“第1号”となる盲導犬が市内丸山の山口昌子さん(39)に貸し出される。現在、山口さんと一緒に共同訓練中。27日から正式に活動を始める。
視覚障害者の目となる盲導犬は県内では現在17匹が活躍しているという。育成団体(全国9カ所)が希望者に貸与する仕組みになっており、山口さんは九州盲導犬協会から無償で貸与される。導入に必要な訓練・育成費用(約200万円)は大分盲導犬協会(湯沢純一会長)が助成や募金でサポートした。
盲導犬はオスのインディ(2歳7カ月)。ラブラドルレトリバーとゴールデンレトリバーのミックスで、九州盲導犬協会総合訓練センター(福岡県糸島市)で訓練を積んできた。人の気持ちが分かる繊細な性格という。
山口さんとインディは5月下旬から1カ月間、共同訓練。同センターで3週間の訓練をした後、現在は自宅で現地訓練をしている。
歩行指導員の伊藤優子さん(28)とともに、よく行くスーパーや店など生活圏内のルートを確認。子どもが通う小学校や定期的に訪れる保育園に出向いたり、バスに乗車するなどの訓練を重ねている。
山口さんは、共に治療院を営む夫と小学生2人の4人家族。子どもに手がかからなくなり「1人で動く時間をもっとつくりたい」と盲導犬を希望した。「不安もあるがわくわくしている。インディと一緒に行動範囲をどんどん広げたい」と話している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/23/8c18d0cbddf747462fb7d03c797d2dff.jpg)
生活圏内を歩いて訓練する盲導犬のインディとユーザー(使用者)の山口さん、歩行指導員の伊藤さん(左)=日田市吹上
大分合同新聞
視覚障害者の目となる盲導犬は県内では現在17匹が活躍しているという。育成団体(全国9カ所)が希望者に貸与する仕組みになっており、山口さんは九州盲導犬協会から無償で貸与される。導入に必要な訓練・育成費用(約200万円)は大分盲導犬協会(湯沢純一会長)が助成や募金でサポートした。
盲導犬はオスのインディ(2歳7カ月)。ラブラドルレトリバーとゴールデンレトリバーのミックスで、九州盲導犬協会総合訓練センター(福岡県糸島市)で訓練を積んできた。人の気持ちが分かる繊細な性格という。
山口さんとインディは5月下旬から1カ月間、共同訓練。同センターで3週間の訓練をした後、現在は自宅で現地訓練をしている。
歩行指導員の伊藤優子さん(28)とともに、よく行くスーパーや店など生活圏内のルートを確認。子どもが通う小学校や定期的に訪れる保育園に出向いたり、バスに乗車するなどの訓練を重ねている。
山口さんは、共に治療院を営む夫と小学生2人の4人家族。子どもに手がかからなくなり「1人で動く時間をもっとつくりたい」と盲導犬を希望した。「不安もあるがわくわくしている。インディと一緒に行動範囲をどんどん広げたい」と話している。
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生活圏内を歩いて訓練する盲導犬のインディとユーザー(使用者)の山口さん、歩行指導員の伊藤さん(左)=日田市吹上
大分合同新聞