国内トップクラスの選手が在籍するウィルチェアー(車いす)ラグビーチーム「BLAST(ブラスト)」が、千葉県内で競技の普及を目指して活動している。千葉市内に拠点を移したばがりで、メンバーは「千葉でも多くの人に車いすラグビーを知ってもらい、世界トップを狙いたい」と意気込んでいる。
車いすラグビーは手足にまひなどがある障害者のスポーツで、1977年にカナダで考案された。バスケットボールのコートが利用され、バスケットとラグビー、アイスホッケーなどの要素が取り入れられている。
アメリカンフットボールにも似ており、バンパーなどが取り付けられた専用の車いすが使われる。車いす同士がぶつかり合い、障害者スポーツの中でも激しい競技の一つだ。2000年のシドニーパラリンピックから公式種目となり、欧米を中心に普及している。
日本には1996年に紹介され、カナダで昨年行われた世界選手権で日本代表は銅メダルを獲得。この時、チームを率いたのがブラストでもキャプテンを務める佐藤佳人さん(31)だ。
ブラストは09年、佐藤さんが中心となり結成した。埼玉県で活動していたが、千葉県内に車いすラグビーチームがなかったことから「千葉でも競技の普及を図りたい」と、今年4月に拠点を千葉市内に移した。
現在のメンバーは21~40歳の10人で、稲毛区の県障害者スポーツ・レクリエーションセンターなどで月2~3回練習している。
拠点を市内に移し、活動している「BLAST」のメンバー=千葉市稲毛区
千葉日報
車いすラグビーは手足にまひなどがある障害者のスポーツで、1977年にカナダで考案された。バスケットボールのコートが利用され、バスケットとラグビー、アイスホッケーなどの要素が取り入れられている。
アメリカンフットボールにも似ており、バンパーなどが取り付けられた専用の車いすが使われる。車いす同士がぶつかり合い、障害者スポーツの中でも激しい競技の一つだ。2000年のシドニーパラリンピックから公式種目となり、欧米を中心に普及している。
日本には1996年に紹介され、カナダで昨年行われた世界選手権で日本代表は銅メダルを獲得。この時、チームを率いたのがブラストでもキャプテンを務める佐藤佳人さん(31)だ。
ブラストは09年、佐藤さんが中心となり結成した。埼玉県で活動していたが、千葉県内に車いすラグビーチームがなかったことから「千葉でも競技の普及を図りたい」と、今年4月に拠点を千葉市内に移した。
現在のメンバーは21~40歳の10人で、稲毛区の県障害者スポーツ・レクリエーションセンターなどで月2~3回練習している。
拠点を市内に移し、活動している「BLAST」のメンバー=千葉市稲毛区
千葉日報