全国で初めてロボット実験特区の認定を受けたつくば市で2日、立ち乗り充電式二輪車セグウェイなど「モビリティロボット」の公道走行実験が始まった。実際に歩行者や自転車利用者がいる環境で、ロボットの利便性や安全性を確認するのが狙い。今後は防犯パトロールの移動手段にも利用される。
モビリティロボットは車椅子型や立ち乗り型があり、高齢者や交通弱者の移動手段としても期待される。市は、安全安心な社会や低炭素社会を実現する移動手段として実用化を目指し、今年3月に特区の認定を受けた。
実験を始めるロボットはセグウェイのほか、産業技術総合研究所が開発した2輪型ロボットと車椅子型ロボット、日立製作所が開発した自律移動機能付きモビリティロボット。
同日は、計7台のロボットがつくばエクスプレスつくば駅周辺の歩道や中央公園内を走行。車椅子型ロボットは、後ろのロボットが前のロボットを自動で追走できるかなどを確認した。
各開発者らは6月中は週1、2日程度、公道実験を行い、その後は徐々に実験日を増やしていく方針。市原健一市長は「つくばで生まれた科学技術を環境に優しい移動手段として定着させ、日本、世界に広げていきたい」と話した。

茨城県つくば市で行われた、電動四輪車やセグウェイを歩道で走らせる実験=2日午後
(共同)
モビリティロボットは車椅子型や立ち乗り型があり、高齢者や交通弱者の移動手段としても期待される。市は、安全安心な社会や低炭素社会を実現する移動手段として実用化を目指し、今年3月に特区の認定を受けた。
実験を始めるロボットはセグウェイのほか、産業技術総合研究所が開発した2輪型ロボットと車椅子型ロボット、日立製作所が開発した自律移動機能付きモビリティロボット。
同日は、計7台のロボットがつくばエクスプレスつくば駅周辺の歩道や中央公園内を走行。車椅子型ロボットは、後ろのロボットが前のロボットを自動で追走できるかなどを確認した。
各開発者らは6月中は週1、2日程度、公道実験を行い、その後は徐々に実験日を増やしていく方針。市原健一市長は「つくばで生まれた科学技術を環境に優しい移動手段として定着させ、日本、世界に広げていきたい」と話した。

茨城県つくば市で行われた、電動四輪車やセグウェイを歩道で走らせる実験=2日午後
(共同)