「障害者就業・生活支援センターどりいむ」(石垣市真栄里、津嘉山航センター長)が3日、県の障がい者委託訓練として「お仕事準備講座」を開講した。各種訓練や事業所実習を通して社会生活上のマナーやコミュニケーション能力を高め、就職に関する知識や技術を習得する。入校式では訓練生8人が就業に向けた努力を誓った。
昨年度までの「知識技能コース」に加え、本年度から1カ月間の企業実習を盛り込んだ「デュアルコース」を新たに設置した。同コースを受講する3人は学科を修了後、市内の農業生産法人で従業員として実習する。現場感覚を学び、受け入れた企業側とのマッチングも図る。
式では同講座を委託した県立浦添職業能力開発校の翁長武俊校長が「就職の基礎力を養うカリキュラム。自分の能力の向上を心掛け、励まし合いながら訓練を乗り切ってほしい」と激励した。
津嘉山センター長は「受講期間の3~4カ月間で訓練生も変化し、起業や新たな就職先の開拓につなげるなど、楽しみが増えてくる。訓練生の潜在的な能力を引き出したい」と意欲を語った。
訓練生の本原一史さん(26)は「一生懸命訓練を受けたい。周りの人から評価される、一人前の従業員を目指して頑張る」と力を込めた。
就職に向け意気込む訓練生=石垣市真栄里・八重山地区就業・生活支援センターどりいむ
沖縄タイムス
昨年度までの「知識技能コース」に加え、本年度から1カ月間の企業実習を盛り込んだ「デュアルコース」を新たに設置した。同コースを受講する3人は学科を修了後、市内の農業生産法人で従業員として実習する。現場感覚を学び、受け入れた企業側とのマッチングも図る。
式では同講座を委託した県立浦添職業能力開発校の翁長武俊校長が「就職の基礎力を養うカリキュラム。自分の能力の向上を心掛け、励まし合いながら訓練を乗り切ってほしい」と激励した。
津嘉山センター長は「受講期間の3~4カ月間で訓練生も変化し、起業や新たな就職先の開拓につなげるなど、楽しみが増えてくる。訓練生の潜在的な能力を引き出したい」と意欲を語った。
訓練生の本原一史さん(26)は「一生懸命訓練を受けたい。周りの人から評価される、一人前の従業員を目指して頑張る」と力を込めた。
就職に向け意気込む訓練生=石垣市真栄里・八重山地区就業・生活支援センターどりいむ
沖縄タイムス