全国肢体不自由児・者父母の会連合会長の清水誠一・元北海道議が7日、宮崎市内で「北海道障がい者条例が出来るまで、出来てから」と題して講演した。約80人が参加し、2010年に施行された条例の内容などについて耳を傾けた。
同様の条例は千葉、岩手、熊本県で制定されている。県内の障害者らでつくる「障害者差別禁止条例制定をめざす宮崎世話人会」(代表世話人=永山昌彦・障害者自立応援センターYAH!DOみやざき代表)が、県内での制定を目指して企画した。
清水氏は、障害者自立支援法によるサービスは市町村間で格差があるため、障害者が暮らしやすい地域にするため、議員発議で条例案を作ったことを説明した。
さらに障害者に対する虐待や人権侵害を調査し、知事に勧告を求めることができる「地域づくり委員会」を地区ごとに設け、障害者の就労を支援する企業を入札や融資などで優遇する認証制度を設けたことなどを紹介した。
そのうえで「多くの地域で障害者が生活するための制度が整備されていない。宮崎県でも条例を作り、周知させることで、支援の充実を進めて」と呼びかけた。
北海道の事例を紹介する清水氏
(2011年8月8日 読売新聞)
同様の条例は千葉、岩手、熊本県で制定されている。県内の障害者らでつくる「障害者差別禁止条例制定をめざす宮崎世話人会」(代表世話人=永山昌彦・障害者自立応援センターYAH!DOみやざき代表)が、県内での制定を目指して企画した。
清水氏は、障害者自立支援法によるサービスは市町村間で格差があるため、障害者が暮らしやすい地域にするため、議員発議で条例案を作ったことを説明した。
さらに障害者に対する虐待や人権侵害を調査し、知事に勧告を求めることができる「地域づくり委員会」を地区ごとに設け、障害者の就労を支援する企業を入札や融資などで優遇する認証制度を設けたことなどを紹介した。
そのうえで「多くの地域で障害者が生活するための制度が整備されていない。宮崎県でも条例を作り、周知させることで、支援の充実を進めて」と呼びかけた。
北海道の事例を紹介する清水氏
(2011年8月8日 読売新聞)