ゴエモンのつぶやき

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東日本大震災:養護学校などの芝生張り替えを 高教組、県教委に申し入れ /茨城

2011年08月28日 01時41分28秒 | 障害者の自立
 県高校教職員組合は26日記者会見し、霞ケ浦聾(ろう)学校と、土浦、美浦、伊奈の3養護学校の計4校の芝生の一部を張り替えるよう県教委に申し入れたことを明らかにした。

 高教組は、県立学校121校のうち44校について独自に放射線量の調査を行った。その結果、芝生の汚染は土のグラウンドに比べて深刻であることが判明。特に障害児学校では、教室に面した芝生の中庭などがあり、授業など日常活動に使われていることから、張り替えなどの処置が必要としている。

 4校の芝の放射線量を独自に測定した結果は、部分的に高い数値を示す「ホットスポット」があり、▽霞ヶ浦聾=毎時1・55マイクロシーベルト▽土浦養護同1・02マイクロシーベルト▽美浦養護同0・53マイクロシーベルト▽伊奈養護同1・52マイクロシーベルトだったという。

 小野寺俊教育長は26日の会見で、国が校庭の使用を制限する基準を見直すのに併せて県立学校の空間放射線量を再測定していることに触れ、「一定の高い数値が出た場合は国の基準によらず、除染について柔軟に対応したい」と話した。

毎日新聞 2011年8月27日 地方版


暮らしとエネルギー・下 主婦のまいた種

2011年08月28日 01時39分36秒 | 障害者の自立
 須坂市の主婦が34年前にガリ版刷りで始めた反原発のミニコミ紙が、再び日の目を見ている。当時と同じ「聞いてください」の書名で長野市の出版社が6月に刊行した。飯山市の元高校教員が共鳴し、来月15日の読書会でテキストに使う。今、まいた種はじわじわと広がっている。
 著者の坂田静子さん(1923~98)は薬局のおかみさん。長女は英国人と結婚してイギリス海峡の島に暮らしていたが、障害のある子を宿した。対岸のフランスの核燃料の再処理工場の影響を疑った。
 原発のない信州で、研究者に学び、講演会を開き、抱いた疑問や反原発団体との交流を伝えた。通算100号を超す紙面を、機会ある度に配った。他界した翌年、遺稿集にまとまった。
 原発事故が現実になった今年、遺稿集が出版社オフィスエムの村石保さん(60)の目にとまった。「今これを出版しなかったら、後悔する」。新装版として刊行した。重刷した計5千部は、地味な内容の地方出版書にしては異例の売れ行きだという。
 「人から人へ伝わり、10冊、20冊とまとめて注文が入る。本のぬくもりが伝わっている。坂田さんの存在の大きさを感じています」と村石さん。
    ◇
 飯山市の元高校教員、関口邦平さん(93)は原発に関心はあったが、「お茶飲み話ぐらいだった」。本を勧められて一読した。「今まさに起きている放射能漏れを、著者は30年以上も前に予言していた。しかも近くの人だ」
 北信の9人で毎月、読書会を開く。今月24日に関口さんは「次のテキストにどうか。大震災で気になっていることを分かりやすい文章で書いてある」と提案。みんな賛成した。
 世話役の石澤滋(しげ)子(こ)さん(79)は消費者運動を通して著者の名は知っていた。「大量の原発報道が頭上を流れていきます。この本を読んで立ち止まり、自分の力で考えたい」
    ◇
 坂田さんの次女で記録映画監督の雅子さん(63)は「この本に心を動かされる方がいて、うれしい」と語る。生前の母は「あえて言えば、うっとうしかった。主張は正しいと思っていても、情熱的な運動に付いてはいけなかった」。だが母を見る目は変わる。
 元米軍兵士で写真家の夫グレッグ・デイビスさんが8年前に肝臓がんで急逝。ベトナム戦争で浴びた枯れ葉剤が疑われた。夫を心にとどめようと、映画づくりを学び始めた。ベトナム帰還兵や科学者に取材した初の作品「花はどこへいった」が2008年に公開された。来月には第2作「沈黙の春を生きて」が公開される。
 自らを「母に似てきた」と雅子さん。「放射能も枯れ葉剤も、人の命のつながりを問います。それを何かの形で伝え、世の中の役に立ちたいという強いエネルギーが入り込んだのでしょう」

朝日新聞

PTSDも仮設入居を 災害救助法で保護求める 仙台弁護士会

2011年08月28日 01時37分35秒 | 障害者の自立
 東日本大震災による心的外傷後ストレス障害(PTSD)で自宅で暮らすことができない被災者が出ていることに対し、仙台弁護士会は26日、「災害救助法に基づき、避難所や仮設住宅を供与して居住場所を確保すべきだ」として、国や自治体に対策を求める提言を発表した。
 仙台市内では震災後、自宅に戻れず、自家用車での車中泊を続けているPTSD患者の男性に対し、市が継続的な避難所入所を認めなかったケースが生じている。
 提言は、災害でPTSDやパニック障害などを発症し、自宅に戻れなくなった患者が路上生活に陥る恐れを指摘。「精神的被害によって生存権が脅かされる場合も救助法で保護すべきだ」と、避難所や仮設住宅の供与を求めた。
 行政の供与負担に関しては「例えば医師の診断書を要求して対象範囲を限定すれば、過大な負担にならない」とした。
 仙台市青葉区の仙台弁護士会館で記者会見した同弁護士会災害対策本部の野呂圭事務局次長は「寝る場所の確保は生存権の最低限の権利。行政は精神疾患の患者向けに福祉仮設住宅を設けるべきではないか」と訴えた。
 仙台弁護士会は同日、厚生労働省や宮城県、仙台市など同県内の被災自治体に提言を送付した。


2011年08月27日土曜日

河北新報

がんの治療薬にあらたな光?英大学研究チームが発表

2011年08月28日 01時34分37秒 | 障害者の自立
がんの治療薬にあらたな光?英大学研究チームが発表
一般的に「エクスタシー」として知られているドラッグをガンの治療薬として改良する研究内容が19日、専門誌Investigational New Drugsに発表されている。

治療薬として効果のある成分だけを抽出し改良
発表したのは英バーミンガム大学の研究チーム。6年前に白血球を侵すがん細胞の成長を止める働きが向精神薬に含まれていることを発見した。この向精神薬にはプロザック系抗うつ剤のほか、エクスタシーが含まれていたという。

しかしエクスタシーをそのまま使用すると、がん治療に効果がでる必要な量は致死量になってしまうほどの高用量が必要になるという問題があったため、治療薬として効果があるがん細胞破壊成分だけを抽出し改良した。

今回開発された改良型の効果はおよそ100倍。これは、がん攻撃効果を得るのにエクスタシーが100g必要な場合、改良型エクスタシーでは1gのみで同じ効果が得られることを意味する。

改良型では、白血病やリンパ腫、骨髄腫などの血液がんの治療に効果が期待できるという。現在はがん細胞の細胞壁にこの成分をさらに浸透しやすくする方法を研究している。


新しいがん治療薬の開発における重要な一歩として期待
血液がんの治療に使用する改良研究について、同大学の免疫・感染症学教授のジョン・ゴードン氏は
「この改良型MDMAを血液がんに苦しむ人たちの治療に使うにあたっての大きな一歩だ。患者に誤った期待を抱かせたくはないが、この研究の結果からは、近い将来、治療法の向上が期待できる」
と語っている。

あくまでも血液がんの治療として画期的な治療薬の開発の見通しが得られたという話である。現在はまだ試験段階なので、治療薬と処方されるには少なくとも10年はかかるであろう。今後の研究に期待したい。




Modified Ecstasy holds promise as potent blood cancer treatment
(米バーミンガム大学 ニュースリリース)

「Enhancing the anti-lymphoma potential of 3,4-methylenedioxymethamphetamine (‘ecstasy’) through iterative chemical redesign: mechanisms and pathways to cell death 」 
(Investigational New Drugs)

MDMAは麻薬です 薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」

障害者雇用インフォメーション

松任に手話サロン 10月、石川初

2011年08月28日 01時32分29秒 | 障害者の自立
 白山市は10月1日、同市中町の中町商店街事務所に聴覚障害者とボランティアら健常者の交流拠点となる「手話サロン」を開設する方針を固めた。手話を理解する市民の輪を広げ、災害時に聴覚障害者を支援するネットワークづくりも目指す。常設の手話サロンは県内では初めてで、市は9月補正予算案に関係事業費約350万円を計上する見通し。
 手話サロンを設置するのは、松任地区中心部にある中町商店街事務所ビルの1階。市聴覚障害者協会が運営し、文字でもコミュニケーションができるよう映像装置も設置する。聴覚障害者や手話ボランティアが手話を指導し、手話の普及を図る。災害に備えて市内の聴覚障害者の自宅を把握する地図の作製も進める。

 市によると、サロンの開設は同協会が要望した。災害時の情報収集に不安を募らせる会員が多く、地域に支援の輪を広げる思いを込めて交流拠点を設けることにした。東日本大震災では、障害者の避難や避難所生活で健常者らの支援が大きな力になっていることも理由という。

 市内の聴覚障害者は現在約260人で主に手話で会話をしているのは約60人。市はサロン開設に当たり、国、県の補助を受ける。補正予算案は9月5日開会の市議会9月定例会に上程される。

北國新聞