ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

入居者の預金横領容疑 障害者施設元副理事を逮捕

2012年06月08日 01時17分16秒 | 障害者の自立
 知的障害者のグループホーム元入居者の預金を着服したとして、神奈川県警捜査2課などは7日、横領容疑で、横浜市戸塚区原宿、NPO法人「障害者フルライフサポート・ユーリカ」元副理事長、矢ケ部恵美被告(60)=業務上横領罪で起訴=を再逮捕した。県警によると、「金を引き出したことは間違いない」と供述している。

 逮捕容疑は、平成23年2~8月、グループホーム元入居者の30代女性と60代母親の口座から6回にわたり計83万円を引き出し、着服したとしている。女性には軽度の知的障害があり、矢ケ部被告が通帳を預かっていた。

 グループホームの入居者約20人の口座から計約1億円が引き出され使途不明になっており、同課が捜査している。

MSN産経ニュース - 2012.6.7 23:17

自らスコップでコース整備…障害者スキーに貢献

2012年06月08日 01時16分07秒 | 障害者の自立
 三笠宮家の寛仁ともひと親王殿下が逝去された6日、北海道内は悲しみに包まれた。

 札幌五輪の組織委員会事務局に勤務し、障害者スキーなど冬季スポーツの発展にも多大な貢献をされた寛仁さま。スポーツマンで、人々とも距離を置かないその気さくなお人柄を惜しむ声が上がった。

 「いつも私のためにおっしゃって下さった。今は『ありがとうございます』の言葉だけです」。1988年のインスブルック(オーストリア)冬季パラリンピックで、チェアスキーの大回転で銅メダルを獲得した室蘭市の三野勉さん(69)は、寛仁さまご逝去の号外を手に言葉を詰まらせた。

 作業中の事故で両足を失った三野さんは80年、寛仁さまに招かれたレセプションで初めて出会った。何を話して良いか分からず、とっさに「実はスキーがうまくできないんです」と打ち明けると、寛仁さまは「足を切断したフットボール選手が、短いスキーを付けて滑っている。フィルムを送るから研究してみなさい」とアドバイスされた。

 間もなく16ミリフィルムが届き、死にものぐるいでスキーの練習を始めた三野さんは世界を転戦するようになった。寛仁さまは遠征先にも激励の電話をされ、三野さんはメダリストにまでなった。

 90年に開かれた道内のスキー大会に出場した夜。三野さんは妻(59)とともにホテルの一室に招かれ、寛仁さまから「思い出の昭和天皇」の本を手渡された。表紙を開くと寛仁さま直筆のメッセージがあり、「長い間の努力でチェアスキーの名手に変身された。素晴らしいことです。健常者に負けない様に」と記されていた。

 三野さんは、「殿下は通り一遍の優しい言葉をかける方じゃなかったが、いつも『成長したね。でももっと上を見て頑張って』と背中を押してくれた。今は感謝の気持ちしか思い浮かびません」と当時の写真を見ながら話した。

 障害者スキーの普及を図る「北海道ハンディキャップスキー協会」の設立も、寛仁さまの提案がきっかけだった。同協会会長の小林俊勝さん(76)は、「スコップを持って自らコース整備にあたられた」と振り返る。同協会が開く全道ハンディキャップスキー大会は今年3月で33回目を迎えた。

(2012年6月7日09時44分 読売新聞)