ゴエモンのつぶやき

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無資格マッサージ:取り締まりを 視覚障害者の仕事を圧迫 行政に法改正を要望へ /茨城

2013年03月04日 01時20分43秒 | 障害者の自立
 ◇つくばできょうから関係者大会

 視覚障害者の仕事が圧迫されている実態の改善を目指し、日本盲人会連合関東ブロック協議会が3日から、つくば市で開催する大会で、マッサージの資格を持たない業者の取り締まりを強化するための法改正を求める決議を採択する。視覚障害者10+件のマッサージ師は盲学校などで資格を取得するのが通常で「唯一の適職」(県視覚障害者10+件協会)とされるが、国家資格を持つと法律で広告内容が厳しく制限されるのに対し、無資格業者には法的規制が及ばないため「不公平」との声が上がる。同協議会は関東の1都7県と政令指定市5市の関係者から成り、今後、厚生労働省や各自治体に対する要望活動を行う予定。【杣谷健太】

 「これから開業する人にとっては大きな問題」。水戸市渡里町でマッサージ業を営む平山栄二さん(61)は懸念を漏らす。緑内障と白内障の影響でほとんど視力がなく、マッサージ師とはり・きゅう師の国家資格を取得し86年に開業。当初は1日で5人、多い時で10人以上の客があり、午前9時から午後10時ごろまで休憩なしで働くこともあったが、現在は当初の7割程度に減少したという。県視覚障害者協会の本多操会長は「カイロ整体など無資格業者が増加したため、視覚障害者のマッサージ師の経営が悪化している」と指摘する。

 「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」は、氏名・住所、業務の種類、施術日や時間、出張による施術の実施など以外の内容を広告することを禁じており、「肩こり治ります」などの表現を用いることはできない。しかし、無資格業者には同法の適用がなく、こうした制限はない。県医療対策課は「資格者のみ広告の規制があるのはおかしいという声は認識している。しかし規制する法律がなく手が出せない」と話している。


「視覚障害者にとってはこの職以外はなかなかない」と不公平是正を訴える平山さん=水戸市渡里町の「平山治療院」で

毎日新聞 2013年03月03日 地方版

精神障害者の採用支援へ専門チーム インテリジェンス

2013年03月04日 01時09分57秒 | 障害者の自立
転職支援サービス「DODA(デューダ)」などを展開する人材会社インテリジェンスは、精神障害者を雇おうとする企業を手助けする専門チームを4月に立ち上げる。企業が雇うべき障害者の割合が4月に引き上げられるため、精神障害者を雇いたい企業が増えると見込み、採用の仕方などを指南する。

 企業が達成すべき、従業員に占める障害者の割合(法定雇用率)は今は1・8%だが、4月から2・0%になる。これに合わせて法定雇用率を守る義務がある企業の対象も、今の「従業員56人以上」から「50人以上」に広がる。守れないと、不足1人あたり最大で月5万円を国に納める必要がある。

朝日新聞-2013年3月3日21時58分