知的障害や身体障害のある人が日頃の武道の練習の成果を披露する「日本障害者武道会演武会」が10日、草津市笠山の県立障害者福祉センターで開かれた。障害のある子供が体の大きな指導員を豪快に投げ飛ばすと、会場は大きな歓声に包まれた。
演武会は同センターで障害者武道を指導している渕上博昭師範が提唱し、今回初めて開催。小学生から30代までの稽古生8人が参加した。
演武では、稽古生と指導員が2人1組で技を掛け合った。指導員が稽古生に近づくと、稽古生は素早く相手の手首を持つなどして動きを封じ、体いっぱい使って指導員を投げ飛ばしていた。
昨年4月から始めた小学2年の植南森太●君(8)の母、道子さん=京都市北区=は「息子の楽しみになっており、リハビリにもつながっている」と目を細める。渕上師範は「武道は心と心のつながりが感じられる。障害のある人もぜひ挑戦して礼節などを学んでほしい」と話している。
●=郎の旧字体
MSN産経ニュース-2013.3.11 02:15
演武会は同センターで障害者武道を指導している渕上博昭師範が提唱し、今回初めて開催。小学生から30代までの稽古生8人が参加した。
演武では、稽古生と指導員が2人1組で技を掛け合った。指導員が稽古生に近づくと、稽古生は素早く相手の手首を持つなどして動きを封じ、体いっぱい使って指導員を投げ飛ばしていた。
昨年4月から始めた小学2年の植南森太●君(8)の母、道子さん=京都市北区=は「息子の楽しみになっており、リハビリにもつながっている」と目を細める。渕上師範は「武道は心と心のつながりが感じられる。障害のある人もぜひ挑戦して礼節などを学んでほしい」と話している。
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MSN産経ニュース-2013.3.11 02:15