ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

小泉麻耶、障害者専門デリヘル嬢役で初のベッドシーンに挑戦

2013年03月26日 01時29分38秒 | 障害者の自立
 身体障害者を専門的に顧客とする派遣型風俗店があるという。日頃はなかなかうかがい知れないそんな空間を舞台に、グラビアアイドルとしての活躍に加え、近年は役者としても成長著しい小泉麻耶(24)がいわゆるデリヘル嬢を体当たりで演じた。「初めて目にする題材だったので興味津々でした。脚本をあっという間に読んでしまいました」

 身体障害者が相手ならば、さほど怖い目に遭わないでお金を稼げるだろう-。気軽な気持ちで働き始めた沙織(小泉)だったが、店にやってくる客は一筋縄ではいかない個性派ばかり。バイク事故で体の自由を奪われた引きこもりがちの青年がいるかと思えば、全身に入れ墨を彫った進行性筋ジストロフィー患者もいる。果ては、障害をだしに、禁じられている「本番行為」を言葉巧みに求めてくる強者まで現れる-。

 ■生きるとは何か

 本作はNHK番組を演出する戸田幸宏が初めて挑んだ長編映画だ。自分が今までいかに世の中を知らなかったのか、身をもって体験できたのだろう。接客を通じ、「生きるということ」は何なのかを考え始めた沙織は、少しずつ人間としての幅を広げていく。

 そんな沙織の成長を表現する小泉自身も、ある意味では井の中の蛙だった。だから、デリヘルという未知の世界にリアリティーを持たせるため、「実際に風俗で働いていた子に体験談を聞き、しっかりと内面をリサーチしました。外見については新宿の歌舞伎町、渋谷の道玄坂に行き、歩いてるそれらしい女の子を見て、しぐさや雰囲気を学びました」と、自分なりに体験を重ね、暗中模索しながら撮影に臨んだことを話してくれた。

 ■普通の女の子

 デリヘル嬢となった沙織については、自らの取材結果もふまえ、特別珍しい存在ではないとの考えにいたった。「普通の女の子であっても選んでしまう職業だと思います。主人公もごく普通の女の子だけど、きっと『楽にお金を稼げるから』という理由だけで選んでしまっていますからね」。また、小泉はネガティブな側面ばかりに着目することにも否定的で、「(デリヘル嬢をすることも)経験だと思います。人生で無駄なことはないです。人への接し方や考え方、その職業を選んだからこそ見えるものもあるので、否定も肯定もしないです」。

 小泉は1日9時間の舞台稽古に明け暮れる日々。自分なりに選び取った今を精いっぱい生きていると胸を張った。3月23日から東京・渋谷ユーロスペースでレイトショー公開、ほか全国順次。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS)

       ◇

 ■こいずみ・まや 1988年7月2日、東京都生まれ。2009年、日テレジェニックに選ばれる。主な映画出演作は、09年の主演「エレクトロニックガール」、09年「特命女子アナ 並野容子」、10年「Re:Play-Girls」「TENBATHU」、12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」など。舞台、ラジオ、バラエティー番組でも活躍中。


「刹那的、思慮が足りない、目的があればそれでいい…。沙織についていろんな捉え方があってもいい」と語る、女優の小泉麻耶さん=東京都内

ウオーカープラス-2013.3.22 12:49


障害者虐待:防止に手探り…自治体、労働局の課題浮き彫り

2013年03月26日 01時24分01秒 | 障害者の自立
 障害者を守るため自治体に窓口対応が義務づけられた障害者虐待防止法の施行から半年近く。新たな通報制度に基づき一線で働く市区町村の職員の多くは、専門職ではない一般職が担う。「経験が乏しい」「ノウハウも人手もない」。これまで水面下に沈んでいた恐れがある「実態」の告発にどう対応していくのか。課題も次々浮上している。

 さいたま市に住む知的障害の30代男性は父親に殴られ、通所施設で稼いだ工賃を奪われるなど、虐待が疑われた。同市の担当職員はヘルパーからの証言も得て、虐待をやめるよう再三伝えたが、父親は「しつけ」と主張し、なかなか改まらなかった。

 昨夏、男性は父親から激しく殴られて家出。ヘルパーが通報し、親族が捜索願を出したのを受け、同市は男性を一時保護し、「虐待」と認定した。

 昨年10月施行された防止法で市町村は、家庭内虐待について危険と判断すれば、家族の了解なしに家庭に立ち入り調査できるようになった。市は、今後はこの男性のようなケースで事実確認がよりスムーズになるとみている。また、防止法は「障害者の養護者」の支援も定めており、市は父親も高齢者施設で暮らせるように取り計らった。

 毎日新聞の調査では虐待と認定された8割以上を家庭内の虐待が占めた。「家族を罰するのでなく、本人も家族も暮らしやすいよう手助けするのが法の目的。だが、危険性や本人の心の傷は、特に知的障害の場合、確かめるのが難しい」と、さいたま市西区支援課の山田義明障害福祉係長は指摘する。

 一方、障害者の社会参加と絡む職場の虐待については多くの自治体が「労働局との連携」(千葉県、大阪府など)を課題に挙げた。

 防止法は、市町村が単独で調査できるのは家庭内の虐待だけで、施設は指導監督権限のある都道府県と協力しなければならず、職場については、厚生労働省が各都道府県に置く労働局と連携して調査することとされた。

 初期調査を市町村が行い、労働局は必要に応じて協力する形だが、近畿地方の自治体担当者は危惧を明かした。「何度も労働局に協力を求めたが、『通報の中身がよく分からない』『(調査することでかえって障害者の)雇用が切られないか』などと渋られる。強制的な調査権限のない我々に対しては、資料を隠される恐れもある。労働局側の協力がなければ、市町村側も、職場虐待の通報対応に消極的になってしまう」

 また、多くの自治体が「障害特性などに基づく対応のノウハウが不足している」「専門的人材の確保や限られた人員での対応が難しい」といった共通の悩みを抱える。一方で法施行から数カ月の実態を踏まえ、「まだまだ潜在事案がある」と指摘する担当者もいた。

 静岡県は施行直後から毎月の通報対応状況を公表。施行初日の施設虐待の通報を受け、25日後に改善勧告を出した千葉県の担当者は「防止法で通報に対応するルールが明確になり、『法律でこうだから』と調査に取り組みやすくもなった」と評価も語った。

毎日新聞 2013年03月21日 15時00分

農業分野での障害者就労を - 県が桜井で研修会

2013年03月26日 01時17分03秒 | 障害者の自立
 県は22日、農業分野での障害者就労推進を目的にした「第3回障害者農業チャレンジ研修会」を、桜井市粟殿の県桜井総合庁舎で開いた。障害者就労支援施設の関係者ら約30人が参加。県内の先進事例や、野菜栽培に関する講演を聴いて見識を深めた。

 県内では現在、障害者福祉サービス事業所21カ所で、野菜や果樹などの農作物栽培を実施。県は昨年度から、農業分野での障害者就労を積極的に行う5事業所と協定を結び、生産技術のサポートなどを行っている。同研修会は、こうした動きをさらに促進するために定期的に開いている…


先進事例が資料を交えて紹介された研修会=22日、桜井市粟殿の県桜井総合庁舎

2013年3月23日 奈良新聞

記者ノート:障害者の大学入試

2013年03月26日 01時15分26秒 | 障害者の自立
 1月に実施された大学入試センター試験では、障害を持った受験者が1500人を超え、過去最多になった。視覚や聴覚の障害の程度に応じて試験時間を延長したり、手話通訳者を配置したりしている。

 その取材の中で一本のリポートを読んだ。同センターの藤芳衛(ふじよしまもる)特任教授(心身障害学)が電子情報通信学会誌に寄せた視覚障害者の受験時間についてのものだ。現在のセンター試験は点字で解答する視覚障害者の試験時間を1・5倍に延長しているが、実験データを集めると、障害のない人と同じ条件となるには国語で2・32倍の時間が必要だとあった。

 視覚障害者らが通う特別支援学校からも、センター試験について「時間が足りず問題を最後まで解けない」「選択肢が多く不利」などの声が聞かれた。しかし、ただ試験時間を延ばせばいい−−というわけでもなさそうだ。試験時間のこれ以上の延長は受験生の体力や集中力を奪う。また、日程を現行の2日間から3日間とするのも難しい。

 1・5倍の延長措置は、センター試験の前身である共通1次試験導入時(1979年)から適用されている。文部科学省は大学入試の在り方を見直す方針だ。時間延長ではない「障害者だけの入試」といった視点を検討しても良いのではないか。

毎日新聞 2013年03月25日 東京朝刊

盲導犬と歩行 スムーズ 札幌 障害者6人が生活体験

2013年03月26日 01時09分19秒 | 障害者の自立
 盲導犬との暮らしを体験するセミナー(北海道盲導犬協会主催)が23、24の両日、札幌市内で開かれた。道内外から視覚に障害がある6人が参加し、盲導犬と街を歩いて、食事などの世話も行った。

 同協会が、盲導犬と暮らした経験がない人に、犬の食事や排せつなどの世話を含め実際の暮らしを体験してもらおうと年1回開いており、10回目。札幌や北広島、新潟県の男女6人が、南区の同協会内の施設に泊まって受講した。

 24日の体験歩行では、参加者はススキノの駐車場から駅前通を30分かけて歩いた。途中、交差点や雪の残る歩道もあったが、付き添いの同協会指導員から助言を受けて、トラブルなく歩みを進めた。

 北広島市から参加した男性(45)は「犬の世話など不慣れな面もあったが、盲導犬のおかげでいつもよりスムーズに街を歩くことができた」と感想を語った。

北海道新聞-(03/25 16:00)