体や目に障害がある人の生活を助けてくれる介助犬や盲導犬が、とても優秀なことは誰でも知っているが、イングランド北東部ヨークにいるゴールデンレトリバーのオルカは、さらに育児まで手伝ってくれる最強の介助犬だ。
一児の母シェリル・アレキサンダーさんは、反射神経血管ジストロジーという神経系の病気を抱えている。その為、体を動かすことに、かなりの制限がある。
「断続的な痛みがあるので、体を折り曲げたり、簡単な動作をすることができません。」
それは当然ながら、自分の日々の暮らしがままならないだけでなく、まだ生後間もない娘リリーちゃんの育児にも支障をきたしてしまう。オムツが汚れてリリーちゃんが泣き始めても、シェリルさんは、スムーズに動いてオムツを替えてあげることができない。
そこでシェリルさんは、チャリティー団体に電話をして、訓練された介助犬を提供してもらうことにした。
「育児の助っ人として、オルカを呼んだのです。彼は素晴らしい犬よ。」
とシェリルさんが絶賛する通り、オルカはシェリルさんが一声掛けるだけで、すぐにリリーちゃんのオムツ替えの準備をする。
リリーちゃんを横にするマット、お尻を拭くウェット・ティシュ、新しいオムツをシェリルさんの周りに準備すると、リリーちゃんのベビー服を引っ張って脱がせる。シェリルさんがオムツを替えた後は、古い汚れたオムツをきちんとゴミ箱に捨てる。
歩けないシェリルさんに代わって、オルカは手際よく動く。
その他にも、シェリルさんの夫が仕事に出ている間、オウルは買い物や洗濯など、シェリルさんの家事をアシストする。
「リリーは、オウルのことが大好きよ。私たちはいつも、『パパとママとオウル、リリーには3人の親がいるわね』って言っているの。」
オウルは介助犬として、体の不自由なシェリルさんの育児を含めた生活をアシストしているのだが、体が自由に動かせるママたちも、オウルのような、介助犬ならぬ育児犬が欲しい!と思う時があるに違いない。
忙しい時は、“猫の手”よりも“犬の手”の方が頼りになるようだ。
日刊テラフォー-2013年3月26日 13:00
一児の母シェリル・アレキサンダーさんは、反射神経血管ジストロジーという神経系の病気を抱えている。その為、体を動かすことに、かなりの制限がある。
「断続的な痛みがあるので、体を折り曲げたり、簡単な動作をすることができません。」
それは当然ながら、自分の日々の暮らしがままならないだけでなく、まだ生後間もない娘リリーちゃんの育児にも支障をきたしてしまう。オムツが汚れてリリーちゃんが泣き始めても、シェリルさんは、スムーズに動いてオムツを替えてあげることができない。
そこでシェリルさんは、チャリティー団体に電話をして、訓練された介助犬を提供してもらうことにした。
「育児の助っ人として、オルカを呼んだのです。彼は素晴らしい犬よ。」
とシェリルさんが絶賛する通り、オルカはシェリルさんが一声掛けるだけで、すぐにリリーちゃんのオムツ替えの準備をする。
リリーちゃんを横にするマット、お尻を拭くウェット・ティシュ、新しいオムツをシェリルさんの周りに準備すると、リリーちゃんのベビー服を引っ張って脱がせる。シェリルさんがオムツを替えた後は、古い汚れたオムツをきちんとゴミ箱に捨てる。
歩けないシェリルさんに代わって、オルカは手際よく動く。
その他にも、シェリルさんの夫が仕事に出ている間、オウルは買い物や洗濯など、シェリルさんの家事をアシストする。
「リリーは、オウルのことが大好きよ。私たちはいつも、『パパとママとオウル、リリーには3人の親がいるわね』って言っているの。」
オウルは介助犬として、体の不自由なシェリルさんの育児を含めた生活をアシストしているのだが、体が自由に動かせるママたちも、オウルのような、介助犬ならぬ育児犬が欲しい!と思う時があるに違いない。
忙しい時は、“猫の手”よりも“犬の手”の方が頼りになるようだ。
日刊テラフォー-2013年3月26日 13:00