ゴエモンのつぶやき

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小泉麻耶、障害者専門デリヘル嬢役で初のベッドシーンに挑戦

2013年03月23日 02時07分41秒 | 障害者の自立
グラビアアイドルで女優としても活躍する小泉麻耶が、障害者専門デリヘル嬢役で、初のベッドシーンにも挑戦した『暗闇から手をのばせ』(3月23日公開)。第23回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門でグランプリとシネガーアワードをW受賞したことでも話題の一作だ。本作の魅力は、人を惹きつける大きな瞳とグラマラスな肢体という彼女の美貌だけでなく、傷つき成長していくヒロインのしなやかな存在感にある。小泉にインタビューし、赤裸々な思いを聞いた。

彼女が演じたのは、障害者専門の派遣型風俗店ハニーリップで働くことになった沙織。彼女と、3人の異なる障害を持つ客との触れ合いが描かれていく。最初に彼女は、戸田幸宏監督から「障害者の性についての映画を撮りたい」と直接オファーをもらったという。「脚本を読んだら夢中になって、読んでいる最中から、沙織役を演じたい、この役は私しかいないと思ったくらい、強い意志が芽生えていきました。すんなり自分の心の中へ入ってきたんです」。本作で監督デビューを果たした戸田監督は、ドキュメンタリー番組のディレクターで、自ら取材をした内容を脚本化している。

デリヘル嬢役、しかも相手は障害者の客ということで、かなりハードルが高い役だと思われるが、不安や戸惑いはなかったのか?「それはなかったです。実は、実際に風俗をしていた子に『障害者専門の風俗嬢の役をするんだ』と相談したんです。そしたら『どうなんだろう?障害者の人は動けないので、こっちが動かないといけないってことだよね。どっちが大変なんだろう?』というような具体的な話になり。労働的には普通の風俗とあまり変わらないのかもしれないってことを、彼女たちから教えてもらったんです。きっと、沙織も抵抗とかはなく、やることは一緒だというスタンスでやっていったのかなと」。

それよりも心配したのは、自分の演技面についてのことだったという。「セリフが棒読みになっていないかなとか、出会いによって少しずつ変わっていく沙織をちゃんと表現できるかなとか、そっちの方が不安でした。でも、すごくやり甲斐がある役だったし、周りをプロフェッショナルな方に固めていただいたので、身を任せて、自分らしくやらせてもらったような気がします」。

沙織の最初の客は、全身タトゥーが入った進行性筋ジストロフィー患者の水谷(管勇毅)だ。撮影はほぼ順撮りで、初めてのベッドシーンは、撮影初日だったという。「ベッドシーンがあることは最初からわかっていて、自分でも腹をくくっていましたが、すごく緊張しました。狭い撮影場所の部屋にはカメラマンさん、照明さん、アシスタントさん、筋ジストロフィーの監修の方とそのパートナーの方がいらして。ぎゅうぎゅう詰めの部屋での撮影だったんです。でも、水谷役の管さんがとても気を遣って和ませてくれたので救われました。初めてでしたが、すごく安心して芝居ができたんです」。

本作には、沙織の客の一人として、先天性多発性関節拘縮症であるお笑いタレント・ホーキング青山も出演している。沙織と彼のやりとりは、実にコメディタッチで笑いを誘う。「戸田監督はホーキングさんのライブに何度か行っていて、著書も読まれているから、ホーキングさんのネタが結構盛り込まれていたそうです。一応、セリフはあったけど、ホーキングさんはアドリブを連発されるから、それが面白くて(笑)。沙織の演技プランでは、あの段階ではまだあんなに笑っちゃいけないんですが、すごくおかしくなっちゃって。でも、ゆうばり映画祭の会場で一緒に見させていただいた時、そのシーンですごくお客さんが笑ってくださったので、とても嬉しくなりました」。

本作を演じてみて、彼女に何か心の変化や発見があったのかも気になるところだ。「18歳以上の在宅身体障害者の方が348万人もいるってことは、本作に出るまで知らなかったことで、まずそのことに驚きました。私自身は、沙織役を演じたことで、特別何かが変わったというよりは、人に対しての思いやり、それは障害を持っている人にも、持っていない人に対しても、愛を持って接することがすごく大切なんだなと改めて思いました。たとえば、町で困っている人がいたらお手伝いをしたいし、小さなことですが、そういう大切なことに改めて気付かされたことが、すごくありがたい経験だったと思います」。

本作が公開された後、3月29日(金)からは舞台「ドブ、ギワギワの女たち」で沙織とは真逆のハイテンションな役どころを演じる小泉。今年は「自分を試す一年になる」とブログでも宣言していた。「なぜかわからないけど、最近自分ができなかったような役や難しい役をいただく機会が多くて。いただいたチャンスを、きちんと自分の中で理解し、伝えていきたいというのが今年の目標というか、自分に課せられた課題です。ようやく歯車が合ってきた感じがします」。

勝負作となった『暗闇から手をのばせ』の小泉麻耶を見れば、さらに色々な監督からオファーが来るのではないだろうか。今後も思い切り自分を試し、どんどん邁進していってほしいものだ。


暗闇から手をのばせ
2013年3月23日(土) 公開
身体障害者専門のデリヘル嬢となった女性の目を通して、様々な障害者たちの姿と彼女自身の成長を描いたドラマ。


MovieWalker 2013年3月22日 17時0分 配信

障害者虐待:防止手探り ノウハウ、人手、権限…悩み多く 自治体・労働局、課題浮き彫り

2013年03月23日 02時04分43秒 | 障害者の自立
 障害者を守るため自治体に窓口対応が義務づけられた障害者虐待防止法の施行から半年近く。新たな通報制度に基づき一線で働く市区町村の職員の多くは、専門職ではない一般職が担う。「経験が乏しい」「ノウハウも人手もない」。これまで水面下に沈んでいた恐れがある「実態」の告発にどう対応していくのか。課題も次々浮上している。

 さいたま市に住む知的障害の30代男性は父親に殴られ、通所施設で稼いだ工賃を奪われるなど、虐待が疑われた。同市の担当職員はヘルパーからの証言も得て、虐待をやめるよう再三伝えたが、父親は「しつけ」と主張し、なかなか改まらなかった。

 昨夏、男性は父親から激しく殴られて家出。ヘルパーが通報し、親族が捜索願を出したのを受け、同市は男性を一時保護し、「虐待」と認定した。

 昨年10月施行された防止法で市町村は、家庭内虐待について危険と判断すれば、家族の了解なしに家庭に立ち入り調査できるようになった。市は、今後はこの男性のようなケースで事実確認がよりスムーズになるとみている。また、防止法は「障害者の養護者」の支援も定めており、市は父親も高齢者施設で暮らせるように取り計らった。

 毎日新聞の調査では虐待と認定された8割以上を家庭内の虐待が占めた。「家族を罰するのでなく、本人も家族も暮らしやすいよう手助けするのが法の目的。だが、危険性や本人の心の傷は、特に知的障害の場合、確かめるのが難しい」と、さいたま市西区支援課の山田義明障害福祉係長は指摘する。

 一方、障害者の社会参加と絡む職場の虐待については多くの自治体が「労働局との連携」(千葉県、大阪府など)を課題に挙げた。

 防止法は、市町村が単独で調査できるのは家庭内の虐待だけで、施設は指導監督権限のある都道府県と協力しなければならず、職場については、厚生労働省が各都道府県に置く労働局と連携して調査することとされた。

 初期調査を市町村が行い、労働局は必要に応じて協力する形だが、近畿地方の自治体担当者は危惧を明かした。「何度も労働局に協力を求めたが、『通報の中身がよく分からない』『(調査することでかえって障害者の)雇用が切られないか』などと渋られる。強制的な調査権限のない我々に対しては、資料を隠される恐れもある。労働局側の協力がなければ、市町村側も、職場虐待の通報対応に消極的になってしまう」

毎日新聞 2013年03月21日 東京夕刊

障害者の工賃増やしたい 製品などを紹介 富山でフェスタ

2013年03月23日 01時59分20秒 | 障害者の自立
 障害者が就労する事業所の製品を広くPRする「障害者の働く場と企業のマッチングフェスタ」が二十一日、富山市安住町のサンシップとやまであった。県が、工賃アップへ企業との連携を図ってもらおうと主催。県内十九事業所が出展し、企業三十七社が訪れた。


 県によると、県内の障害者の平均工賃は二〇一一年度で月額一万二千五百二十六円で、全国平均の月額一万三千五百八十六円を下回っている。県は、一四年度の目標として工賃を43・7%増の月額一万八千円まで引き上げたいとしており、障害者が自立して生活が送れるように就労を支援をしていく。


 マッチングフェスタに出展した砺波事業所(砺波市宮丸)は、もち粉を使用した和菓子などを製造・販売。職員の原野靖子さんは「スーパーマーケットや道の駅に販路を拡大していきたい」と話す。


 また、企業側で参加した弁当製造・販売のフードシステム(富山市新庄北町)の市田佳克総務部長は「障害者の役に立ち商売と両立させたい」と語った。他の出展者も手芸品や工芸品、食料品を熱心にPRしていた。 


障害者の工賃アップへ企業との連携を探る事業所「手をつなぐとなみ野」のスタッフ(右)=富山市安住町で

中日新聞-2013年3月22日

障害者虐待、半年で32件 県が初調査

2013年03月23日 01時55分10秒 | 障害者の自立
 障害者からのさまざまな相談に応じている県内の障害者相談支援事業所で、2012年4~9月の半年間に寄せられた相談のうち、障害者虐待に当たる事例が、虐待の疑いも含めて計32件あったことが県による初めての調査で分かった。親や兄弟などによる心理的虐待や介護・世話の放棄が目立った。同年10月からは障害者虐待防止法が施行され、県や市町が虐待に関する通報を受け付けている。県障害福祉課は「障害者虐待に対する認識が広まれば、事例は今後さらに増えるのではないか」とみている。

 県内の障害者虐待の状況はこれまで把握されていなかった。同法施行を機に、福祉関係者でつくる県自立支援協議会が県に調査を求めていた。

 調査は、県・市町指定の障害者相談支援事業所69カ所を対象に行い、50事業所(72・5%)が回答。このうち虐待に当てはまる事例が4事業所で9件、虐待と疑われる事例が12事業所で23件あった。

 計32件を虐待の種類(複数回答)でみると、暴言などの「心理的虐待」が12件。食事を与えない、長時間放置するなどの「介護・世話の放棄」と障害者の財産を横取りするなどの「経済的虐待」が各10件、暴行などの「身体的虐待」が8件。

下野新聞-(3月22日 朝刊)

地域で自立目指して - 障害者ホームが完成/五條

2013年03月23日 01時50分26秒 | 障害者の自立
 障害者の自立支援を行う社会福祉法人「五條市あすなろ福祉会」(今田後藤八理事長)は、同市新町3丁目で入居施設「ケアホームあすなろ」をつくり、21日、関係者ら約150人と完成を祝った。

 通所施設「あすなろ園」(40人)に隣接する土地を購入し、木造平屋建て263平方メートルを新築した。総事業費約6390万円。国と県が計2758万円を助成した…


完成した念願の共同生活施設「ケアホームあすなろ」=21日、五條市新町3丁目

奈良新聞 -2013年3月22日 奈良新聞