ゴエモンのつぶやき

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精神・発達障害者対象 職業訓練コース新設 都議会特別委

2013年03月15日 01時17分51秒 | 障害者の自立

 都議会は十三日も予算特別委員会を開き、主要会派の十一議員が、福祉政策や公園整備などをただした。都側は、精神障害者や発達障害者を対象とする職業訓練コースを都内で初めて新設すると明らかにした。東京障害者職業能力開発校(小平市)に四月から設ける。


 産業労働局によると、これまで身体障害者と知的障害者の職業訓練コースはあったが、精神障害者と発達障害者の求職数が増えており、新設することにした。訓練期間は半年。個々の障害の程度や希望に対応するため、「事務」「物流・サービス」の二コースから選択できる。


 中西充局長は「訓練から就職、職場定着まで一貫した支援を展開する」と答弁した。

■「海の森」開園

 東京湾の中央防波堤内側に誕生する海上公園「海の森」の開園時期について、多羅尾光睦港湾局長は「二〇一六年度中に一部開園を目指す」と明らかにした。


 海の森は、ごみ埋め立て地に五十万本の苗木を植樹するプロジェクト。〇七年度から始まり、九十ヘクタールのうち二十ヘクタールの造成や植樹を終えている。一六年度中に開園するのは四十七ヘクタール分。緑に関する展示施設もつくり、環境を学べるようにする。全面開園は三六年度。

■五輪協賛宝くじ


 都は二〇二〇年五輪の招致に成功した場合、五輪協賛の宝くじを全国で発売する。収益で必要な競技施設を整備する。猪瀬直樹知事は「(発行は)一七~二〇年の四年間にわたり、収益金百億円を大会競技施設の整備に充てる」と述べた。


 財務局によると、全国自治宝くじ事務協議会が毎年二、三月に販売する。五輪の競技会場となる都立スポーツ施設の新築、改修費に収益金を充てる。東日本大震災の被災地にあるサッカー会場、宮城スタジアムや練習会場の整備費にも使う。都は協議会の事務局を務めている。


 質問した議員は次の通り。 (敬称略)


 ▽民主 中村洋、島田幸成、佐藤由美、神野吉弘▽自民 中屋文孝、小宮安里、鈴木章浩、早坂義弘▽公明 中山信行、松葉多美子▽共産 大山とも子


東京新聞-2013年3月14日