ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者避難の実態 30日八王子で上映

2013年03月21日 01時00分18秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した発達障害や身体障害を抱える人々とその家族が、避難生活を送る上での難しさなどを描いたドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」が30日、八王子市東町のクリエイトホールで公開される。飯田基晴監督は「災害時には障害が普段以上のハンデとなる。地域の人々と障害者が良好な関係を作り、支えあっていくことの大切さを伝えたい」と話す。

 「発達障害がある娘を避難所に連れて行くと周りに迷惑がかかるため、(福島県南相馬市の自宅が)緊急時避難準備区域に指定されても家に残った」「避難先の(相模原市内の)家のトイレでは、電動車いすで入れず、使用できない」

 映画には、被災した障害者10人が出演、困難な避難生活の実態を訴えている。脳梗塞の後遺症で左半身にまひが残る女性は、避難先の小学校にベッドがない中、「車いすにのったまま2週間ほど過ごし、横になれず、全く眠ることができなかった」と涙ながらに話していた。

 飯田監督が、映画を撮影したのは2011年7月。学生時代に障害者の介助ボランティアをした経験があり、知人がスタッフを務める支援団体「東北関東大震災障害者救援本部」から、障害者ならではの震災時の苦悩を伝えてほしいとの依頼を受けたのがきっかけだ。

 その後、約半年間、福島県南相馬市や岩手県宮古市などに通い、障害者の声を集めた。同じ避難所で暮らしていた人から「障害者なんだから、もう家に戻ってください」と心ない言葉をかけられたり、停電でマンションのエレベーターが動かなくなり、車いすで外出出来なくなったりするなど、様々な生活の困難を抱える障害者の訴えをカメラに収めてきた。

 上映は午後6時半から。定員は約200人、入場料は1000円(要予約)。上映後は、福島県いわき市で被災し、相模原市内で避難生活を送る男性を招いたトークイベントも開催。問い合わせは、東北関東大震災障害者救援本部(042・631・6620)。

(2013年3月20日 読売新聞)

舎人ライナー西日暮里駅 障害者のパン店好評

2013年03月21日 00時55分13秒 | 障害者の自立
 荒川区の日暮里・舎人ライナー西日暮里駅に、障害者の手作りパンを売る店舗がオープンした。店の名は「GLORY(グローリー)」。NPO法人「かがやき」が運営する障害者の就労支援施設「パン工房あさがお」(西尾久)で作ったパンを火・水・木曜の週三回、正午~午後五時に販売する。

 日暮里・舎人ライナーの改札口からJRの西日暮里駅へ続くコンコースの一角にある。広さは八平方メートルほど。レアチーズパンや焼きカレーパンなど、百五十円前後の調理パンが中心だ。食パンにチョコレートを練り込んで店名の「G」を描いたり、区のキャラクター「あらみぃ」をデザインしたあんパンに区内で作られた駄菓子「梅ジャム」を入れたりと、工夫を凝らしたパンがそろった。

 店舗の設置は都交通局が障害者の就労支援として進めている。地下鉄大江戸線の大門駅などに続き、都営交通で五カ所目。


自慢のパンを前に笑顔のスタッフたち=荒川区西日暮里で

東京新聞-2013年3月20日

フライングディスク楽しもう 障害者クラブ、当別に来月発足

2013年03月21日 00時52分15秒 | 障害者の自立
 【当別】樹脂製の円盤を投げてコントロールなどを競うフライングディスクの障害者クラブ「とうべつチャレンジドクラブ」が4月に発足する。設立に向けた初の講習会が24日午後1時から、西当別コミュニティーセンター(太美町22)で開かれる。主宰する会社員木村純一さん(55)は「障害者も健常者も講習会に出て、面白さを体験してほしい」と話している。

 町内で剣道少年団を指導する木村さんは、6年前に知的障害のある中学生が入団したのを機に障害者スポーツ指導員の資格を取得。講習を受講するうち、「障害者が参加できるスポーツクラブがほとんどない」と気づき、誰もが楽しめるフライングディスクに出会った。

 フライングディスクは直径23・5センチ、重さ約100グラムで、コントロールや飛距離などを競う。簡単だが奥が深く、障害者の全道大会や全国大会も開かれている。木村さんは町内有志や学生ボランティアらの協力を得て、昨年12月と今年2月に準備委員会を開催。4月からは月2、3回練習会を行い、大会出場を目指す。

 24日の講習会は、北海道障害者フライングディスク連盟から講師を招き、楽しみ方やコツなどを学ぶ。町民なら障害の有無、年齢を問わず誰でも参加できる。参加料300円。問い合わせは町総合体育館内事務局(電)0133・22・3833へ。

北海道新聞-(03/20 12:30)