高知大付属特別支援学校(高知市曙町)の敷地内で、開店準備をすすめている洋菓子店が4日、期間限定で商品の試験販売を始めた。同大や県が、障害者を菓子作りや販売で支援するプロジェクトの一環。試験販売は20日まで(営業は月、水、金曜日)で、来年5月の開店を目指す。
試験販売が始まったドイツの伝統菓子(高知市で
同校の卒業生らの雇用の場とするほか、在校生の就労体験施設として活用するため、県や同大が2011年度から準備を始めた。店舗は同校の校舎1階を改修して今年4月に完成。現在、店の担当者が、ドイツ人の洋菓子職人から菓子作りの指導を受けている。開店までに、担当者から手ほどきを受けた生徒らが、菓子作りや接客などに参加する。
試験販売しているのは、ドイツの伝統菓子3種。レーズンなどドライフルーツ入りの「シュトレン」(1300円)は、生地の表面に砂糖が振りかけられているのが特徴。クッキーの「バニラキッフェル」と、パイの「豚の耳(シュヴァインスオアレン)」もそろう。
試験販売では、アンケートも行い、商品改良の参考にする。山崎敏秀副校長は「喜ばれる商品としっかりした運営体制で、店をより大きな雇用の場にしていきたい」と話した。
校舎を改装した店舗(高知市で)
(2013年12月5日 読売新聞)
試験販売が始まったドイツの伝統菓子(高知市で
同校の卒業生らの雇用の場とするほか、在校生の就労体験施設として活用するため、県や同大が2011年度から準備を始めた。店舗は同校の校舎1階を改修して今年4月に完成。現在、店の担当者が、ドイツ人の洋菓子職人から菓子作りの指導を受けている。開店までに、担当者から手ほどきを受けた生徒らが、菓子作りや接客などに参加する。
試験販売しているのは、ドイツの伝統菓子3種。レーズンなどドライフルーツ入りの「シュトレン」(1300円)は、生地の表面に砂糖が振りかけられているのが特徴。クッキーの「バニラキッフェル」と、パイの「豚の耳(シュヴァインスオアレン)」もそろう。
試験販売では、アンケートも行い、商品改良の参考にする。山崎敏秀副校長は「喜ばれる商品としっかりした運営体制で、店をより大きな雇用の場にしていきたい」と話した。
校舎を改装した店舗(高知市で)
(2013年12月5日 読売新聞)