ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の洋菓子店準備着々 高知大

2013年12月06日 01時30分45秒 | 障害者の自立
 高知大付属特別支援学校(高知市曙町)の敷地内で、開店準備をすすめている洋菓子店が4日、期間限定で商品の試験販売を始めた。同大や県が、障害者を菓子作りや販売で支援するプロジェクトの一環。試験販売は20日まで(営業は月、水、金曜日)で、来年5月の開店を目指す。


試験販売が始まったドイツの伝統菓子(高知市で

 同校の卒業生らの雇用の場とするほか、在校生の就労体験施設として活用するため、県や同大が2011年度から準備を始めた。店舗は同校の校舎1階を改修して今年4月に完成。現在、店の担当者が、ドイツ人の洋菓子職人から菓子作りの指導を受けている。開店までに、担当者から手ほどきを受けた生徒らが、菓子作りや接客などに参加する。

 試験販売しているのは、ドイツの伝統菓子3種。レーズンなどドライフルーツ入りの「シュトレン」(1300円)は、生地の表面に砂糖が振りかけられているのが特徴。クッキーの「バニラキッフェル」と、パイの「豚の耳(シュヴァインスオアレン)」もそろう。

 試験販売では、アンケートも行い、商品改良の参考にする。山崎敏秀副校長は「喜ばれる商品としっかりした運営体制で、店をより大きな雇用の場にしていきたい」と話した。


校舎を改装した店舗(高知市で)

(2013年12月5日 読売新聞)

国連で日本の障害者が伝統工芸の実演・展示

2013年12月06日 01時19分52秒 | 障害者の自立
国際障害者デーの3日、ニューヨークの国連本部で日本の障害者たちによる伝統工芸の実演や作品の展示が行われ、障害者の自立や社会参加の重要性をアピールしました。

この催しは、東京を拠点に日本の伝統工芸を通じて障害者の自立支援に当たっているNPO法人「藍工房」と国連の日本代表部が開きました。
3日、国連本部のロビーでは藍工房のメンバーが制作した藍染めの作品が展示されたほか、メンバーによる組みひもの実演も行われました。
会場には国連総会のアッシュ議長ら国連関係者のほか、各国の外交官や障害者団体のメンバーも集まり、作品を鑑賞していました。
国連によりますと、障害のある人は世界で10億人以上に上り、こうした人たちに社会参加の道を開くことが持続可能な発展のためにも大きな課題となっています。
「藍工房」の竹ノ内睦子代表は「国連で働く世界の人に障害者がどれほどの可能性を持っているのか知ってほしかった。今や世界の障害者が一緒に働く時代になったと思う」と話していました。
また、国連で社会問題を担当するガス事務次長補は「障害のある人たちは感性や創造力に富んだ人が多く、その力を取り込むことでより豊かな社会を実現することができる」と話していました。



NHK-2013/12/03

障害者雇用支援で年賀用商品づくり

2013年12月06日 01時17分20秒 | 障害者の自立
障害者の就労支援として、県内の企業などから豊後高田市の福祉施設に年賀用の商品にシールを貼る仕事が発注され、きょうから作業が始まりました。障害者の就労支援の取り組みは県遊技業協同組合と大分ヤクルト販売が社会福祉事業の一環として毎年行っています。今年は豊後高田市の障害者支援施設コスモスに紙パックのお茶とジュースに6万枚分のシールを貼る作業が発注されました。入所者20人は商品に「謹賀新年」と書かれたシールを1枚1枚丁寧に貼り付けていきました。作業は今月20日ごろまで続けられ、商品は正月三が日、県内140のパチンコ店で配られます。

OBS大分放送ニュース-(12/5 18:50)

輝く街、こぼれる笑顔 神戸ルミナリエ、障害者ら鑑賞

2013年12月06日 01時13分51秒 | 障害者の自立
 19年前の阪神大震災の被災地、神戸の冬を彩る光の追悼イベント「神戸ルミナリエ」(5~16日)の開催を前に、障害のある人にゆっくり鑑賞してもらう「ハートフルデー」が3日夜、神戸市中央区の東遊園地で開かれた。

 午後6時半、光の壁掛け「スパッリエーラ」(周囲約125メートル、高さ最高18メートル)などの作品が点灯されると、来場者から歓声が上がった。

 車椅子に乗る団体職員、数又幸市さん(47)は福島県に住んでいたが原発事故の影響で、昨年12月に神戸に転居してきた。初めて見るルミナリエに「幻想的できれい」と笑みがこぼれた。

 会場では、1995年から被災地・神戸の復興支援を続ける神戸市出身のシンガー・ソングライター平松愛理さんのコンサートも開かれ、来場者が歌に耳を傾けた。

 期間中の点灯時間は、平日=午後6時ごろ~9時(金曜日は10時まで)▽土曜日=午後5時ごろ~10時▽日曜日=午後5時ごろ~9時半。

朝日新聞デジタル-2013年12月4日05時27分

元・気・人:知的障害者ソフトボールで全国優勝7回、岩藤和彦監督 /岡山

2013年12月06日 01時09分06秒 | 障害者の自立
 ◇潜在能力、すごかった−−岩藤和彦(いわとう・かずひこ)監督(48)

 2005年の全国大会。知的障害者ソフトボールの県選抜チームが超満員の岡山ドームで、見知らぬ人の応援を励みに初優勝した。「障害に引け目を感じたり、嫌な思いをしたことのある選手が、『褒めてもらった。周囲が喜んでくれた』と本当にうれしい顔になった」。これが、岩藤和彦監督(48)が指導を続ける理由だ。

 この種目との出会いは04年。全国大会を控え、指導を依頼された。選手では県立高梁高時代に全国高校総体優勝。日体大でインカレ3回優勝。指導経験も積んでいた。

 だが、グラウンドに行くと、キャッチボールができる程度。「自分の指導方法を180度見直す機会になった」。知的障害者の場合、盗塁、スクイズができないといったルールがある。打撃練習に重点を置き、選手たちにルール、マナー、チームの約束事、技術を一つ一つ確認する。瞬間的な判断が必要な走塁などは、チーム全体で指示する。最初は「障害者だ」と構えていたが、「教え方に気を付ければいい。友達、同僚感覚で声をかける。障害はその人の癖のようなもの」と話す。

 全国制覇後、「続けたい」の声に、クラブチームに。選手の意欲を保とうと、チーム名に「選抜」を残した。3連覇後、東京に1回戦で敗れ、選手が落ち込んだ。「選手は自分のためだけでなく、周囲に喜んでもらいたいのだと知った」

 その後も常に東京との激闘が続き、昨年は東京と戦わずに通算6回目の優勝。今年は「東京を倒して優勝」が目標となった。最大の好敵手の地元が開催地となった10月14日の決勝を9−0で制した。「みんなの思い、潜在能力、すごかった」。健常者への指導も変わった。「失敗を責めるより、自分の教え方が未熟だったと思うようになった。チームと出会い、私の人生も変わったと思います」【山本麻美子】

==============

 ◇県選抜ソフトボールチーム

 「全国障害者スポーツ大会優勝」が目標の知的障害者のクラブチーム。2006年設立。毎週日曜、倉敷市の清心女子高グラウンドで約3時間半練習。現在は中学生から45歳まで、選手26人。監督らスタッフ7人。随時、会員募集中。


毎日新聞 2013年12月05日 地方版