ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者に理解を 全盲弁護士が講演

2013年12月16日 02時14分34秒 | 障害者の自立
障害者のグループホームの建設計画に対して一部の住民の反対運動が続いている東京・文京区で、障害者への理解を深めようと全盲の弁護士による講演会が開かれました。

東京・文京区小石川では、障害者10人が暮らすグループホームと通所施設が建設される予定ですが、一部の周辺住民が反対運動を続けています。
講演会は、地域の住民などに障害者への理解を深めてもらおうと、文京区が建設予定地近くで開いたもので、およそ80人が参加しました。
そして、先天性緑内障で小学6年生のときに失明しながら、日本で3人目の全盲の弁護士となった大胡田誠さんがみずからの体験を語りました。
この中で、大胡田さんは大学生のとき、点字の機器で授業のノートを取っていたら、教官から「音がうるさいので教室の隅に行け」と指示され、ショックを受けたものの仲間の学生たちが抗議して指示が撤回された話を紹介しました。そのうえで、「街なかで障害のある人を見かけたら、一瞬、その人のことを思ってみてください。そこから少しずつ心のバリアがなくなっていくと思います」と話し、障害者への理解を求めました。
参加した人たちは「地元でグループホームに反対運動があるのは悲しいことだが、障害のある人を理解することが大事だと思う」などと話していました。
障害者のグループホームの建設計画に対して一部の住民の反対運動が続いている東京・文京区で、障害者への理解を深めようと全盲の弁護士による講演会が開かれました。

東京・文京区小石川では、障害者10人が暮らすグループホームと通所施設が建設される予定ですが、一部の周辺住民が反対運動を続けています。
講演会は、地域の住民などに障害者への理解を深めてもらおうと、文京区が建設予定地近くで開いたもので、およそ80人が参加しました。
そして、先天性緑内障で小学6年生のときに失明しながら、日本で3人目の全盲の弁護士となった大胡田誠さんがみずからの体験を語りました。
この中で、大胡田さんは大学生のとき、点字の機器で授業のノートを取っていたら、教官から「音がうるさいので教室の隅に行け」と指示され、ショックを受けたものの仲間の学生たちが抗議して指示が撤回された話を紹介しました。そのうえで、「街なかで障害のある人を見かけたら、一瞬、その人のことを思ってみてください。そこから少しずつ心のバリアがなくなっていくと思います」と話し、障害者への理解を求めました。
参加した人たちは「地元でグループホームに反対運動があるのは悲しいことだが、障害のある人を理解することが大事だと思う」などと話していました。


NHK-12月15日 20時30

主張/障害者権利条約/批准は法整備の新たな出発点

2013年12月16日 02時02分28秒 | 障害者の自立
 国連の障害者権利条約を批准することが、さきの臨時国会で全会一致で承認されました。障害のあるなしにかかわらず誰もが平等に暮らせる社会を実現するため、日本政府は国際的にも大きな責務を負うことになります。障害者をはじめ多くの関係者・団体の運動が実を結び、歴史的な一歩を刻んだものです。批准を契機に、障害者の人権と尊厳が保障される国内法のさらなる整備にむけ新たな出発点にすることが重要です。

運動が国を動かす

 2006年12月の国連総会で採択された障害者権利条約(発効08年5月、138カ国・地域が批准)は、障害のある人に、障害のない人と同等の権利を保障することなどを掲げた、21世紀に入って最初の人権にかかわる条約です。締約国政府に、福祉、教育、雇用、地域生活、政治参加などさまざまな分野で、障害にもとづく差別を禁止し、平等を促進する立法措置などを求めています。

 国際条約は、憲法に次ぐ位置にあり一般の法律に優先します。批准によって日本政府は、条約に反する国内の法律や制度を見直すことが迫られることになります。

 日本政府は07年に同条約に署名し、09年に一度批准に動きました。しかし、当時の自民・公明政権は、「応益負担」によって過酷な負担を強いる自立支援法の存続に固執するなど、条約にそって国内法の欠陥や不備を改めることに完全に後ろ向きでした。これにたいし障害者・家族などが「名ばかりの批准は時期尚早だ」「国内法の見直しと整備こそを急げ」と声をあげ、自立支援法違憲訴訟など全国でたたかいに立ち上がりました。

 この運動と世論により自立支援法廃止・新法制定の政府と訴訟団との「基本合意」、障害者が当事者参加する「障がい者制度改革推進本部」設置が実現し、障害者施策の改革・見直しが図られました。問題を残しつつも障害者基本法改正、障害者差別解消法制定など批准のための最低限の条件整備も促進しました。「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という障害者の粘り強いたたかいが、政府を動かし、批准をすすめる最大の原動力になったのです。

 障害者の現状はまだまだ深刻で、課題は山積です。違憲の自立支援法の骨格を残したままの総合支援法を抜本的に見直すべきです。障害福祉サービスを受けていた障害者が65歳になると介護保険制度に移され新たな負担を強いられる実態はもはや放置できません。すべての難病患者・家族が安心して生活できる難病対策の法制化が急がれます。災害時に避難が困難な障害者を支援する仕組みなどを整えることは待ったなしです。

 安倍晋三政権は、条約批准の重い責任を自覚して国内法の整備に向けた真剣な取り組みをすべきです。障害者に「自助努力」「自己責任」を迫る社会保障大改悪を実行することは絶対に許されません。

急がれる権利保障

 1948年に採択された世界人権宣言から今年で65年です。その節目の年に、日本が差別撤廃と人権保障の国際的な到達点である障害者権利条約批准に踏み出したことは意義深いものがあります。

 日本の障害者法制と施策を、世界に恥じない水準に改善させるため、いまこそ世論と運動を大きく広げるときです。

しんぶん赤旗--2013年12月15日 14:13

斉藤さん 世界選手権へ 障害者パワーリフティング

2013年12月16日 01時55分26秒 | 障害者の自立
 車いすの障害者アスリート斉藤伸弘さん(46)=帯広、(株)ワトム所属=が第14回全日本障害者パワーリフティング選手権大会(8日、東京・日体大)の男子88キロ級ベンチプレスで152キロを挙げ、来年4月の世界選手権(ドバイ)出場を決めた。大会では最優秀選手賞も受賞し、一躍、日本のトップアスリートに仲間入りした。斉藤さんは2016年9月のブラジル・リオデジャネイロ夏季パラリンピック出場を目指しているが、同大会参加標準記録まであと5キロに迫った。練習では170キロも挙げており、夢のパラリンピックも射程内に捉えた。「2年以内に参加標準を突破、国際大会の出場経験を積んで夢を実現する」と決意している。

 斉藤さんは二分脊椎症で歩行が困難だが、岩見沢高等養護学校時代から陸上競技に打ち込み、帯広に戻ってからも車いすアーチェリーやハンドバイク(手動自転車)などスポーツで活躍。ベンチプレスはパワーリフティング選手らが自主運営するP・B・Aジム(芽室町)が開設された10年から開始。「迷いのない力勝負がいい」と魅力を知り、練習を始めた。

 翌11年に公式戦の西日本障害者選手権大会(名古屋市)に初出場で優勝。今年5月の同大会では150キロに成功し、来年10月のアジアパラ競技大会(韓国)出場を決めた。今回は「1本目で世界選手権参加標準記録(152キロ)を」と狙った通りに成功。2本目と3本目はパラリンピック参加標準の157キロにいずれも失敗して順位は2位だったが、「ブラジル大会まで、まだ公式戦の機会は7回程度ある」と出場権獲得を着実に狙っていく。

 国際大会は11月に初めてマレーシアオープン大会に日本選手団の一員として参加したが、「体調を崩して体重が減り、記録も142キロにとどまった」と苦戦した。来年の世界選手権も日本選手団(選手6人)の一員で出場するが「気温の高い国でも体調管理ができるように経験を積みたい」とする。

 日頃のトレーニングは週5回、明治北海道十勝オーバルと芽室町総合体育館のトレーニング室で1回約3時間ずつ行う。100キロから1セット(10~20本)を20回、そして150キロ以上の高重量の試技の順番だ。「近道をしないでひたすら基本を」と練習の積み重ねの先に、パラリンピック出場の道を描いている。


日本代表のジャージーに身を包み、全日本選手権最優秀選手賞の盾を手に「パラリンピックまであと一歩」と意気込む斉藤さん

2013年12月15日 14時12分--十勝毎日新聞社ニュース

ボール追い生き生き、精神障害者がフットサル/横浜

2013年12月16日 01時50分11秒 | 障害者の自立
 精神障害のある人たちが参加するフットサル大会「第6回ヨコハマぽるとカップ」が14日、横浜市保土ケ谷区のJリーグ横浜FCの練習場で開催された。県内や栃木、埼玉県などから12チームが参加した。

 精神障害者フットサルは、うつ病などの気分障害や統合失調症を抱える人たちが、社会復帰に向けたリハビリや訓練の一環として行っている。ボールを介した自然な交流がコミュニケーション能力の回復を促し、ピッチ上でのプレーの判断が認知機能を鍛える効果があるとされる。

 ぽるとカップは横浜市職員の有志らが中心となって企画し、県内のデイケア施設などが協力して2008年から開催されている。主催を続ける横浜FCは、精神障害者向けのサッカースクールを行うなど支援に積極的だ。

 大会は予選リーグ、決勝トーナメントを行い、横浜の「FCぽると」が川崎の「チャンプルFC」との決勝を2-0で制し、大会初となる連覇を果たした。

 MVPに輝いた相模原市の男性(30)は、全試合無失点での優勝に守備の要として貢献。「(人生を)諦めそうになったこともあったけど、家族や仲間やスタッフのおかげでここまで来られた」。自身は統合失調症で療養中だが、「これを自信にし、社会復帰に向けステップアップしていきたい」と話した。

 運営に当たった横浜FCのホームタウン営業担当、高島斉さん(28)は、「サッカーを通じて皆さんに少しでも元気になってもらい、さらに自分の地域でこの活動を広めていってほしい」と振り返った。


精神障害者フットサル大会で、ボールを追う選手たち=横浜市保土ケ谷区

カナロコ(神奈川新聞)-2013年12月15日

アンテナショップ:土佐酒で乾杯 26日「バル」オープン、障害者支援のNPOが経営 /高知

2013年12月16日 01時47分44秒 | 障害者の自立
 県内の蔵元18社の日本酒が高知市の中心街で楽しめるアンテナショップ「土佐酒バル」(同市追手筋1)が14日、プレオープンして関係者が内覧した。26日にオープンする。

 障害者就労支援のNPO法人「ワークスみらい高知」(高知市、竹村利道理事長)が県酒造組合(沢田輝夫理事長)と連携して経営。同NPOは「土佐茶カフェ」(同市帯屋町2)や、元倉庫を再生した地中海料理店「土佐バル」(同市南金田)も手掛けて障害者の就労を支援。「土佐酒のアンテナショップは皆無。魅力を広めたい」と空き店舗を改装した。土佐酒バルもスタッフ2人が障害者。

 土佐酒バルでは県酒造組合の18社の日本酒や、地産地消の料理を提供。竹村理事長は「土佐酒を、県内の人には再発見、県外の人には新発見してもらいたい。18社の多彩で奥深い味を、それぞれの地域の料理とともに伝えたい」と語った。

 「きき酒師」の資格を持ち日本酒の魅力を広めているフリーアナウンサーのあおい有紀さんが講演。「日本酒は、日本の食とつながり、日本文化とつながり、世界に通じている。高知は観光客も多く訪れるので、ぜひ多くの人に土佐酒の魅力を広めてほしい」と激励した。

毎日新聞 2013年12月15日 地方版