ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

入所の19歳死亡、千葉の福祉施設 職員暴行か

2013年12月13日 02時50分17秒 | 障害者の自立
 知的障害がある児童らが入所する千葉県袖ケ浦市の福祉施設「養育園」で11月下旬、19歳の男性入所者が意識不明となり、病院で死亡していたことが12日、県や捜査関係者への取材で分かった。県は障害者総合支援法に基づき11日、施設に立ち入り調査。職員による日常的な暴行があったとの情報があり、県警も捜査を始めた。

 県などによると、少年は11月25日夜、意識がなくなり心肺停止。職員が午後7時15分ごろ、119番した。同県市原市の病院に搬送されたが、翌26日に死亡した。

 施設を運営する千葉県社会福祉事業団によると、少年は2004年から利用。遺族にはすでに事情を説明した。約80人の入所者を5グループに分け、少年を含む約20人のグループを約10人の男性職員で担当していたという。

 事業団の近藤敏旦理事長は「利用者が亡くなられたことは大変申し訳ない。原因を究明して、再発防止に努めたい」としている。

MSN産経ニュース-2013.12.12 17:46

視覚障害者がスマートフォンを使えるようになる

2013年12月13日 02時44分51秒 | 障害者の自立
イタリア人の考案したシステムは、マロッシ・アルファベットを基にしている。手のひらにマッピングしたアルファベットを利用して、視覚障害のある人が快適にスマートフォンを使えるようになる。



「dbGLOVE」は、視覚障害者や視聴覚障害者がスマートフォンを扱えるようにして、彼らが多くの人々とコミュニケーションを取ることを可能にするシステムだ。

最も利用されているブライユ点字法の代替手段となる、マロッシ・アルファベットを基にしている。これは、エウジェニオ・マロッシというイタリア人によって考案され、視覚にハンディキャップをもって生まれた人によって使われている。この触覚アルファベットは、指骨を用いて時計回りに手のひらの上に文字を配置する。触ったり、つねったりして、文や言葉をつくることを可能にする。翻訳を行うテクノロジーなしに、人の手を取って対話相手にメッセージを伝える仲立ちとして役立つだろう。

dbGLOVEはこれを用いたグローヴで、左手に付けて、センサーとアクチュエーターによって、人〜スマートフォン、スマートフォン〜人の双方向のコミュニケーションを可能にする。

「ブライユ点字ディスプレイと比べると、習得するのが簡単で2倍速く済みます」と、社会問題のための応用技術研究を行う非営利団体、Qirisの共同創設者ニコラス・カポルッソは説明する。「移動中にも使えることはいうまでもありません。そして、コストは決定的に低くなります。ブライユ点字ディスプレイに3,500ユーロかかるとしたら、こちらは290〜350ユーロです」。

カポルッソは2004年に生まれたこのアイデアを、GDG DevFest di Romaにおいて語った。彼は、兵役代わりの公共奉仕活動の間に、さまざまな障害をもつ人々と接した。dbGLOVEは、聴覚と視覚に障害のある人々を孤立させているこの問題に対する彼の解決策なのだ。

何年もの間、彼は電子工学のエンジニアからモバイルアプリの開発者まで、プロジェクトの推進に必要な専門家たちと仕事をしてきた。そしていま、非常に慎ましいヴァージョンながらプロトタイプが完成し、軽量化しつつある(周辺機器は非常に軽いパッドとなるだろう)。

労働力と経済面で研究を推進するために、資金集めのキャンペーンが始まった。単なる寄付から購入まで、さまざまな種類の出資がある。開発キットや、パッド、利用準備のできたグローヴ、さらにグローヴとともに機能するアプリのプリインストールされたスマートフォンを購入することができる。

技術的には、iOSで機能するアプリを開発するうえで問題はない。しかし、単に選択の問題だ。「わたしたちは製品を可能な限り手に入れやすくしたいと考えています」とカポルッソは説明する。「スマートフォン付きのパックの場合、iPhoneを採用したら、コストは必然的にずっと高くなるでしょう」。

それはプロジェクトが障害が最も深刻なところ、つまり発展途上国に届くようにしたいからでもある。「わたしたちは非営利団体や非政府組織と接触しています。プロジェクトは好評です。しかし、行政と話をする段になると、実行に移すことは常に困難です。いずれにせよ、わたしたちはまさにこのセクションで活動する人に向けてアピールを行っています」。

WIRED.jp-2013.12.12 THU

マンデラ氏追悼式の手話通訳は「偽者」、障害者団体が激しく批判

2013年12月13日 02時41分02秒 | 障害者の自立
[ヨハネスブルク 11日 ロイター] -10日に営まれた南アフリカのマンデラ元大統領の追悼式で、手話通訳を務めた男性がでたらめな通訳を行った偽者だったとして、聴覚障害者団体などから激しい批判が巻き起こっている。

ヨハネスブルクで開かれた追悼式にはオバマ米大統領をはじめ、各国の首脳らが多数参列。男性は首脳らが壇上で演説した際、隣に立って手話通訳を行ったが、専門家らによると意味を成していなかったという。

同国最大の聴覚障害者団体に所属する手話通訳者のDelphinHlungwane氏は、「彼は手を動かしていただけ。文法に従っておらず、創作の手話を続けていた」と非難。「『ありがとう』も正確に伝えられなかった」と指摘した。

追悼式を主催した南アフリカ政府は、問題を調査しているとしたが、「追悼関連行事の準備が忙しく、真相を突き止められていない」としている。



ロイター-2013年 12月 12日 09:29 JST

障害者技能競技・函館の盛長君、PCデータ入力部門で全国3位

2013年12月13日 02時37分33秒 | 障害者の自立
 障害者の職業能力を競い合う第34回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)に出場した函館五稜郭支援学校高等部3年の盛長瑞稀(みずき)君(17)が、「パソコンデータ入力部門」で銅メダルに輝いた。アビリンピックで道内参加者がメダルを獲得したのは8年ぶり。盛長君は「練習の成果が出た」と喜んでいる。

 大会は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催し毎年開かれる。電子機器の組み立てやコンピュータープログラミング、木工、喫茶サービスなどさまざまな種目で能力を競う。今年は11月22~24日に千葉市で開かれ、24種目に全国の地区大会を勝ち抜いた300人以上が出場した。道内からは北海道大会を勝ち抜いた支援学校の生徒や社会人計5人が挑戦した。

 盛長君がエントリーしたパソコンデータ入力部門には29人が出場。競技内容は、アンケートはがきのパソコン入力、紙の顧客伝票とパソコン画面にある伝票の相違点の修正、エクセルを使った帳票等作成の三つ。いずれも入力の速さと正確さが求められる。

 盛長君は学校での授業だけでなく、昨年、一昨年の学校祭のBGMを作曲したり、自分の撮った映像を取り込んで編集をしたりと、普段からパソコンに慣れ親しんでいるという。だが、道大会を突破して全国出場を決めた7月以降は、放課後の学校や自宅で特訓。休日も学校に来てパソコンに向かった。

 「最初は緊張したが、やっていくうちに緊張がほぐれ、練習通りにできた」と大会を振り返る盛長君。道内出場者でただ一人メダルを手にし、「確かな重みを感じた」と喜ぶ。後輩や他の支援学校の生徒に向けて「自分の限界を知る絶好の機会。ぜひ大会に挑戦してほしい」とエールを送った。

北海道新聞-(12/12 16:00)

三菱商事太陽創立30周年 障害者雇用促進

2013年12月13日 02時31分00秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人太陽の家と三菱商事の共同出資会社「三菱商事太陽」(徳田泰彦社長、別府市)が創立30周年を迎えた。IT(情報技術)を活用して重度障害者が働ける職場として誕生。近年は精神障害者の雇用に力を入れるなど、さらなる障害者の雇用促進を進めている。13日に記念式典がある。

 三菱商事太陽は1983年12月設立。現在は社員92人のうち、半数以上の54人が障害者で、太陽の家の訓練生6人とともに情報処理システムの開発やホームページ作成、名刺印刷などの業務に励んでいる。
 太陽の家ではオムロン、ソニー、ホンダに次ぐ4番目の共同出資会社。他の3社は製造業で、同社が誕生したことでIT分野にも障害者の新職場ができ、手足の不自由な重度障害者の就労のチャンスが広がった。事業拡張のため2004年に東京事務所、07年に北海道事務所を開設した。
 精神障害者も積極的に受け入れている。09年に国の精神障害者雇用促進モデル事業を受託し、受け入れ態勢を整えた。13人の精神障害者がデータ入力業務をしている。
 山下達夫常務取締役総務・管理部長は「今後も事業を拡張して雇用を増やし、より多くの障害者に仕事を提供したい。通勤が困難な重度障害者や今後増加する高齢の障害者のため、在宅就労も実現させたい」と話している。 

<メモ> 三菱商事太陽は1979年に発足した太陽の家の情報処理科が前身。太陽の家の創設者・中村裕博士(故人)の理念に共鳴した三菱商事が障害者の社会復帰を支援し、さらなる雇用促進を図ろうと設立した。2012年度は事業拡張を進めたことで売上高6億1200万円、経常利益8300万円など過去最高の業績を更新した。


障害者と健常者が共に働いている三菱商事太陽

大分合同新聞-[2013年12月12日 09:56]