ゴエモンのつぶやき

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障害者にサッカー指導 富士吉田の協会、教室スタート 保護者の要望に対応

2013年12月09日 02時35分34秒 | 障害者の自立
 富士吉田サッカー協会(勝俣進会長)は知的障害者を対象としたサッカー教室を始めた。保護者から要望を受けたためで、現在は月2回、高校生から40代まで10人余りが参加している。〈手塚美菜子〉

 これまで富士吉田市内には障害者向けのサッカー教室がなく、甲府市などに出向く必要があった。富士吉田市の広瀬啓子さん(61)の息子もその1人。広瀬さんが「近くにサッカー教室ができてほしい」と勝俣さんに相談したことがきっかけとなり、10月から始まった。

 広瀬さんらが知り合いなどに声を掛け希望者を集め、毎月第2、第4土曜日に開催。協会の有志5~6人が指導に当たり、ボールを使ったアップやシュート練習などおよそ1時間半、汗を流している。

 勝俣さんによると、基本的な練習メニューは健常者と同じ。一人一人に合わせコーチが手を取って指導する場面もある。また体に負担が掛からないよう、こまめに休憩も挟む。11月30日の練習ではシュートなどを決め、歓声を上げる参加者が見られた。

 保護者からは「教室が待ち遠しいみたい」「汗をかいて気持ちが良さそう」などの感想が聞かれる。勝俣さんは「サッカーやチームプレーの楽しさを知ってほしい。ほかのチームと交流戦などできるようになればいい」と話している。


目標にボールを当てる練習をする参加者=富士吉田・笹子コミュニティスポーツ広場

2013年12月08日(日)(山梨日日新聞から)

農業で障害者就労支援 玉野、指導員ら事例発表

2013年12月09日 02時30分03秒 | 障害者の自立

 障害者の就労支援と地域農業振興を狙いとした「郷土食材講座」が5日、玉野市築港の日の出ふれあい会館で開かれ、障害者が農産物の栽培・販売に取り組む事業所の事例発表などがあった。

 同市・荘内地区で同事業所を運営している社会福祉法人同仁会と、独立行政法人農研機構農村工学研究所(茨城県つくば市)が実施。市内の農業委員、栄養改善協議会メンバー、同会の障害者支援施設・のぞみ園(玉野市木目)利用者ら約30人が参加した。

 講座では同会の職業指導員、管理栄養士が現状や課題について発表。施設では5710平方メートルで農業を行っており、遊休地の活用、障害者の自信にもつながっていることなどを紹介した。


同仁会の職業指導員による事例発表

山陽新聞-(2013/12/8 8:39)

「駄菓子屋さん」足守にオープン 障害者が接客学ぶ

2013年12月09日 02時25分57秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人・ももぞの学園(岡山市北区粟井)運営の「就労センターもも」が、同足守にある作業所の一角に菓子店「駄菓子処(どころ)みそら」をオープンさせた。岡山、総社市の障害者が店番を務め、一般企業への就職に向けて接客などの経験を積んでいる。

 センターももは、障害者がサポートを受けながら働く「就労継続支援A型事業所」。現在は障害者10人が、高齢者福祉施設の清掃、広告ちらしのポスティングなどの仕事をしている。従来の業務では、地域の人と交流する機会が少なかったため、作業所周辺にはなく、子どもたちの来店が期待できる菓子店を開くことにした。

 4人前後が店番を務め、職員が総社市の卸売店で仕入れた約60種類の駄菓子(1個10~100円程度)を販売。同学園の運営する授産施設で作られたパンパン菓子(80グラム100円)、豆菓子(同200円)なども並ぶ。開店した今月1日は、近くに住む子どもたちが次々と訪れ、買い物を楽しんでいた。

 営業時間は平日午前11時~午後5時半、土日祝日は午前10時~午後5時。月曜定休。月に1回程度、地域住民が作った野菜や雑貨などのバザーを開く予定。


就労センターももがオープンさせた「駄菓子処みそら」

山陽新聞-(2013/12/8 8:19)

障害者スポーツ 選手育成し盛り上げよう

2013年12月09日 02時22分08秒 | 障害者の自立
 2018年に本県で全国障害者スポーツ大会、2年後の2020年に東京でパラリンピックがそれぞれ開催される。障害者スポーツの最高峰パラリンピックは規模が拡大、競技レベルも高まっている。一方で日本の障害者スポーツは、いまだ発展途上と言える。本県も「種をまいてようやく芽が出てきた」との声が聞かれ、これからだ。パラリンピック、全国障害者スポーツ大会の舞台を整えることで、障害者スポーツを盛り上げるきっかけとしたい。

 ■競技レベル向上■

 政府は、五輪は文部科学省、パラリンピックは厚生労働省と、これまで担当を分けていた選手強化について、来年度からの一本化を決定した。文科省所管の施設を使えるようになり、障害者選手の育成強化を図るうえで明るい展望が開けてきたといえる。さらにパラリンピック専用のトレーニングセンター設置の意向が示され、追い風になる。

 パラリンピックは規模が拡大している。昨年のロンドン大会は164の国と地域から、約4300人の選手が参加。本県からは高田稔浩さん(福井市)が自身3度目の出場を果たした。入場券販売は史上最多の約270万枚を数えた。五輪と規模を比較すると、参加国・地域の数で約8割、参加選手数では約4割と、大きく育っている。

 国際的には障害者スポーツ大会は競技レベルの向上が目覚ましい。事実上のプロ選手も増え、ジュニア選手の育成に取り組む国も続々と出てきた。中国は、ロンドン・パラリンピックでは金メダル95個をはじめ、計231個のメダルを獲得した。日本の金5個、計16個のメダルとの差は歴然としている。

 ■選手の発掘、育成急務■

 国体に合わせ開かれる全国障害者スポーツ大会は、陸上や水泳といった個人競技と、車いすバスケットボールやバレーボールなどの団体競技が行われる。競技によって障害の種類や年齢に応じて部門が細分化されており、成績は都道府県における障害者スポーツの振興を示す尺度の一つともなっている。

 昨年の岐阜県大会で県勢は、全13競技中7競技に43人が出場し計23個のメダルを獲得。ことしの東京大会は、個人競技に21人が出場し計18個のメダルを手にした。

 岐阜県は地元開催で全国最多の301人をそろえ、全競技に参加した。5年後の大会を控える本県は、全競技で約300人の出場を目標に据える。県は予算をつけてサークル活動などへ助成するが、本番へ向け大会や体験教室開催による選手の発掘、育成が急がれる。

 大会運営には、手話や要約筆記などのボランティアの力が欠かせない。本県開催では、約500人が必要とされる。養成にはそれなりの時間を要するだけに、こちらも待ったなしと言えよう。

 ■関心高め競技力アップ■

 選手の育成や競技振興を担う指導者不足も深刻だ。障害によってルールの理解や体の動かし方の習得に時間がかかる。パラリンピックを控え、日本障害者スポーツ協会は20年までに3万人の指導者を確保したいとしている。目標達成には行政だけでなく、競技団体の理解と協力が欠かせない。本県も初級、中級指導員養成へ講習会を開くなど力を入れる。

 障害者スポーツが盛り上がるためにはより多く大会を開くことが肝要だ。数多く開催することで社会的関心が高まり、意識の変化も期待できる。多くの障害者がスポーツを楽しむことが競技力のアップになる。

 選手の家族や友人、知人が気軽に出かけ、見守る。その輪をどんどん広げることを目指したい。多くの人に競技を知ってもらうことが、企業の支援にもつながる。
 ロンドン大会の観戦客はうたい文句の「超人との出会い」を楽しんだ。障害のある選手の大会には、健常者選手の大会では得られない感動がある。

福井新聞-15 時間前

県障害者文化祭:素晴らしい才能キラリ−−きょうまで /福井

2013年12月09日 02時19分45秒 | 障害者の自立
 知的障害や身体障害のある人たちの作品や歌などを発表する催し「福井県障害者ハートフル文化祭」(県障害者社会参加推進センター主催)が7日、福井市花堂南2のショッピングセンター「ベル」内のあじさいホールで始まった。8日まで。

 障害者への理解を深めてもらおうと毎年開かれ、今年で14回目。ステージ上では5団体が、「野ばら」や「ふるさと」などの合唱やハンドベル、ダンスなどを披露した。

 特別支援学校の児童・生徒や障害者施設の入所者たちが作った陶器やバッグなどの手工芸品、絵画、書道作品など約230点が展示された。1階の催事場では、県内9事業所で作られた手工芸品やパンの販売もあった。

 県障害者社会参加推進センターの坪田のり子事務局長は「障害がある人にも、文化や美術面で素晴らしい才能がある。頑張っている姿を多くの県民に見てほしい」と話している。

 8日の開催は午前10時〜午後4時。

毎日新聞 2013年12月08日 地方版