ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的、身体に加え精神障害者にも医療費助成へ

2013年12月06日 02時00分31秒 | 障害者の自立
 島根県は、障害者の通院・入院費を補助する「福祉医療費助成制度」の対象に、精神障害者を新たに加える方針を固めた。対象だった知的、身体障害者に加えて、3障害の「制度格差」を解消する狙い。検討を進めている自己負担額の軽減と合わせて、来年度からの実施を目指す。

 新たな対象者は、精神手帳1級を持つ重度の精神障害者と、同2級のうちほかの重複した障害を持つ人。今年4月時点で計959人。

 精神科の通院は原則1割負担を定める自立支援医療制度があるものの、入院費は通常と同じ3割負担で、軽減を求める声が上がっていた。

 県は今夏、精神障害者の生活実態調査を実施。低所得者の割合が、身体、知的障害者はそれぞれ80%、99%であるのに対し、精神障害者も77%と高い割合であることから、身体、知的障害者と同様に支援が必要と判断した。

 一方、身体、知的障害者を対象とした現行制度は、自己負担額の上限が入院4万200円(低所得者7500円)、外来1万2千円(同4千円)。県は新たに対象とする精神障害者も、軽減を適用する方向で軽減策を検討しており、9日の常任委員会での議論を経て、実際の実施主体となる市町村と決定する。

山陰中央新報 -

丁寧に 生き生き 障害者の作品を展示

2013年12月06日 01時56分15秒 | 障害者の自立
手足などに障害がある人たちが制作した絵画や書などを集めた作品展が、5日から東京で始まりました。

この作品展は毎年、障害者週間に合わせてこの時期に開かれています。
東京・池袋の会場では、初日の5日、常陸宮さまを迎えて開会を記念するテープカットが行われました。
今回は、手足などに障害がある人たちが制作した絵画や書、コンピューターアート、それにデジタル写真の作品など、合わせて122点が展示されています。
絵画作品のうち、鹿児島県立鹿児島養護学校中学部1年の有島春輝さんの「地球と交信する宇宙飛行士」は、宇宙ステーションが細かいところまで丁寧に描き込まれています。
有島さんは腕が思うように動かせないということですが、宇宙をテーマにした絵を描くのが好きで、この作品は学校の美術の時間などを使って1週間かけて仕上げたということです。
福岡市立西長住小学校2年の中根伶菜さんが描いた「エイヤッ!玉入れ」は、運動会で玉入れ競技をしている自分や友達の姿を生き生きと表現しています。
また、長崎県立諌早特別支援学校高等部3年の湯田拓馬さんの作品、「働くわたし」は、クッキーの袋詰め作業に真剣に取り組む自分の姿を描いています。
この作品展は、今月8日まで東京・池袋の東京芸術劇場で開かれています。



NHK-12月5日 13時57分

障害者の感性で商品作り アーティストと共作ブランド 一点物、仕上げ作業は購入者 /徳島

2013年12月06日 01時52分25秒 | 障害者の自立
 県内の障害者支援施設が、障害者とアーティストが共作する手作りブランド「SLOW LABEL(スローレーベル)」とともに、阿波藍を使った商品を開発した。鳥の形をしたクッションやブローチなどで、障害者が自由な感性で染めた布や糸をキットとして販売。購入者自身が鳥の形を決められるなど商品作りを楽しむことができ、自分だけの手作り雑貨になる。今月末から東京や大阪、神奈川で展示、商談会が開かれる。【山本健太】

 スローレーベルは、ワコールアートセンター(東京)が、国内外で活躍するアーティストやデザイナーと福祉施設、企業をつなぎ、商品開発や販売に取り組むブランド。大量生産ではない、障害者の感性を生かした一点物にこだわる。

 今回は、藍染めに着目し、NPO法人とくしま障害者授産支援協議会の会員5施設と商品を開発することに。織物や刺しゅう作品を専門とするアーティストらは7月ごろから施設を訪れ、試作を繰り返してきた。

 「SLOW LABEL BLUE BIRD COLLECTION MADE IN TOKUSHIMA」と名付け、クッション、ブローチ、アクセサリーの3種類を製作した。藍色を生かした「青い鳥」がモチーフで、障害者が刺しゅうや藍染めした布や糸をキットとして販売。すべて手作業のため、染まり方や色合いが違う。

 購入者は自分で形を決めてクッションやブローチを手作りでき、刺しゅうなど仕上げ作業も楽しめる。アクセサリーも、糸の巻き方次第で他にはないものになる。商品は1000〜7000円台で、完成品もある。

 スローレーベルのディレクター、栗栖良依さんは「障害者の方の感性を感じてもらい、作ることを楽しんでほしい」。開発に携わった施設の一つで「れもんワークス」の支援ワーカー、北上勇希さんは「支援施設の利用者ならではの商品になった。今後も新商品を作っていければ」と話している。

 問い合わせは、共立(スローレーベル徳島、088・685・4023)まで。

毎日新聞 2013年12月05日 地方版

障害者雇用:達成率、3年連続全国1位 企業63.6%−−佐賀労働局 /佐賀

2013年12月06日 01時46分53秒 | 障害者の自立
 佐賀労働局は、県内の障害者雇用状況をまとめた。障害者雇用促進法に基づく法定雇用率を達成した民間企業の割合は63・6%で3年連続で全国1位になった。一方、唐津市教委など4公的機関は未達成だった。

 調査は6月1日時点で実施。企業(常用労働者が50人以上)に対しては2%、県や市町などは2・3%、県教委は2・2%の法定雇用率が定められている。4月に各0・2ポイント引き上げられた。

 労働局によると、対象になる民間企業527社が、障害者1890人を雇用。実雇用率は2・17%だった。雇用率引き上げの影響で、未達成企業は前年比52社増の192社。達成率は前年比5・8ポイント落ち込んだが、全国1位だった。

 公的機関で未達成だったのは、伊万里・有田地区医療福祉組合▽小城市教委▽唐津市教委▽多久市教委−−の4機関。調査時点では、県教委も未達成だったが、10月1日時点で達成した。

毎日新聞 2013年12月05日 地方版

芸術は「バリアフリー」、精神障害者の詩と絵画がコラボ/相模原

2013年12月06日 01時41分11秒 | 障害者の自立
 精神に障害のある人たちが作った詩と、その詩を題材に絵画の愛好家らが作品にした「詩と絵画のコラボレーション展」が5日から、相模原市民ギャラリー(JR相模原駅ビル4階)で開かれる。精神障害に関心を持ってもらおうと、4年前から始まった。5回目となる今回、詩と絵画の69組の作品を紹介する。

 市内の精神障害者当事者会や家族会、絵画サークルなどでつくる実行委員会の主催。

 当事者会などに呼び掛け、69人が自作の詩を寄せた。絵画サークルのメンバーらがそれぞれの“お気に入り”を選び取り、自分なりのイメージから日本画や水墨画などの作品を完成させた。会場には、絵画と詩を一緒に展示する。

 「一人ぽっちの夜空を、/見上げると、/星がまばたき、/大地をてらし、/行く先を、/照らしてくれる。/天空の星は/案内人だ。」と詠んだ原田康男さんの作品「まばたき」を担当したのは、絵画サークル「みどり会」会員の田嶋京子さん。星がきらめく夜空を猫が見上げている構図の日本画に仕上げた。「人間の代わりに猫にした」という田嶋さんは、「本人がどんなことをイメージして詩を書いたのか、想像しながら描くのが楽しかった」と振り返る。

 実行委員会共同代表の榛沢昌高さんは「精神障害への偏見が、私たち当事者にとって大きなバリアーになっている」と指摘。「当事者が芸術活動を通して社会参加、人とつながるきっかけにしてほしい。当事者のメッセージを同じ仲間や一般の方に伝えたい」などと、多くの来場を呼び掛けている。

 9日までの午前10時から午後6時まで(初日は午後1時から、最終日は同3時まで)。最終日には、詩と絵画の作者同士が顔合わせする交流会も催す。

 問い合わせは、南障害者地域活動支援センター(みなみ風)電話042(701)3932。


コラボ展に向け、詩との絵画合わせを行う精神障害者当事者会や絵画サークルの人たち=相模原市南区南台の市立南障害者地域活動支援センター

カナロコ(神奈川新聞)-2013年12月5日