大和市内の小中学校3校の特別支援学級計9クラスで、来年1月からアップル社製の「iPad Air」が導入される。このほど教育委員会が各校に配布し、操作方法などを説明した。
大和市教育委員会の教育研究所(市役所2階)によると、特別支援教育では個々の障がいや学習状況に応じた学習支援が求められる。そのため画面タッチや音声入力による操作が可能で、多様なアプリケーションを利用できるタブレットPCの有効性が、先進自治体の導入事例でも明らかになっている。
こうした点を背景に今年9月に市が購入の方針を固め、一般会計に19台の先行導入に必要な445万円を補正計上した。内訳は本体代が約100万円、初期設定や通信環境の整備などに約345万円。
配布した「iPad Air」には、文字の読み上げ機能を使って発声練習をするものや、なぞり書きをして文字を習得するもの、数の大きさや順番、計算を学ぶもの、動物図鑑など約50種類、6千円分の授業用電子教材を内蔵している。
「iPad Air」は児童生徒4人に1台の割合で各校に配布した。
支援級すべてに
市では、2014年度に残りの小学校59クラス、中学校21クラスの特別支援学級すべてに配布、授業に導入する方針で、約120台分の予算を新年度予算編成に盛り込む予定だという。
今年度、先行導入するのは北大和小の全4クラス(7台)、桜丘小全2クラス(5台)、光丘中の全3クラス(6台)。対象の児童生徒は49人。
授業用アプリで授業の幅が広がる
大和市教育委員会の教育研究所(市役所2階)によると、特別支援教育では個々の障がいや学習状況に応じた学習支援が求められる。そのため画面タッチや音声入力による操作が可能で、多様なアプリケーションを利用できるタブレットPCの有効性が、先進自治体の導入事例でも明らかになっている。
こうした点を背景に今年9月に市が購入の方針を固め、一般会計に19台の先行導入に必要な445万円を補正計上した。内訳は本体代が約100万円、初期設定や通信環境の整備などに約345万円。
配布した「iPad Air」には、文字の読み上げ機能を使って発声練習をするものや、なぞり書きをして文字を習得するもの、数の大きさや順番、計算を学ぶもの、動物図鑑など約50種類、6千円分の授業用電子教材を内蔵している。
「iPad Air」は児童生徒4人に1台の割合で各校に配布した。
支援級すべてに
市では、2014年度に残りの小学校59クラス、中学校21クラスの特別支援学級すべてに配布、授業に導入する方針で、約120台分の予算を新年度予算編成に盛り込む予定だという。
今年度、先行導入するのは北大和小の全4クラス(7台)、桜丘小全2クラス(5台)、光丘中の全3クラス(6台)。対象の児童生徒は49人。
授業用アプリで授業の幅が広がる