京都市山科区在住の障害者支援施設の職員が、障害者の社会参加を進める活動を取り上げたフリーペーパーの制作を進めている。舞台芸術や展示会などの試みを行う2団体と1個人を取り上げる。活動内容や思いを紹介する予定で、「情報紙を通じて、障害の有無に関わらず社会参加できる大切さを感じてほしい」としている。
左京区の「テンダーハウス」職員の成実憲一さん(42)。障害者福祉を取材対象に執筆を続けるフリーライター稲留京香さん(49)=山科区=の協力を得て進めている。
フリーペーパーは、知的障害者と現代美術家が共同で舞台芸術を手がける大学教授と、余暇支援をするNPO法人、アートを通じてまちづくりを進める商店主を取り上げる。
成実さんは、障害者が描いた絵画や造形物を展示会などで発信してきたが、現在の活動が障害者の社会参加につながらないと考え、フリーペーパーの発行を企画した。
取材で何度も現場に足を運んで人脈も広げている。「人の縁を頼りに区内でアートイベントを開きたい」と話す。情報紙は来年3月に発行し、A2判の5千部を市内の公共施設で無料配布する予定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c3/df3a8808eb0d975ee60b5b472430c572.jpg)
アートを通じて障害者の社会参加を促す活動をする団体や個人を紹介するフリーペーパーの発行に向けて、取材を重ねる稲留さん(左)=京都市山科区
京都新聞-【 2013年12月25日 12時17分 】
左京区の「テンダーハウス」職員の成実憲一さん(42)。障害者福祉を取材対象に執筆を続けるフリーライター稲留京香さん(49)=山科区=の協力を得て進めている。
フリーペーパーは、知的障害者と現代美術家が共同で舞台芸術を手がける大学教授と、余暇支援をするNPO法人、アートを通じてまちづくりを進める商店主を取り上げる。
成実さんは、障害者が描いた絵画や造形物を展示会などで発信してきたが、現在の活動が障害者の社会参加につながらないと考え、フリーペーパーの発行を企画した。
取材で何度も現場に足を運んで人脈も広げている。「人の縁を頼りに区内でアートイベントを開きたい」と話す。情報紙は来年3月に発行し、A2判の5千部を市内の公共施設で無料配布する予定。
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アートを通じて障害者の社会参加を促す活動をする団体や個人を紹介するフリーペーパーの発行に向けて、取材を重ねる稲留さん(左)=京都市山科区
京都新聞-【 2013年12月25日 12時17分 】