「笑顔で楽しく気持ちよく!」をスローガンにした県障害者スポーツ大会(同実行委主催)が12日、香川県丸亀市金倉町のPikaraスタジアム(県立丸亀競技場)で開かれ、13歳から88歳までの756選手が16種目で力と技を競った。
スポーツを通じて障害者の自立と社会参加促進を図ろうと、2000年から毎年行っており、今年で16回目。入場行進の後、障害者支援施設「朝日園」(三木町)の四宮譲二さん(54)、香川西部養護学校(観音寺市)高等部3年の田中未来(みき)さん(17)が選手宣誓し、競技が始まった。
種目は50メートル、100メートル走の短距離のほか、電動車いすでポールの間をすり抜けながら速さを競うスラローム、やり投げの練習に使うロケット状の器具を投げる「ジャベリックスロー」など多彩。唯一の団体戦の400メートルリレーでは、性別、年齢、障害の状態を超えて競い合い、遅れても一生懸命に走る選手の姿にスタンドからは大きな拍手が送られた。
400メートルリレーで力いっぱい走る選手たち
2015/09/13 四国新聞