ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者マーク付きの車@優先駐車場に「ここに止めるな」と書かれたメモ

2015年09月25日 02時45分31秒 | 障害者の自立

優先駐車場に止められた障害者マーク付きの車に、「ここに止めるな」と書かれた心無いメモが置かれていたという。それは一体なぜなのか。

メモを見つけたオーストラリア在住のJoanie Redman氏が、フェイスブックで説明している。

“ベビーカー”優先駐車場

障害者マーク付きの車が駐車されていたのは、”ベビーカー”優先駐車場だった。

メモには、「あなたが止めているのは、ベビーカー優先駐車場です。あなたの赤ちゃんはどこにいるの?次はここに止めないでね」と書かれていた。

障害者ももちろん駐車可能

このメモを書いた女性は知らなかったようだが、このスペースの意味は”ベビーカー利用者も駐車できる、障害者優先駐車場”。もちろん障害者の方も車を止めることができる。

Redman氏も赤ちゃんを連れている女性だが、「入口に近いところなんだから、障害者の方に譲るのは仕方ないのに!」と怒りをにじませている。

このメモを車の持ち主が見ていたら、とても悲しい思いをしたことだろう。Redman氏が先に見つけてくれてよかった。

日本でも問題になる”優先駐車場”ルール

“優先駐車場”のルールについては、日本でも問題になっている。

先日も妊娠8カ月で切迫早産気味の女性が優先駐車場に車を止め、高齢者の男性に嫌がらせをうけたという。このことが新聞に投書されると、「何とかしないと少子化は止まらない」、「『健常者が停めているのを見かけたら糾弾してもいい』なんてルールはどこにもない」など、Twitterでも話題になった。

2015年09月23日      海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議


障害者と親の思い、CDに 愛西のNPO法人

2015年09月25日 02時21分35秒 | 障害者の自立

 障害のある人たちの相談支援事業所などを運営する愛西市町方町のNPO法人「夢んぼ」が、障害のある子やその親の気持ちを詩やメロディーに込めたポップス曲を手掛け、CDにして売り出した。作詞、作曲から販売までを施設職員や利用者が担い、それぞれの福祉への思いが音楽に結実した。

 制作、収録したのは二曲で、親の気持ちを歌った「いまはまだ」と、子の気持ちを代弁した「それぞれの」。六月に職員になったばかりの日比野信午さん(51)が二曲とも作曲した。かつては東京でシンガー・ソングライターとして活躍、作曲家としては石川さゆりさんや藤井フミヤさんの曲を書いたこともある売れっ子だった。

 人間関係がうまくいかず、六年ほど前に出身地の稲沢市に戻った。先天的な発達障害の一種であるアスペルガー症候群と診断された。逆に「そういうことだったのかと、ほっとした」という。

 今回の曲には、低音から高音まで一気に駆け上がるメロディーを織り込んだ。「高みを目指す姿を表したかったから」と話す。

 作詞は、二曲とも法人理事長の菊池利哉さん(40)。「いまはまだ」は、現在十四歳の息子がまだ小さかった時の親の心情を表現した。

 生後三カ月で、脳にしわがない「滑脳症」と診断され、「成長しても寝たきりのまま」と告知された。わが子の障害がきっかけとなって二〇〇二年に親の会をつくり、三年後にNPO法人化して障害者福祉に携わる運営の側に加わった。

 「子どもたちを閉じ込めるのではなく、どうやって社会に受け入れてもらうか」と菊池さん。「CDを聴いてもらうことで、多くの人が考えるきっかけになっていけばいい」

 CDの包装などの作業はすべて施設の利用者が行っている。マネジャー役として制作から販売を取り仕切っているのは、職員の村田憲哉さん(46)だ。自らも障害のある娘がおり、「日比野さんが音楽を楽しむ気持ちが伝わってきた。娘にもこんなふうに可能性があるんだと思った」と話す。

 CDは一枚千円。施設や夢んぼのホームページで販売しているほか、iTunesやアマゾンなどでもダウンロードできる。(問)夢んぼ=0567(25)5913

 

作曲した日比野信午さん(中)の仕事スペースを囲む菊池利哉さん(右)、村田憲哉さん

 9月24日の記事     中日新聞


太宰人形焼を好評発売中 三鷹の障害者施設通所者が作る

2015年09月25日 02時13分54秒 | 障害者の自立

 三鷹で暮らした作家・太宰治をモチーフにした人形焼きが静かな人気を呼んでいる。5月の販売開始から4カ月余り。頬(ほお)づえをつく太宰の姿が「かわいい」と好評だ。作っているのは重度心身障害者の生活介護事業所「わたしたちのいえ かごめかごめ」(下連雀1)の通所者たち。今月、三鷹発の地域ブランド「TAKA-1(みたかセレクトONE)」にも選ばれ、注目度も上がっている。(鈴木貴彦)

 今年六月十九日、太宰をしのぶ桜桃忌が行われた三鷹市の禅林寺。太宰ファンでにぎわう境内で、「太宰人形焼」を臨時販売したところ、用意した三十五箱がたちまち売り切れた。「かなりの手応えを感じました」と、「かごめかごめ」の施設長来栖田佳子さん。

 一箱六個入りで七百五十円(税込み)。本をイメージした箱で、背表紙もあり、ふたを開けるとしおりが一枚入っている。市が生誕百周年で制作した、頬づえをつくデザインをそのまま人形焼きにした。もっちりした生地に、甘さ控えめの粒あんがたっぷり。おいしいと評判だ。

 準備に二年かかった。「食べる物を作りたい。しかも、よくあるクッキーやパウンドケーキではなく、あんこものを」。来栖さんの「売れる物を」という発想が行き着いた結論だった。人形焼きを自動で作れる機械を探し、太宰の型を粘土で何種類も試作、生地やあんこも研究を重ねた。衛生管理にも万全を期し、自信作が出来上がった。

 十九歳から五十四歳までの通所者十一人のうち、九人が人形焼き作りに携わっている。製造は月に二回。毎回、約二百個を作る。午前中に焼き上げ、午後は包装。袋詰めやしおりにリボンを結ぶ作業、価格や製造日のシール張りなど、各自が得意な作業を分担している。箱の組み立てなど細かな作業を担当する女性(48)は「商品が人気だと聞いて張り合いがある。仕事が増えるのはうれしい」と話す。作業を指導する主任の山本圭一さんは「みんな非常に前向き。自信につながっている」と笑顔で話す。

 現在、賞味期限は八日間だが、包装パックを変えることで十六日間にできることが分かり、更新する予定だ。増産も可能で、人形焼きの中身に粒あん以外のものを入れる構想や、焼きたてを店頭で販売する計画もある。

 三鷹商工会などが主催するTAKA-1の認定は、書類審査や市民投票の結果などを基に決まった。来栖さんは「太宰治が大好きな又吉直樹さんの芥川賞受賞効果もあって、太宰ブームが続いている。三鷹の名物として大切に育てたい」と話している。

 人形焼きは「かごめかごめ」のほか、「星と風のカフェ」(下連雀三)、「ぽけっと」(野崎一、三鷹市役所内売店)でも販売している。

もっちりした生地が評判の「太宰人形焼」。箱はBOOK型

2015年9月24日      東京新聞


愛媛銀 聴覚障害者対応の表示板設置

2015年09月25日 02時07分30秒 | 障害者の自立

 愛媛銀行(愛媛県松山市)は9月から、聴覚障害者と筆談で応対するなどコミュニケーションに配慮することを示す「耳マーク」の表示板を全ての営業窓口に設置した。愛媛銀は「聴覚障害者のお客さまも安心して利用してほしい」としている。 
 耳マークは聴覚障害者への理解を広めるシンボルとして、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(東京)が普及に取り組んでいる。 
 愛媛銀は本店と全支店(出先も含む)の計114カ所に、耳マークの表示板を設置するとともに筆談ボードを備え付けて対応。今月中旬には窓口業務を担当する約20人を対象に聴覚障害者との円滑なやりとりに向け、研修を実施した。

聴覚障害者(右)と筆談ボードでやりとりする愛媛銀行の支店窓口

2015年09月24日     愛媛新聞


「自分らしい生き方、自ら選択を」 障害者の社会生活テーマに講演

2015年09月25日 02時00分25秒 | 障害者の自立

 手足にまひがあり車椅子生活を送る心理カウンセラー、笠羽美穂さん=横浜市=が23日、秋田市上北手の遊学舎で講演した。市内外から集まった75人を前に「障害のある人が、自分らしい生き方を自ら選択できる社会になってほしい」と訴えた。

 笠羽さんは2006年1月から半年間、福祉先進国デンマークのフリースクールに留学。「どんな授業を受けるかは生徒が自分で決めていた。日本の福祉制度には『障害者が自分で生き方を決める』という考え方が欠けていると思うようになった」と語った。

 帰国後に心理カウンセラーの資格を取得。「本当の自立とは親元を離れて1人暮らしをするだけでなく、自分で考えて行動し、その行動に責任を持つことではないか」と強調した。

「自分らしい生き方」をテーマに講演する笠羽さん

2015/09/24      秋田魁新報