ゴエモンのつぶやき

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精神障害者の支援拡充を つばさの会要望

2015年09月19日 11時11分24秒 | 障害者の自立

 NPO法人和歌山市精神障害者家族会「つばさの会」(岡田道子理事長)は16日、和歌山市役所を訪れ、精神障害者の医療福祉施策の充実に関する4項目の要望書を尾花正啓市長に手渡した。

 同会メンバー11人と公明党議員団の市議3人が出席。要望書の内容は、重度心身障害者児医療費助成制度の精神障害者への適用▽精神障害者のための傾聴ボランティアの人材育成事業所の創設▽公営住宅の障害者枠戸数の拡充▽ストレス軽減などを目的にした精神障害者が気軽に参加できるスポーツクラブの設置――となっている。

 出席者から要望を聞いた尾花市長は「すぐには返答できないが、少しでも応えられるように頑張っていきたい」と理解を示した。

 岡田理事長(68)は「地域に障害を理解してもらえる人が少しでも増えれば、自殺予防にもつながると思う。活動を頑張っていきたい」と話していた。

家族の現状を訴える「つばさの会」会員ら

15年09月17日    わかやま新報オンラインニュース


障害者と健常者交流深める

2015年09月19日 11時03分15秒 | 障害者の自立

 九州障害者ゴルフ大会「第11回HUGCUPin長崎」(九州障害者ゴルフ連盟主催)が14日、大村市東野岳町の大村湾カントリー倶楽部であり、秋空の下、障害者と健常者が爽やかな汗を流した。

 ゴルフを通じて障害者と健常者の交流を深めることを目的に毎年開いており、本県での開催は初めて。県内外から約70人が参加。障害者の選手たちはサポート役のボランティアと一緒に18ホールを回り、鹿児島県から参加した池田勝彦さんが優勝に輝いた。

 右半身まひの障害のある鎮守賢治さん(51)=諫早市多良見町=は「周りのサポートもあり、初めてのコースデビューとしては100点満点でした」と笑顔で話した。

九州障害者ゴルフ大会で優勝した池田さん(左)

2015年9月18日    長崎新聞


太陽発電で障害者支援…伊勢崎の「明清会」

2015年09月19日 10時49分54秒 | 障害者の自立

 障害者に安定した賃金を得られる場を提供するため、伊勢崎市の社会福祉法人「明清会」は10月、畑の上に太陽光パネルを設置して農業と売電を行うソーラーシェアリングを始める。土地の有効活用で利益を上げ、障害者約20人を雇い、1人あたり月給10万円を目指す。

 明清会は、同市や前橋市で農作業やレストラン運営などによる障害者の就労支援を行っている。障害者により高い賃金を支払おうと、2012年6月に株式会社「さくら」を設立し、準備を進めてきた。

 前橋市荒子町に、地元の農家から約1・3ヘクタールの畑を借り、縦1メートル05、横1メートル46の太陽光パネル約2240枚を設置。地面とパネルの間に約2~2メートル80の空間を確保し、トラクターを使って農作業ができる。

 太陽光発電は最大出力計650キロ・ワットで、東京電力に売電。年間2800万円の売り上げを見込む。畑の一部(約3500平方メートル)に11月中旬、タマネギの苗を植えるほか、来春にはイモ類の栽培も始める。タマネギは年間約1・5トンを収穫する予定で、県内の食品加工会社などに販売することが決まっている。農業では当初、年間計約360万円の売り上げを目指す。

 雇用は来年4月から始める。明清会の就労支援事業を利用している精神障害者が中心になる見通しで、農作業に従事してもらう。福祉専門職員や農業に詳しいスタッフなど5人程度を雇用し、障害者のサポートや発電事業を任せる。

 明清会の小暮明彦代表は「月給10万円を実現できれば、障害基礎年金と合わせて月に約17万~18万円の収入になる。自立した生活を送れる障害者も増える」と意欲をみせる。

 一般社団法人「ソーラーシェアリング協会」(千葉県市原市)も「障害者の就労支援にソーラーシェアリングを活用する取り組みは珍しく、新しいモデルとなる」と注目している。

<ソーラーシェアリング>農地の上に太陽光パネルを設置し、営農しながら発電を行う仕組み。パネルによる遮光率は30%程度で作物の生育に支障がない。主に支柱を立てる部分だけ農地の用途を変更すればよく、農地転用に伴う煩雑な手続きが少なくて済む利点もある。農林水産省は「年間収穫量が地域の平均より2割以上減らない」などをパネル設置の条件としている。

10月の稼働に向け整備が進む前橋市荒子町の畑。太陽光パネルの下をトラクターが通ることができる

10月の稼働に向け整備が進む前橋市荒子町の畑。太陽光パネルの下をトラクターが通ることができる

2015年09月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

聴覚障害者 災害時適切な支援を

2015年09月19日 10時35分24秒 | 障害者の自立

非常体制の整備推進/アンケートで防災環境調査/豊橋手話通訳学習者の会 統一ユニも制作

 災害時における聴覚障害者への適切な支援を図るため、ボランティア団体、豊橋手話通訳学習者の会(豊通会)は、耳が不自由な市民に対するサポート体制を整えている。聴覚障害者の生活状況や家族構成などを聞き取るアンケートを行い、防災環境を調査。災害時に支援者となる豊通会メンバーが着用するユニホームも制作し、非常時に備えている。

 豊通会は、豊橋市聴覚障害者協会(豊聴協)の会員にアンケート調査を実施。会員の在住校区を把握し、同居する家族構成や非常時における支援者の有無などについて回答を得た。アンケート結果から、第一次指定避難所に集まる聴覚障害のある会員と、手話が可能な豊通会メンバーの行動を照合。手話通訳者が不在となる避難所や、被災時における支援の緊急度などを確認した。

 会員の中には、同居家族も耳が不自由な世帯もあり、アンケートでは災害情報の受け取り手段なども調査。各会員の生活環境を把握し、適切な支援を行う準備を進めている。豊通会の平松靖一郎会長は「アンケートを行うことで、各会員の防災意識が高まる効果にも期待している」と話す。

自助意識向上で迅速対応可能に

 豊通会は昨年8月、市内の第一次指定避難所に「避難所絵カード」と「コミュニケーションボード」を寄贈。聴覚障害者が、避難所の指示を理解して意志疎通を図るため、手作りのカードとボードを贈った。今年夏には、同会の名を記した紫色のジャンパーを制作。手話通訳者であることがひと目で判明できるよう、メンバーのユニホームを統一した。

 カードには「食べ物を配ります」、ボードには「名前は何ですか?」などと記されている。聴覚障害者は外見からは耳が不自由であることが判明しづらく、避難所で配給品を受け取れないなどの事態が懸念される。そのため豊通会は本年度中に、カードとボードを第二次指定避難所99カ所にも寄贈する予定。

 今年4月時点で、同市内には聴覚障害のある市民880人が在住。豊通会は、支援を行う手話通訳者の養成や増員も図っている。平松会長は「障害者や支援者それぞれで自助意識を高めることで迅速な対応が可能になる」と災害と向き合う心構えを語る。

指定避難所に寄贈予定の絵カード

新たに制作したユニホーム

東海日日新聞



障害者雇用へ対応法学ぶ 盛岡で情報交換会

2015年09月19日 10時26分54秒 | 障害者の自立

 障害者の雇用関係情報交換会と就職相談会(岩手労働局、盛岡公共職業安定所主催)は17日、盛岡市内のホテルで開かれた。情報交換会は盛岡市立病院精神科主任作業療法士の佐々木昇さんが企業関係者らに、医療の立場から精神障害者の就労支援のポイントを説いた。

 同所管内の事業所、福祉施設など69団体が参加した。佐々木さんは精神障害者の特徴として▽考え方に偏りがある▽疲れやすい▽緊張しやすい-などを列挙。事業所に求められる就労支援については「就労日数や業務量は段階的に増やし、仕事は手本、見本があると良い。思ったことを伝えるのに時間がかかるので、面接、面談時間は比較的長めに取るようにする」など障害を踏まえた対応の重要性を強調した。

【写真=精神障害者の就労支援のポイントを語る佐々木昇主任作業療法士】

 2015/09/18    岩手日報