2016年にリオデジャネイロ・パラリンピックを控え、統括団体である日本パラサイクリング連盟はその存在を積極的にアピールしている。東日本復興支援のサイクリングイベント、ツール・ド・東北にも選手を派遣し、2020東京五輪・パラリンピック招致に活躍した陸上パラ選手の佐藤真海とともに自転車の魅力を全国に向けて発信した。

さらに10月にはツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに参戦。世界各国からパラサイクリングの世界チャンピオンが来日し、サーキットコースでタイムトライアルを競うという。

そして2016年1月には伊豆大島でパラサイクリングアジア選手権が開催される。勝つために、速く走るために人一倍の努力をして己の肉体を酷使する。その運動レベルがどれほど高いのか。さいたまや伊豆大島で目撃してみたいと思う。