ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

野菜宅配、障害者の励みに 北海道・厚岸のNPO栽培

2015年09月24日 02時43分06秒 | 障害者の自立

 【厚岸】釧路管内厚岸町で障害者の通所授産施設を営むNPO法人「のんき村」が9月から、施設で栽培した無農薬野菜を町内全域と周辺4市町の一部に宅配する事業を始めた。1人暮らしで買い物が大変な高齢者が増えており、宅配を通じて地域に貢献する目的。障害者にとっても自信と励みにつながっている。道保健福祉部は「道内の障害者施設が広範囲に無農薬野菜の宅配に取り組む例は聞いたことがない」と注目する。 

 9月上旬、厚岸町の公営住宅の玄関先。のんき村の通所者の松葉大輔さん(19)が無農薬のハクサイとキャベツ、ジャガイモを届けると、1人暮らしの加茂ノリ子さん(71)が「のんき村の野菜は新鮮で安全。すごく助かる」と声を弾ませた。初配達を終えた松葉さんは「自分たちで作った野菜を食べてもらえるのがうれしい」とはにかんだ。

 のんき村は1997年、代表の小野寺敏雄さん(65)が重い知的障害のある長男のため、酪農家を辞めて設立し喫茶店経営や野菜栽培などを始めた。2005年にNPO法人となり、現在は厚岸町と隣町の釧路管内浜中町から知的障害者や身体障害者ら17人が通う。

 無農薬野菜は施設内の2ヘクタールで栽培。畑に草をすきこみ、有機栽培に不可欠な微生物がすみ着きやすい土をつくる農法に取り組む。野菜はこれまでもイベントなどで販売していたが、9月からジャガイモやニンジン、カボチャ、枝豆など10種類の宅配を始めた。

 宅配先は厚岸町全域と、釧路市、釧路管内標茶町、釧路町、浜中町の一部が対象で、11月13日まで。時間は平日の午前10時~11時、午後1時~2時。問い合わせはのんき村(電)0153・57・2232へ。

09/22   北海道新聞


発達障害者支援へスキルアップ講座 来月から沼田

2015年09月24日 02時39分50秒 | 障害者の自立

 県教育委員会は「地域の人が共に支え合うよりよい環境づくり」を目指して十月二十九日、十一月十日、同十七日、沼田市の利根沼田振興局で「発達障害を抱える人への理解と支援のスキルアップ講座」を開く。

 講師は独立行政法人国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」診療部長の有賀道生氏。有賀氏は群馬大学医学部付属病院で、児童・思春期外来を担当し、少年院や保護観察所でのアドバイザーなどの経験を持つ。

 対象は(1)気になる子どもへの支援の方法を知りたい(2)職場で周囲の人とうまく関われない人の力になりたい(3)講座で学んだことを身近な人の支援に生かしたい-と考えている人。

 講座の時間は各日とも午後七~九時。定員は三十人。参加費無料。締め切りは十月十三日。

 申し込みと問い合わせは、利根教育事務所生涯学習係=電0278(23)0165=へ。

2015年9月23日    東京新聞


北播磨の視覚障害者ら 児童と交流、理解深め

2015年09月24日 02時33分14秒 | 障害者の自立

 北播磨の視覚障害者を対象にした「北播磨青い鳥学級」の受講生27人がこのほど、兵庫県加西市福住町の賀茂小学校を訪れ、4年生27人との交流を楽しんだ。

 同学級は、視覚障害者が幅広い知識や教養を高め、より多くの人との交流を通じて相互理解を深めることなどを目的に開かれている。

 この日、ガイドヘルパー約30人とともに同小を訪れた受講生らは、児童が披露した校歌を聴き入った後、「(北播磨の)5市1町に住んでいる人の集まりで、少し目が見える人から全く見えない人がいます」などと同学級のことを説明した。

 受講生と児童が互いに自己紹介をするなどした後、受講生はリンゴやみかんなどの果物の中から児童が一つ選んだものを手で触れながら、紙粘土で果物を作った。

 受講生の女性(80)=同市=は「久しぶりに子どもと触れることで、昔を思い出し心が弾んだ」と笑顔。同小4年女児(9)は「緑内障で目が見えにくくなった経緯などを教えてもらい、勉強にもなった」と話していた。

児童との交流を楽しむ北播磨青い鳥学級の受講生ら=加西市、賀茂小学校

2015/9/22     神戸新聞 


障害者や高齢者も参列しやすい「ドライブスルー葬儀」が登場

2015年09月24日 02時30分21秒 | 障害者の自立

 お彼岸が近づき、先祖をしのぶ季節がやってきた。墓への考え方が変わるように、葬儀の形も時代に合わせて変化している。

 家族や親しい知人など少人数で葬儀を行う家族葬、通夜や告別式などの宗教儀式を行わない直葬、墓石の代わりに樹木を墓標とする樹木葬、遺骨をロケットで宇宙に打ち上げて散骨する宇宙葬などさまざまで、生前に自分の葬儀や墓のスタイルを決めて遺言に残す人も増えている。

 なかでも最近注目なのは、車から降りずに手を合わせることができる「ドライブスルー葬儀」だ。

 葬儀に訪れたドライバーは自動受付機で登録をすませ、ボタンを押すと、焼香代わりに祭壇に電気が点灯する。焼香をしている姿は撮影され故人の遺影の隣にあるスクリーンに映し出されるので、参列しているのがわかる仕組みだ。焼香が終わってボタンを押すと、退場ゲートが開く。

 画期的なシステムだが「ドライブスルーなんてあまりにも葬儀を軽視しすぎでは…?」という疑問の声も上がっている。このシステムを開発し、葬儀会社に提案しているD&Aコンサルティング代表取締役社長の竹原健二さんは「葬儀に行きたくても行けない人のための工夫」だと、明かしてくれた。

「障害者、高齢者など葬儀に行きたくても行けない人が参列できる方法はないかと考え、このシステムを開発しました。仕事が忙しくて時間がとれない人も参列しやすくなります。献花を共同で購入するなどのシステムも含め、すでに葬儀会社からの問い合わせもきています」

 今後こうしたシステムが広まれば障害者や高齢者が参列しやすくなるだけでなく、“お金や時間をかけずにすませたい”という思いが形になるかもしれない。

※女性セブン2015年10月1日号


障害者ら卓球交流

2015年09月24日 02時25分55秒 | 障害者の自立

 障害者同士の親睦と卓球技術の向上につなげてもらおうと、大津市の「におの浜ふれあいスポーツセンター」で22日、県ゆかりの卓球選手3人を招いた指導会が開かれた。

  県障がい者卓球連盟(倉谷義数会長)が主催。同連盟は昨年4月に発足し、身体や知的、ろうあなど障害の垣根を超えた交流を目的に、練習場の提供や情報発信を行っている。

 この日は全日本卓球選手権のダブルス優勝経験者ら3人が、特別支援学校に通う生徒や卓球クラブに所属する高齢の障害者ら約35人を指導。参加者は2時間にわたって手首の使い方やスマッシュを打つ時の足裁きなどを熱心に学んでいた。

 2020年の東京パラリンピックを目標に掲げる同市の会社員堀井友哉さん(22)は「トップを経験した人と打ち合うのは刺激になった」と話していた。

 今後も練習会などを開催予定。問い合わせは同連盟(077・534・1855)へ。

2015年09月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun