ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害があるから格好いい ”バリコレ”堂々

2015年09月15日 01時21分55秒 | 障害者の自立

 心や体が人と異なることによるバリアーをなくして楽しく生きよう、をコンセプトにしたNHKテレビEテレの障害者向け情報発信番組「バリバラ」(毎週日曜午後7時)が企画したバリアフリー・ファッションショー、略してバリコレが12日、大阪市北区のグランフロント大阪北館ナレッジプラザで行われ、計3回のステージに多数の見学者が入れ替わりながらステージに声援を送った。

 準レギュラーのはるな愛さんが番組出演した際に、「パリコレがあるんやったら、私たちもバリコレやろう」と、司会者の山本シュウさんと大西瞳さんに提案し実現。ゲストにファッションモデルの押切もえさんを迎え、車いすや義足のモデルをはじめ、知的障害のある人や性的少数者も加わって歌や踊りのショーを展開した。

 全国から集まったデザインチームがユニークなバリアフリー作品を発表。はるなさんもデザイナーやモデル、ダンサーとしてフル出演した。

 会場では、障害を持つ人らを対象に、ネイルアートやヘアアレンジ、メークの無料体験コーナーをワークショップとして開催。司会の山本さんと大西さんは「“障害があっても格好いい”から、今日のショーで“障害があるから格好いい”まできた」と満足げだった。

 発案者のはるなさんは「こんなに皆が力を合わせて楽しんでいるファッションショーは初めて」と笑顔。押切さんも「会場とステージの一体感が素晴らしかった」と感動していた。

 この模様の放送は、10月4日と11日の2回に分けて放映される。

はるな愛さん(右)をはじめとする性的少数者らによる踊りのパフォーマンス

2015年9月13日    大阪日日新聞



新たに個人情報561人分が流出 堺市の名簿流出問題

2015年09月15日 01時17分47秒 | 障害者の自立

 堺市の外郭団体の名簿などがネット上に流出した問題で、市は13日、新たに最大561人分の有権者らの個人情報が流出したと発表した。同市の課長補佐(59)が誤ってデータを閲覧可能なレンタルサーバーに移したことが原因という。また、市内の全有権者約68万人の個人情報を持ち出していたことも判明したが、閲覧用サーバーに移しておらず、流出の恐れはないとしている。

 市によると、課長補佐は2006~11年度、北区の選挙管理委員会で選挙システムなどを担当。この間、個人的に新たな選挙システムを開発しようと試み、開発用のデータとして様々な個人情報を個人パソコンに移していた。

 今回、新たに流出が判明した個人情報は①11年の大阪府知事選で郵便による不在者投票の対象者だった北区の身体障害者ら125人分の氏名、生年月日、障害者手帳の番号、障害名など②北区の最大393人分の指定病院の不在者投票者の氏名――など。

 今月12日夜、「堺市の個人情報流出、公式発表されていない新事実発覚」とネット上に流れて発覚。いずれも個人情報の部分はマスキングされ、読み取れないようにしていた。

 今月5日、市外郭団体の関係者約1千人分の個人情報がネット上に流出し、課長補佐は自分が持ち出した情報が漏れたことを認めたが、今回流出したデータを持ち出していたことは話していなかった。

 市によると、課長補佐はこれら個人情報を閲覧用サーバーに誤って移し、今年4~6月の間、第三者が閲覧できる状態にあった。6月にサーバー内の全データを、7月に私有パソコンのデータを消去しており、市が流出データの全容把握のため復旧を急いでいる。

 課長補佐は「事の重大性を痛感している」と話しているという。竹山修身市長は「本事案の原因を徹底的に究明し、再発防止に全力をあげて取り組む」とのコメントを出した。

2015年9月13日     朝日新聞デジタル

 

盲目女性濁流恐怖語る 聞こえるのは迫り来る水の音

2015年09月15日 01時12分21秒 | 障害者の自立

 鬼怒川の堤防決壊で、迫りくる濁流の音におびえながら自衛隊のヘリコプターに救出された盲目の女性がいる。避難所に持ってきたラジオは電波が入らず、状況を知るには周囲の会話に耳を澄ますしかない。寄り添う夫も弱視で、手足に障害がある。不便な生活を強いられながらも「生きているだけで十分」と笑顔を絶やさない。

 茨城県常総市三坂町の斉藤純子さん(61)。先天性の網膜色素変性症で、19歳で指圧師の資格を取ったが、33歳の時に視力をほぼ失った。その5年後、夫哲雄さん(66)と結婚した。

 ゴーッ。10日昼すぎ、降り続く雨とは明らかに違う音がした。「洪水だ」。直後に夫の声がして、2階に逃げる。「(水が)床下まで」「階段も」。様子を尋ねるたびに状況は悪化していった。ヘリの音が聞こえた。哲雄さんは白杖にTシャツを巻き付け、窓から無我夢中で振った。他の人が救出されるたびに音が遠ざかる。「気付いていないのか」。恐怖は増したが、あきらめなかった。

 そのうち、ワイヤにつながれた自衛隊員が降りてきた。「死にたくない」。純子さんは必死にしがみついた。その後のことはよく覚えていないという。避難先の石下総合体育館は、自宅と違いトイレや段差の位置が分からない。「これからどうなるのか」。初日の夜は一睡もできなかった。

 白杖は救助の際に投げ捨て、障害者手帳も置き忘れた。体育館にテレビはなく、持参したラジオもなぜか電波が入らない。情報を得るには周りの話を聞くしかない。「みんな大変なのに新聞を読んでとは頼みにくいよね」。2日間、夫婦で1枚の毛布にくるまった。

 それでも夫婦は笑顔を絶やさない。「あれこれ考えても仕方ないって割り切った。死ぬかと思ったのは東日本大震災に続いて2回目。慣れたのかな。人間って不思議だね」と純子さん。

 12日からはボランティアの手も回り始め、気分転換に外出したいと思えるようになった。「ここには着替えも食事もある。なにより生きているだけで十分だよ」と話した。

2015年9月14日   日刊スポーツ


福祉施設で勤務、増水した小川を点検中に流され…

2015年09月15日 01時04分47秒 | 障害者の自立

母親「優しい子だった」 日光市の佐藤悦史さん

 台風18号による大雨で排水作業中に流されて11日に亡くなった栃木県日光市の佐藤悦史(よしふみ)さん(25)。母親の裕子さん(54)は「優しくて、気遣いのできだった」と、声を詰まらせた。

 3人きょうだいの長男。大学で社会福祉を学び、日光市内の障害者福祉施設に就職した。「スーパーに寄ると必ず、『何か買うものある?』と連絡をくれた」(裕子さん)。東京にいる妹が病気になると、車を飛ばして駆けつけた。アイドルが好きで、コンサートを観に九州まで行くなど今時の若者らしい面もあった。

 社会福祉士の免許を取得するなど仕事に打ち込み、充実した日々を過ごしていた。事故当日の10日も「じゃあ、行ってくる」。大雨の中をいつも通り出勤したが、勤務先の近くを流れる小川が増水、点検中に配水管に落ちた。約1時間後に救助されたが、意識不明の状態が続いた。

 家族全員で励まし続けたが、徐々に鼓動は弱まっていった。「最後は弟が『家は俺に任せろ』と大声で呼びかけて。きっと安心して旅立ったと思う」

 弔問に訪れた勤め先の同僚が、仕事中の悦史さんを撮影した写真を見せてくれた。「誇りを持ち、生き生きと働いていたのが分かった。職場を守ろうとして亡くなるなんて、優しいあの子らしい最後だったのかも」。目を真っ赤に腫らし、つぶやいた。

佐藤悦史さん=今年8月、施設のイベントで(家族提供)

2015.9.13     産経ニュース


室蘭のふれあいまつりで障がい者の社会参加支援

2015年09月15日 00時58分27秒 | 障害者の自立

 むろらん障害者デー記念行事「第27回ふれあいまつり」(同実行委員会主催)が13日、入江町の室蘭港フェリーふ頭ターミナルビルで行われ、地域住民は障がい者団体が実施する取り組みに理解を深めた。 

 1989年(平成元年)から、室蘭市では9月の第2日曜日を「むろらん障害者デー」と位置付けている。地域社会で支え合う「ノーマライゼーション」理念の普及と障がい者の社会参加につなげることを目的に同イベントを開催。

 同ビル1階では、各団体の発表が行われた。オープニングでたまねぎカルテットがバンド演奏を披露したほか、室蘭聴力障がい者協会などによる手話コーラスなどが行われた。物販・展示コーナーでは、NPO法人室蘭市手をつなぐ育成会や室蘭身体障がい者福祉協会など約20団体がパンや弁当、手芸品などを販売。来場者は、お気に入りの品を選び買い求めていた。

 このほか、手話・点字・ガイドヘルパー体験や商品券が当たるふれあい抽選会なども行われ、会場には大きな歓声が広がっていた。

【写真=物販・展示コーナーに多くの来場者が詰め掛けお気に入りの品を買い求めた】

2015年9月14日    室蘭民報