ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者作業所を支援

2015年09月18日 01時57分32秒 | 障害者の自立

 古本の選別、清掃を障害者に依頼する障害者就労支援事業に、すすき野連合自治会(依藤守男会長)が協力している。同事業は、横浜市資源リサイクル事業協同組合=神奈川区=による試みで、自治会で回収された古本をあざみ野南の障害者地域作業所・田園工芸が選別、清掃し、作業費が支払われる仕組み。

 昨年初めて試験的に嶮山自治会で実施され、今回はすすき野連合自治会にエリアを広げて行われた。同地区では、4月から6月に古本8千冊以上を回収。その後、作業所の利用者たちが書籍番号の有無の確認や、から拭きなどを実施した。

 買い取り可能だった5612冊は、(株)バリューブックスと県古書籍商業協同組合が買い取り、残りの1部はバリューブックスにより病院等に寄付、それ以外はリサイクル処理される。

 8月27日に同作業所で依藤会長から作業費が手渡されると、古谷千穂施設長は「地域の方の協力に応えられて嬉しい」と話した。依藤会長は「この取り組みが他の地域や作業所にも広がっていけば」と話している。

依藤会長(中央)らから作業費を受け取る古谷施設長

2015年9月17日    タウンニュース


障がい者スポーツ、支援探る 10月6日有楽町でシンポ

2015年09月18日 01時43分23秒 | 障害者の自立

 障害者スポーツの支援を考えるシンポジウム「支えあい、輪を広げよう」(朝日新聞社主催)が10月6日、千代田区有楽町朝日ホールで開かれる。

 パネルディスカッションには、元陸上選手で義足開発に取り組む為末大さん、普及活動に携わる元車いすバスケットボール日本代表の根木慎志さん、アテネ五輪競泳金メダリスト柴田亜衣さんが登場。現場で求められる支援や、スポーツを通じて健常者と障害者の「共生」を実現する方法について語り合う。

 基調講演にあたる「トップインタビュー」では、日本障がい者スポーツ協会の鳥原光憲会長が競技環境を取り巻く課題やビジョンを語る。支援に力を入れる三菱商事などによる活動報告もある。

 午後1時半から。定員600人。参加無料。申し込みは9月22日までにウェブ(http://www.asahi.com/e-post/)のほか、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、参加人数を明記のうえ、はがき(〒104・8665東京・晴海郵便局私書箱303号 朝日新聞社広告局・障がい者スポーツシンポジウム係)かファクス(03・5972・6634、同係と明記)で。多数の場合は抽選。問い合わせは事務局(03・6278・7670、平日午前10時~午後5時)。

写真・図版      写真・図版写真・図版

為末大さん                                    木慎志さん                                                  柴田亜衣さん

2015年9月17日     朝日新聞デジタル

 

50社参加、情報交換 県南地区障がい者 北上で就職相談会

2015年09月18日 01時36分43秒 | 障害者の自立

 花巻、北上、水沢、一関の各公共職業安定所と岩手労働局が主催する2015年度県南地区障がい者就職相談会は16日、北上市川岸のホテルシティプラザ北上で開かれた。就職につなげようと障害を持った希望者が参加企業の担当者と面談し、情報交換した。

 同市と奥州市で交互に開催しており、23回目。就職希望者244人が来場し、企業側は50社が参加した。ともに14年より少なく、来場者は55人、企業は18社下回った。内訳は製造が17社と最も多く、次いで医療・福祉が9社、小売りが8社など。

 開会に先立ち、北上職安の佐藤昭彦所長が「最近は有効求人倍率がリーマン・ショック以前の水準に回復している。企業の雇用上の配慮について聞き、自分の得意なことをアピールし採用に結び付くことを願っている」とあいさつした。参加者は各企業のブースを回り、仕事の内容や待遇、自身にできることを伝えていた。

 一関市から参加した男性(49)は「10年近く参加しているが、地区により企業の数に差がある。新しい仕事を見つけなければ」と話していた。

 民間企業の障害者法定雇用率は2・0%で、対象企業の規模は従業員50人以上。岩手労働局によると、14年6月1日現在の県内の民間企業の雇用障害者数は2654・5人で、前年同期より57・5人増加し過去最多となった。障害者の雇用率は1・93%と全国平均を0・11%上回った。

 北上職安の藤井崇統括職業指導官は「今年も幅広い企業・業種から多数が集まり、協力的でありがたい。有効求人倍率の高まりで健常者は再就職がしやすい状況だが、障害者にはその波が及んでいない。多くの人に就職してほしいし、企業も1人雇用すれば法定雇用率を達成できるところが多い」と現状を語った。

県南地区障がい者就職相談会で企業の担当者と面談する参加者

(9/17)    岩手日日新聞