ゴエモンのつぶやき

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子ども100人の視力回復に貢献 岡山の基金、途上国に手術費

2019年01月02日 17時07分46秒 | 障害者の自立

 アジアの発展途上国で目が不自由な子どもたちの視力回復に貢献するNPO法人がある。元岡山県立岡山盲学校教頭の竹内昌彦さん(73)=岡山市=が理事長を務めるヒカリカナタ基金(同市北区大元上町)。小児白内障治療のための手術費を送ることで、これまでモンゴルとキルギス、ミャンマーの計約100人が視力回復を果たしており、「自分の目で世界を見させてあげたい」と千人を目標に活動を続ける計画だ。

 自身も全盲の竹内さんは2011年からアジアの視覚障害者への支援に取り組み、モンゴルとキルギスで職業訓練校などを整備してきた。その過程で、手術をすれば視力が回復できるのに貧困によって手術を受けられない人が多いことを知り、支援を始めた。

 16年以降、モンゴルで3人、キルギスで86人の手術に尽力。2018年10月にはミャンマーで8人の子どもが視力を取り戻した。1人当たり3万~5万円を要する手術費は、趣旨に賛同した会員約400人の会費や竹内さんの講演会の出演料などで賄っている。

 ただ、現地では子どもの障害を隠したがる家庭が少なくないため、小児白内障患者の把握は難しいという。そのため、竹内さんらは手術前に何度も足を運んで子どもの調査をしたり、手術を行う医療機関に協力を依頼したりしている。

 18年にはネパールでも調査を始め、今後はカンボジアやラオスにも活動を広げる予定。竹内さんは「子どもの親族から涙ながらに伝えられる感謝の言葉が忘れられない。多くの子どもに光を届けるため活動を応援してほしい」と話している。

 賛助会員などの問い合わせは事務局(086―242―3535)。

 

 ヒカリカナタ基金の支援で手術を行い、視力を取り戻したミャンマーの子どもたち(前列)


23歳で50億円調達「自動運転トラック」で米国を変える起業家

2019年01月02日 16時57分15秒 | 障害者の自立

2018年2月、米国の西海岸から東海岸まで約3800キロの道のりを、自動運転トラックが走破して話題となった──。そのトラックを生み出したスタートアップ企業が「Embark Trucks」だ。

Embarkの共同創業者でCEOのアレックス・ロドリゲスは現在23歳。カナダのアルバータ州出身の彼は、まだ中学生だった2009年にMuffinという名のロボットを製作し、ロボットコンテストで賞を受賞した。Muffinがこなすタスクは、カナダの国民的スポーツであるアイスホッケーのパック(硬質ゴム製の円盤)を片づけるというものだった。

ロボット界の神童と呼ばれるロドリゲスが創業したEmbarkは現在、サンフランシスコに本拠を構え、独自の自動運転ソフトを搭載した18台のトラックを運行している。Embarkの特徴はハイウェーを走行するトラックの自動運転に特化している点だ。

「他の自動運転テクノロジーを手がける企業と比較すると、ハイウェーに特化することで、システムをシンプルにできる。ラストワンマイルの運転を人間のドライバーに任せることで、安全性の問題も克服できる」とロドリゲスは話す。

Embarkは累計4700万ドル(約53億円)の資金をセコイアキャピタルなどから調達している。ロドリゲスは同社のCTOを務める、同じく23歳のブランドン・モックと共に、フォーブスの「30アンダー30」に選出された。

アルファベット傘下のウェイモや、GMのクルーズが混雑した都市部にロボットタクシーを導入しようとしているのとは対照的に、Embarkの車両はハイウェーの走行に特化している。都市部とは違い、ハイウェー上では歩行者やバイクのような障害物に遭遇する可能性は低い。

米国の好景気とEコマースブームは、米国のトラック輸送業界の年間売上を7000億ドル(約80兆円)規模にまで押し上げた。一方で、長距離トラック業界は人手不足にあえいでおり、2017年だけで5万名のドライバーが不足していたという。

ロドリゲスはカナダのテック系大学として有名なウォータールー大学に進み、そこで知り合ったのが現CTOのモックだった。20歳で二人はシリコンバレーに旅に出て、クルーズオートメーションの創業者であるKyle Vogtと出会った。Vogtもロドリゲスらと同じ、ロボット界の天才としてのキャリアを積み重ねてきた人物だ。

大学を中退し独自のスタートアップを起業

しかし、Vogtからの「クルーズオートメーションに入らないか」という誘いをロドリゲスたちは断った。

「彼から、スタートアップの仕事がいかに魅力的かを聞かされ、大学を辞めてクルーズで働くように説得された」とロドリゲスは語る。「でも、Vogtからの2つの提案のうちの1つを、僕らは実行に移したんだ」

ウォータールー大学の卒業を目前にひかえた二人は、大学を中退し、彼らのスタートアップであるEmbarkを創業した。

Embarkは現在、18台の自動運転トラックをフェニックスとロサンゼルス間で走らせている。売上はまだ少ない額ではあるが、顧客には大手家電メーカーのエレクトロラックス(Electrolux)らもいる。

ロドリゲスは米国西海岸と東海岸をつなぐサービスを早期に立ち上げようとしている。また、独自の自動運転テクノロジーを搭載したトラックを100台規模にまで増加させる計画だ。次回の資金調達ラウンドに向けた戦略も練っている。

Embarkが掲げる究極のゴールは、自社で大量の車両を生み出すことではなく、トラック輸送業界にテクノロジーをライセンス提供することだとロドリゲスは話した。

「トラック輸送は米国経済の中心を担っている。トラックで運ばれる物資は、この国の製品の7割を超えている」と彼は続けた。「トラック輸送分野を進歩させることは、とても大きな意味を持つことだ」

2019/01/02        Forbes JAPAN


箱根駅伝、先導する白バイ隊員は“特殊任務”…超エリートのみが挑む難易度最高水準&過酷な任務

2019年01月02日 16時27分48秒 | 障害者の自立

駅伝やマラソンに欠かせないのが白バイ先導である。
 なかでも1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)の先導は白バイ隊員の憧れといわれている。特に先頭ランナーの先導は、希望者が多いため一生に一度しか味わえない「花形の舞台」となる。そんな白バイ先導の知られざる秘密に迫ってみよう。

トイレに行けず、鼻もかめない白バイ隊員

 駅伝やマラソンの各種大会は道路を封鎖するため、赤色灯を点灯させて先導する警察車両が必要となる。パトカーではテレビ中継の邪魔になるため、白バイが先導役を果たすことになる。

 その任務を負う白バイ隊員は、非常に大きな緊張を強いられる立場だ。バックミラーで選手が怪我をせずに走っているかを確認しつつ、沿道の観客の動きにも注意を払わなければならない。また、前方との距離も適度に取る必要があるため、四方八方に目と気を配る。沿道の幟や小旗が邪魔な場合、マイクを使って注意を促すこともある。

 特に、ランナーとの距離の取り方は重要だ。選手の速度に合わせて、バックミラーで確認しながら15~20mほどの間隔を保つ。時速は通常20kmほどで、ペースアップすると30kmほどになることもあるという。

 2区の権太坂は上り坂なので選手のスピードは落ちると思いがちだが、ここでペースアップするランナーもいるため、その場合は白バイも速度を上げなければならない。ここでは、前のバイクとの間隔が詰まらないように注意しなければならない。

 途中でトイレに行くことはできないため、白バイ隊員は前日から水分を控える。朝から何も飲まないので「新年に乾杯!」というわけにはいかないのだ。また、ときには鼻がかゆくなることもあるそうだが、片手運転などできないため、これも我慢を強いられる。もちろん鼻水をふくこともできないので、風邪をひかないように普段から注意しなければならない。まさに、通常の交通取り締まりとは異なる特別任務なのである。

箱根駅伝の先導白バイ隊員は超エリート


 箱根駅伝は東京・大手町から箱根・芦ノ湖を往復するため、先導も警視庁から神奈川県警に切り替わる。ランナーの安全を確保する白バイの総台数は、各ランナー(集団)の先導のほか、復路での繰り上げスタート先導、コース警備の先導などを含めると、神奈川県警だけで150台ほどになる。

 1区も終わりに近づく六郷橋で警視庁からタスキをつながれる神奈川県警には、箱根駅伝の先導を夢見て白バイ隊員になる警察官が少なくない。そんな神奈川県警は「全国白バイ安全運転競技大会」の団体第1部で2015、16年と連覇しており、17、18年は2位と、毎年好成績を残している。

 競技はパイロンの間を走るバランス走行、オフロードバイクで障害物の上を走るトライアル走行、土の悪路を走る不整地走行(モトクロス)、曲線コースを走る傾斜走行の4種目で競われる。ウィリー走行やブレーキターンなどを軽くこなす彼らは、3分という競技時間のために1年間、毎日のように技術を磨いている。つまり、運転技術と安全性が非常に高いエリート中のエリートなのである。

 箱根駅伝の先頭先導は、この競技会において優秀な成績を収めた隊員が指名される。19年は、個人競技の部で優勝を果たした神奈川県警の中村賢史さん(バランス走行1位、不整地走行2位)が務めるのではないかと思われる。

 青山学院大学の5連覇なるかが注目されているが、今年の箱根駅伝では、先導する白バイのもうひとつのドラマにも目を向けてみてはいかがだろうか。

Business Journal   (文=小川隆行/フリーライター)

 


『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 空気を読まない主人公が魅力的

2019年01月02日 16時11分39秒 | 障害者の自立

(C)2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会

 山田太一脚本のドラマ『男たちの旅路』の中に「車輪の一歩」という回がある。放送は1979年で、他人に迷惑をかけるな!という当時無条件に信奉されていた価値観に一石を投じ、障害者も生きやすい社会にするためには、もっと外へ出て他人に迷惑をかけ続けるべきだと説く物語だった。本作は、それを地で行く実話の映画化で、しかも笑いを盛り込んでいる。

 札幌在住の鹿野靖明は、11歳の時に進行性筋ジストロフィーと診断され、他人の助けがないと生きていけなかったが、自ら介護のボランティアを集めて風変わりな自立生活を送っていた。そんな身体は不自由なのに心は自由でワガママ放題の主人公が、周囲を振り回しながらも夢や希望を与えていく話だ。とにかく、一切空気を読まない(読めない?)鹿野のキャラクターが魅力的で、しかも、「車輪の一歩」の頃にはまだ斬新だった主題も、誰もが生きやすい社会の多様性が叫ばれる今の時代なら広く受け入れられそう。

 監督は、職人肌の前田哲。これまでにも『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー』など命と向き合う実話の映画化を手掛けてきているだけに、手際は確か。特に、一度は手術で声を失った鹿野が再びしゃべれるようになるシーンは、職人技を超えた演出の冴えを見せる。個人的には、もっとコメディーに寄せてほしかったが、ベタな話を笑いが適度に中和して、嫌味なく泣ける感動作だ。

2019/1/1       株式会社全国新聞ネット


この街、僕らの原点 夢の路上ライブ(その2止) ゆずから始まり「聖地」今も愛され 

2019年01月02日 15時16分06秒 | 障害者の自立

 いきものがかりは1999年11月3日、路上でスタートラインに立った。厚木高校の2年生だった水野良樹さんと山下穂尊さんがギターを弾き、海老名高校に通っていた一つ年下の吉岡聖恵さんが歌った。

 活動場所は主に小田急本厚木駅(厚木市)だった。都心から電車で1時間弱、富士山を望むベッドタウンにある駅には、平成の始まりと共に音楽スタジオやライブハウスを備えた複合型施設「厚木FUZZY」がオープン。バンドマンが日夜集った。海老名、厚木出身の3人は、ここをはじめ、海老名、相模大野など沿線の駅を中心に路上ライブを繰り返した。

「初めて路上で彼女の歌を聴いた時、涙が出たんです」。(続きが有料の為ここまでです  。申し訳ありません。)

毎日新聞       2019年1月1日