視覚、聴覚障害者のための国立大、筑波技術大(茨城県つくば市)が来年4月、国内で初めて視覚、聴覚障害者向けの大学院を設置することが分かった。筑波技術大は30日午後に記者会見を開き正式に発表する。
同大学によると、聴覚障害者を対象とした大学院は米国のギャローデット大などが設置しているが「視覚、聴覚障害者の両方を対象とした大学院は世界でも珍しい」という。
大学院に置かれるのは技術科学研究科で修士課程のみ。聴覚障害者だけを対象とし情報科学などを扱う「産業技術学専攻」(入学定員4人)と、視覚障害者だけを対象とし、はり・きゅうや理学療法学などを専門とする「保健科学専攻」(同3人)の二つのコースからなる。授業では障害の性質や程度に応じて手話や点字、拡大文字などを取り入れる方針。
入学資格は同大学の学士取得者のほか、社会人や他大学の学士を取得し視覚、聴覚障害がある人で、選考には筆記試験や面接などがある。同大学は12月初旬までに募集要項を作成する予定。
同大学によると、聴覚障害者を対象とした大学院は米国のギャローデット大などが設置しているが「視覚、聴覚障害者の両方を対象とした大学院は世界でも珍しい」という。
大学院に置かれるのは技術科学研究科で修士課程のみ。聴覚障害者だけを対象とし情報科学などを扱う「産業技術学専攻」(入学定員4人)と、視覚障害者だけを対象とし、はり・きゅうや理学療法学などを専門とする「保健科学専攻」(同3人)の二つのコースからなる。授業では障害の性質や程度に応じて手話や点字、拡大文字などを取り入れる方針。
入学資格は同大学の学士取得者のほか、社会人や他大学の学士を取得し視覚、聴覚障害がある人で、選考には筆記試験や面接などがある。同大学は12月初旬までに募集要項を作成する予定。