枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

小つち・三隣亡・如月

2025年03月10日 | Weblog

 時代を往けるなら過去へと思うが、平安は宮中のしきたりに窮屈を覚えるし江戸時代は身分の階級厳しい。平民であろうと自覚も、薬草中心の暮らしならと興味が深い。生きていく術のこと、どの時代であろうと困難は必須。

 過去へも未来であろうと、命を与えてのことに抗わず逝く使命を全う也。小説に書かれての主役は、今を生きる躊躇しながらも賢明さ失わず悩むことあれど立ち止まらず。数々の物語、書き手に縁りしや読み方にも雲泥の差。

 水上勉・土を喰らう日々は、文庫で読み映画を観に行き先日DVDを注文したもの。中井貴一・記憶にございませんがなく、金券内で納めるのに選んだ。時に思うが何故、洋画より邦画は価格安くないの?田舎は不便極まる。

 仕事を辞めては、書籍は図書館利用と出費は押さえて久々のこと。檀ふみさんが出演され住職の娘として梅干しを持参する件、あの酸っぱさを想い祖母を偲んだ。画像の素晴らしさは云うに及ばず、あらゆるシーン胸が篤く。

 創作の原点は、誰にも書かれない自らの言霊と意識が深い。うつくしいとの表現・風のさまや雨の降り方に、聴こえてくるもの也。ひらがなで綴り漢字での記載等、想いの丈が籠められ文章は感性しなやかに纏まりゆくかな。

 個人の好む読物、異なるが所以に愉しみたく図書館へと出向く。童話や絵本は子どもだけが読む物でなく、ささくれた大人の心にこそ必要不可欠。新しい書籍、これまでに出版された書物にも心を捉えること多くあるとも。

 我はロボット・南総里見八犬伝・森のかくれんぼう・誰も知らない小さい国・藁1本の革命・旧暦と暮らす・天空の舟・孤宿の人・星まんだら・百億の昼と千億の夜、限なくある中を何れもわたくしの宝物。

コメント (3)
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