冬の文芸*晩秋を含む🍂短歌*蛾(ガ)、今年の漢字、年末ほか(11/9〜12/24)
( 乱舞する公園の枯葉たち12/19 )
🍂これ以上薄くできないこれ以上
何と言う蛾か知らないけれど
※11/9 散歩から帰って 自転車をしまっていると 門扉の壁に 何かがへばりついている よく見たら 蛾(が)のようだ 身をとても薄くして 壁にしっかとへばり付いている
🍂「酷」と言う今年の漢字浮かび来る
暮らしや世情自然災害
※12/23 新型コロナ禍や地域紛争などでの世界的な経済不況と半端ないインフレ、そして それに追い打ちをかける地球温暖化による各種の自然災害は 前例のない規模や程度で 人や動植物に 容赦なく襲いかかる そして その負担や被害は 取り分け弱い立場の人や動植物に 強く現れる 「酷」な立場の人や物は 社会や自然に対して 牙を剥く(むく)
中国で、日本で、アメリカやドイツなどで 無差別の殺傷強盗事件が頻発したり 山や河川、耕作地や宅地、市街地などが 損壊される 来年は「癒(し)」になればと願うが‥
🍂弱りゆく我が心身を労(いたわ)って
老身二人寒き道行く
※12/23 老身の私は 古稀をとうに過ぎて 老妻も 今秋「古稀」の仲間入りをした 年金暮らしも 10年を越して 年毎に暮らしは 厳しくなり 心身も 徐々に弱ってきている それでも 2人の娘たちの住まいは 遠地で直ぐには頼れない だから 私ら老夫婦は 愛猫を「鎹(かすがい)」に 互いに労りながら 時には「諍い(いさかい)」ながら 日々の暮らしを積み上げてゆく 急速に酷暑から酷寒になった堤防道を 昨日も今日も 二人で 私らを待っている地域猫の世話に行く 弱りゆく心身を受け容れながら‥
🍂不揃いの赤や黄色の枯葉たち
トランポリンのごと舞い散りて
※12/22 今日訪れた公園で 周りの樹々が 寒風に揺さぶられて ようやく色づいた枯葉を手離している 赤や黄色の枯葉たちは あるものは空高く舞い上がり またあるものは 錐揉みしながら 公園の芝に舞い降りてゆく 太い葉っぱや細い葉っぱ 大小様々な枯葉が いろんなダンスを披露しながら その役目の終焉を迎えている
🍂大掃除日替わりでする小掃除を
今日はフロアを明日はトイレか
※12/22 体力気力減退の私ら老夫婦は 時間だけは 有り余って?いるので 年末は 負担を避けて 細切れの小掃除を 積み重ねていく 秋には 大窓を掃除しようねと話してたが しつこい酷暑に 急の初冬に やる気は怯(ひる)み とうとう年末まで延び延びになってしまった 今日は朝から 真っ青な冬晴れ! もしかして 遂に今日は 大窓の水拭きかな?
🍂年も暮れ臨時収入店に行く
ステーキと言う焼肉食べて
※12/23 姉からの謝金と S店のクーポン(千円割引)があり 気が太くなった?私らは 意気揚々と天ぷら&ステーキ定食を注文した 年寄りには 程々の分量で 美味しかったが 肉大好きのカミさんは「ステーキがね!あれじゃあ、焼肉だったね😅」と 笑って曰う 私も「なんちゃってステーキかね?」と応えて言う でも 老人には食べやすい薄さと量だったかな