ロウバイ(蝋梅)とろうばい(狼狽)(その1)
( ある民家の庭に咲く蝋梅の花 1/16 )
我が家の梅より先に
ロウバイの花が咲き出した
昨日(15) 妻と 地域猫の世話で
いつものルートを歩いていて
妻が「あら、何だかいい匂いがする」
と 辺りを見回して
「これは蝋梅の花よね」と言う
そういえばこの辺りでは
確かF さんの庭に植えてあったな
と 私は思い出したが 先日
蝋梅の木を見回してわからなかった
この頃 枯れてしまったのかもと
思っていたが それは私の勘違いで
その蝋梅は 右でなく左側にあって
正に今 その花は満開であった
次の日(16日) の昼過ぎに訪ねると
甘い香りが漂って微かに匂ってくる
冬の寒さはまだまだ続くが
冬晴れの空は
微かに早春の趣が潜んでいて
時折り吹きつける弱い風にも
柔らかな陽の光と共に
早春の報せを忍ばせている‥
「冬は もう少しの辛抱ですよ」
「早春は もうすぐですよ」と
公園のベンチの私に囁きかける
ps 雪が舞う北陸や東北の地の春は
まだまだと思うが ここ熊本の地は
陽光や青空の光、そよ吹く風の中に
早春の気配を感じるようになった
来ない「明日の朝」はない
来ない「次の春」はない
いつか いつかきっと
明日や春は 誰にもやって来る
しかし 心身の心からの「春」は
一人だけの頑張りや努力では
なかなか訪れにくいだろう
家族や近隣の人、周囲の人の支援、
各自治体や企業、国や省庁などからの
関係機関の支援(人手や財政、インフラの復興・整備など)が必要である
能登半島の地理的な状況を考慮すれば
制約されることも多いようだが
だからこそ 人智を集めて
効果的な支援と復興を図らねばならないと思う(言うは易し行うは難しだと
分かっているが ニュースを見聞きして 多くの人が 支援の様子や進捗度を見て 支援に携わっている人たちが
ベストを尽くして 精一杯に対処しているのは重々承知の上で つい「隔掻痒の感」(もどかしさ)を抱いてしまうのではなかろうか)
これまでは 被災した各地域の特色や要件に応じた各種の支援と復興のあり方は 半島部においては まだ十分には検討立案されてこなかったのではないか
これからは 半島部で今回のような災害が起きた場合も想定して 日頃から
備えておくことは大事だと考える
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