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初夏の文芸 俳句と短歌 筍、薄暑など

2021年06月13日 00時02分00秒 | Weblog

初夏の文芸 俳句、短歌

( 河川敷の草木や空の雲 5/13  )

細き茎スズメ止まりて昼薄暑  

          清風)

 ※5/8 河川敷にて 野草の茎にとまる雀

  昼薄暑は「ひるはくしょ」と読む

 初夏の風に吹かれて揺れて スズメは

 小さくて実に身軽だと思う


点灯を忘れて食べる夕薄暑

 ※五月になって 西側の窓から 

結構きつめの夕陽が差し込んで来る 

だから 灯も付けずに食べ出すが 

後になって 手元が少し暗くて 

部屋の明かり付けを忘れていたことに

老夫婦は気づくのだった(※ 5/8 )


上着脱ぐ歩数も増えて薄暑かな

 ※5/8  初めは涼しくても

歩き出すと 汗ばむ位になる薄暑だ


草叢を跳び出す先に夏の虫

 ※5/8 散歩中に 土手の草叢から

バッタ達が 草むらから次々に飛び出す

野道の先を見ると バッタの姿が在る

これから晩秋までの長い付き合いになる

ただの「虫」は 秋の季語だから

「(初夏)夏の虫」とした


曇り空雀隠れの中を行く

 ※5/8 雀が隠れるくらいの草丈の野原を

一人散歩で 黙々と進む

時折 スズメなどの鳥や、虫たちが

驚いたように飛び立って行く


筍の皮に梅の葉挟み端から吸えば

口は窄み(すぼみ)て  

            白川の蛙 

 ※ 今日のNHKらじ句会の兼題は

  「筍(たけのこ)」だった

  私は  今年も田舎の筍を思いだす      

       昨夜 クラウドのフォトの点検と

整理をしていて 実家や両親の画像が

出てきて 懐かしかった

上の句は 少年時代の思い出だ

正直 甘くも旨くもなかったが

期間限定の珍しいオヤツだった

竹の種類は 真竹だったと思う


川風に上着を羽織る麦の秋

            清風

 ※ 初夏とはいえ 木陰などで佇むと

ひんやりしてくるので上着を羽織る


連れ立ちて友と掘り取る筍よ

            清風

 ※ ゴールデンウィークの頃

かつての同僚のOさんが 

何回か私を誘って 近くの山で

タケノコ掘りをしたのも懐かしい         

親竹は 太い。孟宗竹?のようだ

毎年 袋二、三枚分採っていた

(その山林の所有者の許可を得て

 掘っていた)


nhkラジオ文芸「俳句」を聞いて

  2021.5.8 11:05

ps 2021.5.8  5.25 草稿 6.12 推敲


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