哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

スタンドマイク -池袋演芸場 五月中席-

2017-05-18 23:41:21 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
突然休みになったんで「寄席でも行くかぁ…」と、池袋演芸場五月中席昼の部から…。

今回も最前列で池袋演芸場ならではの「ライブ感」を味わいつつ楽しみます。演者とともにここでは一体感を楽しまないとおもしろくありません。

(でも最前列は演者が目の前ですから気を抜けませんし、アクビもできません。またある程度感度よく笑いを飛ばさないと観客側の雰囲気ぶち壊しますから、変な“使命感”があります)

(ご褒美に奇術でキャンディーもらったり、紙切りでお題を出しやすいなんてことありますがね)

  【紙切りの林家正楽師匠から頂戴しました。】

今日は「子ほめ」「家見舞い」「湯屋番」「お菊の皿」「千早ふる」「猫の災難(客席からのリクエスト?)」「粗忽長屋」「お直し」「紙入れ」…

そんな中で漫才の「ホームラン」さんと「ホンキートンク」さんがどちらも勢い合って演芸場内の反応・雰囲気と相まって「しゃべくり」がおもしろいですね。

「ホームラン」さんの時にネタでスタンドマイクが…、池袋演芸場はほかの寄席と違って集音マイクなんで、マイクがなくてもよいのですが、漫才は目の前にスタンドマイクがないと、どうもバツが悪いようです。

そこで漫才なんかの時はダミーのスタンドマイクが演台に用意されます。

実際マイクに向かってしゃべらないと漫才の掛け合いの雰囲気がでないようで、夜の部に登場の林家ペーさんも(今日も自分の唄1曲を披露)ダミーのマイクを手に取ってしゃべっていました。

 

最前列にいると、話、しゃべりとともにちょっとしたしぐさや演者が醸し出す雰囲気まで伝わってきます。

今日の池袋演芸場もライブ感をたっぷり味わった1席となりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする