先日、ある人から聞いた話
茨城県のいわき市に仕事で行って、その地域の人から聞いた話で、原発事故からの避難者が多くがいわき市に移住しているとの事
ところが移住してきて安定した生活をするために職につくと思いきや、多額の賠償給付金でうるおい、職に就くと補償が受けられなくなるので働かず、
金を湯水のごとく使う裕福な、まるで「中毒患者」のような金満生活を送っているそうだ。まっとうな生活をしている地元の人との「補償格差」が軋轢のように生じているとの事。
あの地震、そしてあの原発事故というと、「家を奪われ」「生活できず」「生活の糧がなくなり」ただただ悲惨な状況がクローズアップされ、
数年経つ今でも「復興」とか「支援」とかの言葉が飛び交って、なにかにつけ“それ”に抱き合わせて物事をすすめようとする機運がはびこっている。
そこには一種の「聖域」「タブー」「触れてはいけない」「触っちゃいけない」「見て見ぬふり」みたいなものが存在していて、それが今となってはこんな事態をが巻き起こしているのだ。
当事者でなくてはわからない心情や苦労、苦しみが当然そこにはあるのだろうが、このような措置をほったらかしにして、見て見ぬふりしていいのだろうか。
権力ある立場から、この実態に対してなにか意見をしようものなら、まちがいなく「非難の嵐」となり地位も揺らぎかねなくなり、だれもが「声」「意見」を出すことに躊躇してしまうのが実態。
でも表には出てこないが、現地からもこの現状を危惧する声が出ていることは事実であり、この状況をただす方向に向かわなければならないと思う。
2018年東京電力は賠償金の打ち切りを表明しているようだが、はたして一部の「金満中毒被害者」の同意を獲得することができるかどうか…
本当の被害者側の実態を実は知っていたマスコミの責任も重いものである、ぜひこういった現状の改善をマスコミこそ訴えてゆくべきであると思う。
このような状況は、ごく一部の人だけの話で、多くの避難者は違うのかもしれない。まちがった情報が錯綜しひとり歩きする風潮にただ流されているだけかもしれないからだ。
でもそんな“うわさ”“逸話”が伝え伝わってくるからには、なにか現地でしかわからない現状というものが存在しているのは確かだと思う。
今回の件に対して現状を知らない、ほとんど関係のない第三者である自分が意見を持つことがどうかとは思いますが、いきなり“目の覚めるような”話を人から聞いてしまったものだから
その憤りを意見として書き上げなければ自分に対して納得できず、このような次第となりました。
以上はあくまでも「私感」であり、避難者の方にはその長年のご苦労を思い、ねぎらわせていただきます。
茨城県のいわき市に仕事で行って、その地域の人から聞いた話で、原発事故からの避難者が多くがいわき市に移住しているとの事
ところが移住してきて安定した生活をするために職につくと思いきや、多額の賠償給付金でうるおい、職に就くと補償が受けられなくなるので働かず、
金を湯水のごとく使う裕福な、まるで「中毒患者」のような金満生活を送っているそうだ。まっとうな生活をしている地元の人との「補償格差」が軋轢のように生じているとの事。
あの地震、そしてあの原発事故というと、「家を奪われ」「生活できず」「生活の糧がなくなり」ただただ悲惨な状況がクローズアップされ、
数年経つ今でも「復興」とか「支援」とかの言葉が飛び交って、なにかにつけ“それ”に抱き合わせて物事をすすめようとする機運がはびこっている。
そこには一種の「聖域」「タブー」「触れてはいけない」「触っちゃいけない」「見て見ぬふり」みたいなものが存在していて、それが今となってはこんな事態をが巻き起こしているのだ。
当事者でなくてはわからない心情や苦労、苦しみが当然そこにはあるのだろうが、このような措置をほったらかしにして、見て見ぬふりしていいのだろうか。
権力ある立場から、この実態に対してなにか意見をしようものなら、まちがいなく「非難の嵐」となり地位も揺らぎかねなくなり、だれもが「声」「意見」を出すことに躊躇してしまうのが実態。
でも表には出てこないが、現地からもこの現状を危惧する声が出ていることは事実であり、この状況をただす方向に向かわなければならないと思う。
2018年東京電力は賠償金の打ち切りを表明しているようだが、はたして一部の「金満中毒被害者」の同意を獲得することができるかどうか…
本当の被害者側の実態を実は知っていたマスコミの責任も重いものである、ぜひこういった現状の改善をマスコミこそ訴えてゆくべきであると思う。
このような状況は、ごく一部の人だけの話で、多くの避難者は違うのかもしれない。まちがった情報が錯綜しひとり歩きする風潮にただ流されているだけかもしれないからだ。
でもそんな“うわさ”“逸話”が伝え伝わってくるからには、なにか現地でしかわからない現状というものが存在しているのは確かだと思う。
今回の件に対して現状を知らない、ほとんど関係のない第三者である自分が意見を持つことがどうかとは思いますが、いきなり“目の覚めるような”話を人から聞いてしまったものだから
その憤りを意見として書き上げなければ自分に対して納得できず、このような次第となりました。
以上はあくまでも「私感」であり、避難者の方にはその長年のご苦労を思い、ねぎらわせていただきます。