そろそろ梅雨の季節だ。この時期になるとツユクサ(露草)を連想し、小椋佳のアルバム「道草」に入っている「雨の露草に似て」をよく聞く。 ”雨に濡れている露草の色が 紫陽花の花よりも 心に深くしみとおります…… …………手折って下さい 手折ってください 雨の日の露草に似て 淡く燃える私を手折って下さい” 朝に咲いた花が昼になるとしぼむことから朝露を連想させ、「露草」と名付けられたという説がある。英名のDayflowerも 同様だそうだ。以前は道端でよく見かけたが、最近余り見ない気がする。雑草という草はないというが、ツユクサは可憐だが、また、雑草として嫌われている植物でもある。
CD道草の挿絵