観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

能登牛

2013年09月03日 | 旅・風景・グルメ

これは、明治37年創業の肉屋の直営レストラン「てらおか風舎」で食したステーキ重


レストランてらおか風舎

使用している肉は、能登牛だそうだ。
旅行をしていると、全国至る所に○○牛と名付けられたブランド牛があることが分かる。このブランド牛どれくらいあるかについては、
但馬牛の肉屋さんのホームページにある全国の産地銘柄牛の一覧が詳しい。
能登牛の2012年度の能登牛出荷頭数は565頭と少なく、ほぼ石川県内でしか流通していないようだ。このため、石川県では、
美味しい能登牛を求める声に応えるため、年間1,000頭を供給できるように取り組んでいるらしい。
石川県庁の能登牛の公式ホームページを読んでいると、“肉質はきめ細やかく上品な脂が特徴です。牛肉のやわらかさや香りは
脂肪の中に含まれる「オレイン酸」の含有量で変わります。この値が高いほど、とろけるような食感が味わえるとされています。”
と書かれている。そして、能登牛は、このオレイン酸の含有量が最も多いようだ。
分厚いステーキを試していない(少々飽きるくらい食べたほうが、味の判断がシビアになると思う。)が、確かに柔らかく美味しかった。
どんな牛肉がいいのかこの美味しい牛肉についてに詳しく書かれていた。
また、牛肉の等級格付けについては、このページがよく分かる。
ところで、このオレイン酸だが、血液中の悪玉コレステロールを除き、動脈効果や心臓病、高血圧を予防することで注目されている。
また、胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、腸を滑らかにし便秘を予防、解消する、放射線の害を防ぐなどの効果も
あるようだ。このオレイン酸は、植物油やナッツ類など脂肪の多い食品の大半にふくまれており、特に豊富に含まれているのがオリーブ油。
それなら、能登牛とオリーブオイルドレッシングの野菜サラダを毎日食べればいいのかとなると、オイレン酸の過剰摂取はエネルギー過剰で
肥満を招くとある。何事も適度があるようだ。